ヘリテイジ&レジェンズ|Heritage& Legends
  • お知らせ
  • ニュース&トピックス
  • 連載コンテンツ
    • ザ グッドルッキン バイク
    • Goods Front Line
    • GoGo!! 2ストローク
  • スペシャルコンテンツ
    • 特集記事
    • 俺のグッドルッキン
  • プレゼント応募
  • 会社概要
市本ホンダCB750(ホンダCB750)

後継17インチCBに“F”カスタムのルックスをプラス

市本ホンダCB750
(ホンダCB750)

取材協力:市本ホンダ(Team CB's) TEL0288-22-0594 〒321-1273栃木県日光市吉沢252
URL:http://www.nolimitjapan.com
2020年 7月 08日

元々の17インチを生かして快速化する

1979~1982年に市場展開したホンダCB750F(RC04)。その後継となったCBX750Fを元に、’91年に現れたホンダ空冷4気筒車がCB750(RC42。2007年まで生産)。それがこのカスタムのベースだ。

「オーナーさんはCB-Fに乗りたいということだったんですが、小柄な方で車格にちょっと不安があった。でもRC42なら大丈夫ということで手を入れました。ただ、この車両用のアフターパーツはほとんど出てない。でもそこもオーナーさんがよく調べてて、相談しながら進めていったんです」

こう言うのは市本ホンダ/チームCB’sの市本さんだ。RC42のホイールは元々前後17インチだから、車体側では大きく手を入れるような箇所はほとんどなかった。よく見るとスイングアームは鉄の角型からアルミのリブ材構成品に変更されているが、これはオーナー調べによるヤマハFZS1000用を純正流用したもの。少し長めだったホイールベースがこれで適正化できた。

ほかにも足まわりでは、リヤがナイトロンショックを同店でスプリングを車体色に合わせた赤として、かつ全長を短くする。フロントはオーリンズRWUフォークに変えた上で突き出し(車体姿勢)調整。これらで足着き性もアップと、市本さんの長年のカスタム経験が各所に駆使されている。

赤く仕上がった外装はかつてのCBX(1000)のイメージ、ヘッドライトもLED化した上でビキニカウルを追加。「オイルクーラーも今ウチで多い上出し式。昔から付けてた人もこのところ続々と上出しにしてるんだけど、付ける時やっといたらよかったのに(笑)って言ってるくらい」(市本さん)というクーラー追加やマフラー変更も行い、本来の乗りやすさにキビキビ感も加えている。

「RC42は元々教習車にもなってて凄く乗りやすかったから、そこを生かしました。この系統はCB750Fのように上の900とか1100がないから排気量を大きくはできないけれど、ナナハンが好きならこれで十分かも。あと女性とか小柄な方にも、RC42はお勧めです」と、市本さん。この車両、次は今ノーマルのキャブあたりに手を付けようかとも考えているそうで、快速ナナハンとしての進化も興味深いところだ。

【 ザ・グッドルッキンバイク記事一覧はこちら!! 】

Detailed Description詳細説明

ヘッドライトはLEDでビキニカウルを追加。ミラーはマジカルレーシング・カーボンボディで<フロントマスターシリンダーはブレンボ製RCSを装着する。

ステムまわりはRC42のノーマルで、ハンドルはノーマルのバーに換えてセパレートタイプをトップブリッジ上にセットしてある。

赤をベースとしてタンク上に太い黒ストライプ+金のピンストライプを配した外装は、往年の名車CBX(1000)のイメージで塗装。

タックロールタイプのシートは足着き性にも配慮して内部形状や表皮を変更。車体側と合わせて扱いやすくなった。

エンジンはCB750のノーマル。本文の通り、ラウンドオイルクーラーを上出しで追加している。スライダーとステップキット、フレームプラグはモリワキ製だ。

CVタイプのVE66キャブレターは現状ノーマルだが、いずれ換装も考えているという。組み合わせるマフラーはK2-tec製。アンダーカウルも装着している。

ノーマルでもスチール角タイプを使用するスイングアームだが、ここではFZS1000純正品を加工流用して装着してある。前後ホイールはアルミ鍛造のゲイルスピードType-Rで、3.50-17/6.00-17サイズとリヤを1インチ拡大。フロントフォークはオーリンズRWU(純正値:φ41→43mm)をサンクチュアリーE×Mモードで装着する。前後ブレーキはともにブレンボ製のブラックキャリパー(前4/後2ピストン)だ。

