ヘリテイジ&レジェンズ|Heritage& Legends
  • お知らせ
  • ニュース&トピックス
  • 連載コンテンツ
    • ザ グッドルッキン バイク
    • Goods Front Line
    • GoGo!! 2ストローク
  • スペシャルコンテンツ
    • 特集記事
    • 俺のグッドルッキン
    • プレゼント応募
  • 会社概要
K-2プロジェクト ZX-11(KAWASAKI ZX-11)

フラッグシップらしさに充実の軽快さと操作性を追加

K-2プロジェクト ZX-11
(KAWASAKI ZX-11)

取材協力:K-2 PROJECT TEL0297-47-8187 〒302-0125茨城県守谷市高野611-7
URL:https://www.k-2project2.com/
2024年 10月 14日

パーツ選択も車両構成も望むスポーツ走行に振っていく

ブラックをベースにエッジの効いたホワイトやゴールドのラインが入るC型ZX-11。K-2プロジェクトが手がけたと聞けば、フラッグシップモデルを軽量化したり快適性の向上に振ってまとめたのだろうと思える。だが、この車両は少し違った。

「元はC3純正ブラックカラーで、オーナーさんはキャブレターセッティングで困っておられて来店されました。それを仕上げたところ喜ばれて“エンジンに手を入れると走りは変わりますか?”と聞かれ、エンジンに手を付けました。

2mmオーバーサイズの鍛造ピストンを使い、ヘッド面研やハイカム組み込み、バルブ一新。ポートもストレート化してクランクも芯出し&メタル交換もしました」

K-2・北村さんの言う作業内容はオーバーホール+スープアップに精密組み立てを加えたような形で、オーナーからも走りが楽しくなったと評価を受けた。その主なステージはスポーツ走行だった。そこでここから、もっと楽しさを増したいと足まわりに手が及ぶ。

前後サスにスイングアーム、ブレーキ。より軽くとホイールも換わる。そして気に入り度も深まっていく。こう記していくと冒頭の“違い”とは何か? と思うだろう。それは、ステージに合わせたセットアップだった。“もっと良くしたい”を叶えるため、バンク角不足が起きないようにトップブリッジを逆ガル形状で製作し、車高を上げる。普段使いでも困らないようにサイドスタンドは延長しておく。こうしてツクバ・コース2000でも楽しく走れる仕様になって、オーナーと北村さん、YFデザインとで相談しながらフルペイントを施した。

いつも通りに、オーナーさんがバイクに乗って思う次のポイントの相談を解決しているだけですよと北村さんは続けるが、それをお客さんの使いたいパーツを使いながら実現した点、使い方に合わせる点はいつも以上に注目したくなる。

フラッグシップの秘めた一面を引き出す手法によるパッケージ、十分納得いくし、楽しそうで参考になるのだ。

【 ザ・グッドルッキンバイク記事一覧はこちら!! 】

 

Detailed Description詳細説明

スポーツ走行のために車高を上げるべく両側の下がったトップブリッジをCTSで製作。バー仕様のハンドルはハリケーン。カウルインナーパネルはカーボンになり、メーターも回転計がスタックST200になりヨシムラ・デジタルマルチメーターも備わる。左右マスターにはブレンボRMCをチョイス。

ひと通りハード面を形にした後、外装はYFデザインでフルペイントされた。

シートもホールド性を高めるように変更。オーナーのやりたいことや使いたいものを優先したK-2プロジェクトのセットアップ力にも注目したい。

ステップはアルミ削り出しでアグラス製。リヤマスターシリンダーはゲイルスピードを装着。

エンジンはワイセコφ78mm鍛造ピストンを使い1108cc化、バルブ一新やハイカム化にポート加工、クランク芯出しなどほぼフルメニューの仕様。エンジンスライダーはGSGmoto、クラッチレリーズはウイリーだ。

フレームとタンクの間からわずかに覗くキャブレターはFCRφ39mm。対する排気系はオーナー所有のR-ismチタンエキパイ〜テールパイプにノジマ・ワンオフサイレンサーを合わせたもの。

フロントフォークはオーリンズRWU。フロントブレーキはブレンボ・ラジアルCNC 4Pキャリパーにサンスター・プレミアムレーシングディスクのK-2別注品を組み合わせだ。

リヤブレーキはブレンボCNC 2Pキャリパー+サンスター・プレミアムレーシングディスク。

リヤサスはウイリー・ビッグ目の字断面スイングアームにアラゴスタ・PHASE2ショックを組み合わせる。ZX-11C用社外サスも減り選択肢が少なくなった中で的確な選択が光る。ホイールはマルケジーニM7RSで3.50-17/5.50-17サイズを履く。

