ヘリテイジ&レジェンズ|Heritage& Legends
  • お知らせ
  • ニュース&トピックス
  • 連載コンテンツ
    • ザ グッドルッキン バイク
    • Goods Front Line
    • GoGo!! 2ストローク
  • スペシャルコンテンツ
    • 特集記事
    • 俺のグッドルッキン
    • プレゼント応募
  • 会社概要
ブライトロジック GS1000(スズキ GS1000)

正立フォーク&ツインショックの'80年代レーサーを再現

20221019 Bright Logic GS1000 01

ブライトロジック GS1000
(スズキ GS1000)

取材協力:ブライトロジック TEL046-246-4488 〒243-0803神奈川県厚木市山際780-1
URL:https://www.bright-logic.com
2022年 10月 19日

往年のヨシムラR&D車カラーもまぶしい当時風レプリカ

ブライトロジックが’22年春の東京モーターサイクルショー、オーリンズサスペンションの装着デモ車としてGSX-R1000Rとともに製作し、カロッツェリアジャパンブースに飾られたGS1000。

オーリンズがラインナップする正立/倒立のフロントフォーク、ツインショック/モノショックのリヤサスペンションをそれぞれアピールするという条件の中から、ブライトロジック・竹中さんはふたつのレーシングスタイルを選んだ。倒立フォークとモノショックはGSX-R1000Rで、MotoGPマシンGSX-RRをレプリカ。そして正立フォークとツインショックはこのGSで、’80年頃のMCFAJプロダクションレース、スーパークラス(Fujiスーパー1000/富士スピードウェイ)を走ったヨシムラ社内チーム車をレプリカした。

「カラーリングは、そのヨシムラR&Dチームが使っていた赤×黒×白です。あのレース、スーパー1000は参加者それぞれが好きなバイクで走るという感じだったから、明確に“何年の何を再現”っていうのじゃないですけど、展示していると“#83は坂田(典聡)さんのだね”とか、けっこう言ってもらいました。全体の雰囲気も見てもらえたようで、コンセプト的には良かったと思います」

20221019 Bright Logic GS1000 02

付け加えておけば#83はヨシムラがスズキにスイッチし、‘77年9月のAMAスーパーバイク・ラグナセカ戦でデビューウィンを飾ったスティーブ・マクラフリンのGS750改944に端を発するナンバー。またFujiスーパー1000は鈴鹿スーパープロダクションと並んで、当時4ストローク・ビッグバイクが走れる数少ないレース(鈴鹿8耐はぶっつけ本番的でもあった)だった。

この車両ではSUZUKIロゴを抜き文字にしたカラーリングだけでなく、3本スポークキャストのホイールやシートレールを加工してリヤのストロークを確保したフレーム、アルミ筒型サイレンサーなどに、その雰囲気をしっかりと再現している。もちろん、現代の仕立てや大径フロントフォークとのバランスも取られ、ショーモデルとしての役割をきっちり果たした。

ブライトロジックでは過去にもこの世代のGS=AMAスーパーバイクの#34ウエス・クーリー車(水色×白)、’78年・第1回鈴鹿8耐優勝ヨシムラ車等もほぼ同仕様で製作してきた。今回は外装やカラーリングを変えて、また別の雰囲気を作り出したと言える。改めて、注目したい1台なのだ。

【 ザ・グッドルッキンバイク記事一覧はこちら!! 】

 

Detailed Description詳細説明

ビキニカウルはGS1000Sで、当時レーサー風にゼッケンプレートを追加。ステアリングステムはGS1200SSでフロントマスターシリンダーはブレンボRCS、ワイヤ駆動のクラッチはホルダーをコーケン製に変更し、操作性も高めている。メーターはGS1000の純正で速度計もエンジン回転計も動くしスイッチ類も生かされているから、ミラーと灯火類を付ければすぐ公道仕様になる。モチーフのヨシムラR&Dは当時の社内チームだ。

タンク上側の塗り分けラインやサイドのSUZUKI抜き文字ロゴ、薄いシート本体も当時のモチーフ車同様に処理される。アルミタンクとシングルシートカウル(ここでは当時の車両に合わせてサイドゼッケンを追加している)はブライトロジックで販売されているもの。

キャブレターは当時のヨシムラミクニ・スムーズボアの系譜を継ぐと言えるTMR-MJNφ40mmのパワーフィルター仕様を装着している。

エンジンは全バラ&オーバーホール後にワイセコφ73mm鍛造ピストンで[997→]1085cc化しヘッドチューン。オイルクーラーも追加した。

フロントフォークは正立タイプのオーリンズFS654Bでφ[STD:37→]43mm。フロントブレーキはAP・CP2696キャリパー+サンスター・クラシックディスク。CP2696キャリパーはモチーフ車でも使われていたが、この時はフロントフォーク前側マウントされていた。冷却性などを考慮していたが、後ろ側(トレーリング)マウントでも問題なく、重心を下げられたり異物への対策等にも有効とこちらが主流になっていった。