WRITER

Heritage&legends編集部

バイクライフを豊かにし、愛車との時間を楽しむため、バイクカスタム&メンテナンスのアイディアや情報を掲載する月刊誌・Heritage&legendsの編集部。編集部員はバイクのカスタムやメンテナンスに長年携わり知識豊富なメンバーが揃う。

From our blog

  • 新型KATANAにはこれからの可能性を用意し空冷刀には純正パーツ補完&優しさで延命を・オオノスピード【後編】27 5月 2022
  • H&L SPECIAL ALBUMにJD-STER2022 開幕戦の写真を追加しました。27 5月 2022
  • H&L SPECIAL ALBUMにザ・クラシックMOTOフェスタ開催分、読者撮影会の写真を追加しました。27 5月 2022
  • 新型KATANAにはこれからの可能性を用意し空冷刀には純正パーツ補完&優しさで延命を・オオノスピード【前編】26 5月 2022

ザ グッドルッキン バイク

  • KURITA SPL. KZ900LTD<br>(カワサキKZ900LTD)

    KURITA SPL. KZ900LTD<br>(カワサキKZ900LTD)

  • Team Classic Suzuki GSX-R750 SRAD RACER<br>(スズキGSX-R750)

    Team Classic Suzuki GSX-R750 SRAD RACER<br>(スズキGSX-R750)

  • BLUE THUNDERS KZ1000LTD<br>(カワサキ KZ1000LTD)

    BLUE THUNDERS KZ1000LTD<br>(カワサキ KZ1000LTD)

  • ブルドックZ1-R<br>(カワサキZ1-R)

    ブルドックZ1-R<br>(カワサキZ1-R)

  • 飯田レーシングファクトリーGS1200SS<br>(スズキGS1200SS)

    飯田レーシングファクトリーGS1200SS<br>(スズキGS1200SS)

ヘリテイジ&レジェンズ|Heritage& Legends

愛車とのバイクライフを、より豊かに楽しむためのアイデアを提供する新雑誌。 愛車をもっと知りたい、カッコよくカスタムしたい、そして上手に走らせたい…ライダーなら誰もが気になる情報をより広く、深く提供して参ります。

Content

  • お知らせ
  • ニュース&トピックス
  • 連載コンテンツ
    • ザ グッドルッキン バイク
    • Goods Front Line
    • GoGo!! 2ストローク
  • スペシャルコンテンツ
    • 特集記事
    • 俺のグッドルッキン
  • プレゼント応募
  • 会社概要

お知らせ

  • 新型KATANAにはこれからの可能性を用意し空冷刀には純正パーツ補完&優しさで延命を・オオノスピード【後編】27 5月 2022
  • H&L SPECIAL ALBUMにJD-STER2022 開幕戦の写真を追加しました。27 5月 2022
  • H&L SPECIAL ALBUMにザ・クラシックMOTOフェスタ開催分、読者撮影会の写真を追加しました。27 5月 2022
  • 新型KATANAにはこれからの可能性を用意し空冷刀には純正パーツ補完&優しさで延命を・オオノスピード【前編】26 5月 2022
  • 月刊ヘリテイジ&レジェンズ。
    2022年7月号(Vol.37)は5月27日(金)に発売!
    24 5月 2022

Contact us

  • Address: 東京都中野区鷺宮3-44-8-101
  • Phone: 03-5356-8575
  • Email: info@handl-mag.com
©2019 H&L PLANNING Co.,Ltd. All Rights Reserved.

詳しい購入方法は、各サイトにてご確認ください。 書店によって、この本を扱っていない場合があります。ご了承ください。

 
 

弊社・株式会社H&L PLANNINGでも、銀行振込・現金書留での直接のご注文も承っております。

ご希望の場合は、必要事項(お名前、ご住所、電話番号)を明記の上、メールにてご連絡ください。 追って、お支払い方法と商品ご発送の流れを返信させていただきます。 メールアドレス:info@handl-mag.com ※ご返信まで数日を要すこともございます。予めご了承ください。お急ぎの場合は上記各サイトからのご注文をお勧めいたします。