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MIURA SPL. ZRX1200DAEG(KAWASAKI ZRX1200DAEG)

ゴールドカラーを軸に細部の使い勝手まで個性を投入

20230308 個人・三浦氏 ZRX1200DAEG 01

MIURA SPL. ZRX1200DAEG
(KAWASAKI ZRX1200DAEG)

取材協力:車両オーナー:三浦洋一さん
2023年 3月 08日
Z40周年記念限定カラーのライムグリーンも生かす

どんなコンセプトを立ててどのような手順で進めていくか……。カスタムには重要な要素だ。合わせて、どんなベース車両を選ぶのかという要素が大事になるケースもある。オーナー三浦さんのこのZRX1200DAEGは、そのベース選びにもポイントがあった1台だ。三浦さんはハーフカウル車、そしてカワサキ車に乗りたかったという考えを持っていた。そこからDAEGが選ばれた。

手に入れた車体はきれいなメタリックライムグリーン(名称はゴールデンブレイズドグリーン)が施されたもので、2013年の「Z生誕40周年記念 カワサキ正規取扱店特別仕様車」という300台限定モデル。この年がZ1登場40周年だったことからその流れにあるネイキッドのDAEGを選択、さらに“スーパーバイクレプリカ”Z1000R2(1983年)の登場30周年でそのラインパターンを投影したものでもあった。

そのライムグリーンの車体色を生かすこと。そして「ゴールドDAEG」にすること。これがコンセプトの大筋として立った。見ての通り、主要なパーツをゴールドで揃えていくことになるのだが、幸いにしてDAEG用には多くのゴールドカラーのパーツがあった。もうひとつ、ベースとなった限定車には前後ホイールやフロントブレーキキャリパーといったゴールドパーツが純正で備わっていた。加えるなら、純正装着されたオーリンズリヤショックの圧側減衰調整ダイヤルも限定車だけのゴールド仕様(市販されないもの)。

20230308 個人・三浦氏 ZRX1200DAEG 02

だからこの車体とのゴールドカラーのアフターパーツとのマッチングは問題ない。ホイールはマルケジーニ、キャリパーは同じブレンボながらアフターマーケット製品にし、ステップはベビーフェイス、さらにドライブチェーンもゴールドと選んで換えていく。フロントフォークもオーリンズ、ハンドルバーエンドやスイングアームのチェーンアジャスターもゴールド化した。メーカーで異なるアルマイトカラーの色味を揃えるなどの配慮が必要になるがそこもクリアした。

ハーフカウル車という要望は、DAEGのビキニカウルをフレームマウント化することで近しい状態を作り込む。メーターカバーやラジエーターシュラウドをカーボン化してアクセントとし、サイドスタンドのフック(足をかける箇所)も操作しやすく邪魔にならないようにと加工するなど、ルックスも使い勝手も考えてこの状態へと進んだ。

フルペイントされた他の車両を見ると自分も……と思うこともありますという三浦さんだが、大事にといじらなかった純正ライムグリーンは、ゴールドで揃えた車体側としっかりと対比できている。冒頭に挙げたような選択やコンセプト立案は、このような綺麗な仕上がりを生み出す。そんな例だと言える。

【 ザ・グッドルッキンバイク記事一覧はこちら!! 】

 

Detailed Description詳細説明

外装は2013年のDAEG限定車の純正カラーを尊重しつつ、Dr.SUDAマウントによってフロントカウルをフレームマウント化。ヘッドライトはKOITO製をマウントする。

メーターにはマジカルレーシング製カーボンカバーを加え、奥に置かれるのは外気温等のモニタ。写真のようにデータが点灯表示される。Z生誕40周年記念のエンブレムも見える。

フレームマウント化でカウル位置が前進しているのが分かるが、これも狙いのひとつ。ハンドルバーはカーボンでブレースはゴールドカラーの製品を組み合わせる。左右マスターシリンダーはブレンボRCSで、各部ボルトもゴールドでまとめる。燃料タンクキャップはTWM製レーシングフューエルキャップだ。

エンジンはDAEGノーマルでケイファクトリー・ラジエーターコアガードやアクティブサブフレーム、またカワサキ純正エンジンガードを追加した。FIは純正を3Dエアフィルター仕様とした上でJAMでセッティング。ZX-14Rのサイドパネルのような形状のラジエーターシュラウドはプレジャーのDAEG用製品だ。冷却系ホースもライムグリーンに換装される。ステップはベビーフェイス製で当然ながらゴールドをチョイス。

フロントフォークはオーリンズRWUでケイファクトリー製フロントフォークガード(Mサイズ/チタン)を追加。フロントブレーキはブレンボ40mm Axial CNC P4キャリパーとクレバーウルフ製サポートのゴールドの組み合わせをウエーブ形状の純正ディスクにセットしている。

リヤショックもオーリンズで、ここで装着されるのは圧側減衰調整ダイヤルがゴールドの、特別仕様車純正品。スイングアームはオーヴァーレーシングで、ホイールはマルケジーニ・アルミ鍛造のM7RS(3.50-17/6.00-17サイズ)。ドライブチェーンもEKのThreeDゴールドに換わる。リヤブレーキはリヤがブレンボCNC P2 32キャリパー+純正ディスクとしている。マフラーははレオビンチ製だ。

WRITER

Heritage&legends編集部

バイクライフを豊かにし、愛車との時間を楽しむため、バイクカスタム&メンテナンスのアイディアや情報を掲載する月刊誌・Heritage&legendsの編集部。編集部員はバイクのカスタムやメンテナンスに長年携わり知識豊富なメンバーが揃う。

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