レイダウン加工されたフレームや前後18インチ(サイズは[1.85-19/2.50-17→]3.00-18/4.50-18)のダイマグ3本スポークホイールは当時の雰囲気。リヤブレーキはAP・CP2696キャリパー+サンスター・プレミアムレーシングディスク。マフラーはブライトロジック4-1だ。

WRITER

Heritage&legends編集部

バイクライフを豊かにし、愛車との時間を楽しむため、バイクカスタム&メンテナンスのアイディアや情報を掲載する月刊誌・Heritage&legendsの編集部。編集部員はバイクのカスタムやメンテナンスに長年携わり知識豊富なメンバーが揃う。

From our blog

  • 4月30日 SUGO FUN『ザ・グッドルッキンバイク撮影会』開催のお知らせ23 3月 2023
  • 【IMPRESSION】ACTIVE Ninja ZX-25R
    カスタムパーツの相乗効果でノーマルを完全に凌駕した!
    23 3月 2023
  • 月刊ヘリテイジ&レジェンズ。
    2023年5月号(Vol.47)は
    来週月曜日、3月27日に発売!
    22 3月 2023
  • H&L杯 賞金レース
    『STREET E.T.バトルロイヤル』開催のお知らせ!
    18 3月 2023

ザ グッドルッキン バイク

  • Team CB’s CBR1000RR<br>(HONDA CBR1000RR)

    Team CB’s CBR1000RR<br>(HONDA CBR1000RR)

  • TOKOI SPL. RZV500R<br>(YAMAHA RZV500R)

    TOKOI SPL. RZV500R<br>(YAMAHA RZV500R)

  • ウィズミープロフェッショナルレーシング CB1100 Project“F”<br>(HONDA CB1100)

    ウィズミープロフェッショナルレーシング CB1100 Project“F”<br>(HONDA CB1100)

  • RAINEY HIRφ SPL. TZR250R SP<br>(YAMAHA TZR250R SP)

    RAINEY HIRφ SPL. TZR250R SP<br>(YAMAHA TZR250R SP)

  • ドレミコレクション CB400SUPER FOUR TYPE-X<br>(HONDA CB400SUPER FOUR)

    ドレミコレクション CB400SUPER FOUR TYPE-X<br>(HONDA CB400SUPER FOUR)

ヘリテイジ&レジェンズ|Heritage& Legends

愛車とのバイクライフを、より豊かに楽しむためのアイデアを提供する新雑誌。 愛車をもっと知りたい、カッコよくカスタムしたい、そして上手に走らせたい…ライダーなら誰もが気になる情報をより広く、深く提供して参ります。

Content

  • お知らせ
  • ニュース&トピックス
  • 連載コンテンツ
    • ザ グッドルッキン バイク
    • Goods Front Line
    • GoGo!! 2ストローク
  • スペシャルコンテンツ
    • 特集記事
    • 俺のグッドルッキン
    • プレゼント応募
  • 会社概要

お知らせ

  • 4月30日 SUGO FUN『ザ・グッドルッキンバイク撮影会』開催のお知らせ23 3月 2023
  • 【IMPRESSION】ACTIVE Ninja ZX-25R
    カスタムパーツの相乗効果でノーマルを完全に凌駕した!
    23 3月 2023
  • 月刊ヘリテイジ&レジェンズ。
    2023年5月号(Vol.47)は
    来週月曜日、3月27日に発売!
    22 3月 2023
  • H&L杯 賞金レース
    『STREET E.T.バトルロイヤル』開催のお知らせ!
    18 3月 2023
  • 現状を再確認した上で“これからの1台”へとエンジン&車体をリメイクする手法が定番化・Team CB’s(市本ホンダ)16 3月 2023

Contact us

  • Address: 東京都中野区鷺宮3-44-8-101
  • Phone: 03-5356-8575
  • Email: info@handl-mag.com
©2019 H&L PLANNING Co.,Ltd. All Rights Reserved.

詳しい購入方法は、各サイトにてご確認ください。 書店によって、この本を扱っていない場合があります。ご了承ください。

 
 

弊社・株式会社H&L PLANNINGでも、銀行振込・現金書留での直接のご注文も承っております。

ご希望の場合は、必要事項(お名前、ご住所、電話番号)を明記の上、メールにてご連絡ください。 追って、お支払い方法と商品ご発送の流れを返信させていただきます。 メールアドレス:info@handl-mag.com ※ご返信まで数日を要すこともございます。予めご了承ください。お急ぎの場合は上記各サイトからのご注文をお勧めいたします。