パーツがなかったゆえにカスタムらしさも強まる
「サンクチュアリーによるRCM=リアル・コンプリート・
だが、この車両の場合は少し事情が異なった。
こうした“元々合わない”
図らずも専用パーツがなかった時代の作り込みを、
同時にショップ側にはCB-
そんな製作バックグラウンドも合わせて、
Detailed Description詳細説明
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デイトナ製セパレートハンドルによってハンドル高さもぐっと低くなり、フロント部の表情はより精悍に変わる。
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メーターは純正パーツをそのまま使い、クラッチは油圧駆動化。ステアリングステムは同社オリジナル、スカルプチャー・ブランドのZ用TYPE-3で、フォークオフセットは45→40mmに設定している。
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純正FCパターンを踏襲しながらも、純正タンクではホワイトの部分をグレーに変えて、車両全体のトーンをシックにまとめた塗装は、奥進による。
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純正新品同様にも見えるシートは貼り替えで対応したもの。テールレンズはCB-Fそのままながら、前後ウインカーは小ぶりなものに変更した。
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エンジンはヴォスナーφ64.94mm鍛造ピストンで823cc化(純正排気量は749cc)。リング/ピンにはWPC加工を施す以外、他部分はスタンダードをベースとしている。
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キャブレターはミクニTMRφ36mmをチョイス。輪切り組み合わせがデザインの特徴にもなるエキゾーストは、こちらも同社ブランドのナイトロレーシング、ウエルドクラフト3Dチタンマフラーを装着。
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フロントフォークはオーリンズφ43mmで天吊りフェンダーを装備。アルミ鍛造となったホイールはO・Z GASS RS-AのZRX1200用3.50-17/5.50-17サイズ。ブレーキ系はブレンボ4ピストンキャリパー(ブラック)+サンスター×RCMディスク×アレーグリ・ブレーキラインだ。
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スイングアームは本文にあるように、Z系対応のRCM用をCB-Fに合わせて加工。チェーンラインは95→105mmへ10mmオフセットした。
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フレームにはRCMの手法を踏襲した17インチ対応各部補強とワイドレイダウン加工を行い、ダイヤモンドコーティング仕上げが施される。
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ステップはナイトロレーシングでタンデムステップもこのベースにマウントされ、CB-Fらしさをキープしている。