WRITER

Heritage&legends編集部

バイクライフを豊かにし、愛車との時間を楽しむため、バイクカスタム&メンテナンスのアイディアや情報を掲載する月刊誌・Heritage&legendsの編集部。編集部員はバイクのカスタムやメンテナンスに長年携わり知識豊富なメンバーが揃う。

From our blog

  • 月刊ヘリテイジ&レジェンズ。
    2025年8月号(Vol.74)は6月30日(月)に発売!
    24 6月 2025
  • レクチャーを通して知る最新インカム使用術! 簡単装着のB+COMで 旧車ライフにも機能と楽しみをプラス!/サイン・ハウス19 6月 2025
  • 2025シーズン最新! 新旧Zカスタム詳報。他に類を見ない妖艶な高級感を演出する漆黒エディションパーツはZにも拡大!・PMC10 6月 2025
  • KIJIMAバイク専用ドライブレコーダーAD731J詳報。本格ドラレコを使いこなして 大切な愛車の万一に備える!・キジマ05 6月 2025

ザ グッドルッキン バイク

  • ACサンクチュアリー  GSX1100S<br>(スズキ GSX1100S)

    ACサンクチュアリー GSX1100S<br>(スズキ GSX1100S)

  • K-2プロジェクト ZX-11<br>(KAWASAKI ZX-11)

    K-2プロジェクト ZX-11<br>(KAWASAKI ZX-11)

  • ZAPレーシングサービス Z1<br>(KAWASAKI Z1)

    ZAPレーシングサービス Z1<br>(KAWASAKI Z1)

  • ACサンクチュアリー  Z1000Mk.II<br>(カワサキ   Z1000Mk.II)

    ACサンクチュアリー Z1000Mk.II<br>(カワサキ Z1000Mk.II)

  • プロト KATANA<br>(スズキ KATANA)

    プロト KATANA<br>(スズキ KATANA)

ヘリテイジ&レジェンズ|Heritage& Legends

愛車とのバイクライフを、より豊かに楽しむためのアイデアを提供する新雑誌。 愛車をもっと知りたい、カッコよくカスタムしたい、そして上手に走らせたい…ライダーなら誰もが気になる情報をより広く、深く提供して参ります。

Content

  • お知らせ
  • ニュース&トピックス
  • 連載コンテンツ
    • ザ グッドルッキン バイク
    • Goods Front Line
    • GoGo!! 2ストローク
  • スペシャルコンテンツ
    • 特集記事
    • 俺のグッドルッキン
    • プレゼント応募
  • 会社概要

お知らせ

  • 月刊ヘリテイジ&レジェンズ。
    2025年8月号(Vol.74)は6月30日(月)に発売!
    24 6月 2025
  • レクチャーを通して知る最新インカム使用術! 簡単装着のB+COMで 旧車ライフにも機能と楽しみをプラス!/サイン・ハウス19 6月 2025
  • 2025シーズン最新! 新旧Zカスタム詳報。他に類を見ない妖艶な高級感を演出する漆黒エディションパーツはZにも拡大!・PMC10 6月 2025
  • KIJIMAバイク専用ドライブレコーダーAD731J詳報。本格ドラレコを使いこなして 大切な愛車の万一に備える!・キジマ05 6月 2025
  • 純正代替プラスαを狙うアップデートパーツ群と 水圧検査・精密加工でNinja系をロングライフ化・ディンクス×ACサンクチュアリー29 5月 2025

Contact us

  • Address: 東京都中野区鷺宮3-44-8-101
  • Phone: 03-5356-8575
  • Email: info@handl-mag.com
©2019 H&L PLANNING Co.,Ltd. All Rights Reserved.

詳しい購入方法は、各サイトにてご確認ください。 書店によって、この本を扱っていない場合があります。ご了承ください。

 
 

弊社・株式会社H&L PLANNINGでも、銀行振込・現金書留での直接のご注文も承っております。

ご希望の場合は、必要事項(お名前、ご住所、電話番号)を明記の上、メールにてご連絡ください。 追って、お支払い方法と商品ご発送の流れを返信させていただきます。 メールアドレス:info@handl-mag.com ※ご返信まで数日を要すこともございます。予めご了承ください。お急ぎの場合は上記各サイトからのご注文をお勧めいたします。