純国産メンテナンススタンド J・TRIPのこだわりに注目!

純国産メンテナンススタンド J・TRIPのこだわりに注目!

一般ユーザーの使い心地とコストバランスを第一としながら、その品質でカスタムショップやモータースポーツシーンで活動するプロも唸らせる品質が魅力の『J・TRIPメンテナンススタンド』。通常のスタンドでは掛けにくいダウンマフラー装置車用に開発、マフラーを巧みに避ける構造を採る『オフセットゴム受け+スーパーロー・ローラースタンド』の組み合わせを例に、発売元・森製作所の森 賢哉代表の考えを聞くと、同ブランドが支持を集める理由が分かる。

たかがスタンドとは侮れない熱のこもる逸品

「コロナ禍の緊急事態宣言下では、いつものように愛車で走り回ることも出来ませんでしたから、愛車のメンテナンスやカスタムで“バイク遊び”を楽しんだ向きは、やはり多かったのではないかと思います。弊社のスタンドも、例年以上の引き合いをいただきましたから」と語るのは、J・TRIPブランドの各種メンテナンススタンドを開発・製造販売する、森製作所の森 賢哉代表。

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▲「根がせっかちで、気になったことはすぐに実行したいんです」と笑う、森製作所・森 賢哉代表。そのアイデアと行動力こそが、J・TRIPブランドが主力のリヤスタンドを筆頭とするメンテナンス用品を生み出す原動力だ。

J・TRIPは「素材から製造まで純国産」を標榜し、ミニバイクから大排気量車までロードスポーツ向けにメンテナンススタンドを展開。同社スタンドを持っていなくても、バイクショップやパーツショップで目にした向きも多いことだろう。その製品作りの特質を最も顕著に見て取れるのが、ここに紹介するスーパーロー・ローラースタンド+オフセットゴム受け」の組み合わせなのだ。

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▲スーパーロー・ローラースタンド(JT-1203):1万2100円。

「弊社のリヤスタンドは基本的に3段階の高さ調整が可能で、スイングアーム幅さえ、受け側の調整範囲に入っていれば、多くの車種で共用可能。一度購入すれば、長く愛用していただけるものです。ところが、Zの純正4本出しマフラー車や空冷カタナ、SRにエストレヤなど、アクスルシャフトまわりにマフラーがかかる車種では使えなかったんです。

スタンドメーカーとしてなんとかしなければ、と生み出したのが、スーパーロー・ローラースタンドとオフセットゴム受けです。高さ調整機能を廃し、本体を可能な限り低くデザインし、オフセットゴム受けの使用を前提に製品化しました。ゴム受けの金属平板部分の幅・高さ・厚みを精査して、耐荷重は500㎏。トピックとしては新発想で生み出した逆オフセットゴム受けで、人気の最新モデル・レブル1100にも対応できるようにしてあります」

初めてスタンドを手にするユーザーからベテラン、そしてプロユースにも耐える製品作りが、J・TRIPメンテナンススタンドの真骨頂なのだ、と森さんは言う。

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▲(左)正オフセットゴム受け(JT-104SL):4840円。 (右)逆オフセットゴム受け(JT-104SR):5280円。※ゴム受けはともに左右セット。

「国内外を問わず価格も含めて、今やユーザーは様々なスタンドを手にすることが出来ます。その中で弊社がこだわるのは、『国産品ならではの気遣い』。地震大国の日本ですから、大事な愛車を万一にも倒してしまうことのないように、縦横の大きな揺れにも耐えるため素材を吟味し、バランスを考慮したデザイン。そしてどんな使い方がなされてもバイクを傷つけず、使い手を負傷させることのない各部の仕上げ。ただバイクをリフトアップするだけから、さらに一歩先をいつも考えています。

ユーザーの皆さまにお届けする製品群は、レースの現場でメーカーワークスチームに使っていただいているものと、同等のクォリティで仕上げ済み。それも皆、『J・TRIPを使って良かった』と感じてほしい一心からなんですよ(笑)」

たかがスタンド、されどスタンド。良品には作り手の情熱がこもっている。森製作所の製品群にはそんな思いで送り出されている。

 

ドラッグカスタムのプロレッドモーター・中村さんが試す!

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J・TRIPスーパーロースタンドを、JD-STERドラッグレースでも知られるレッドモーターに持ち込み、使い勝手を検証。ドラッグバイクはロングスイングアーム+ショートマフラー装備が主流だから、ゴム受けの掛かる様子も分かりやすい。

 

正オフセット使用時

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逆オフセット使用時

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いずれもマフラーがアクスルシャフトにかかるバイクでも、そのマフラーをよけながら確実に車体を上げられる。

ただし、逆オフセット受けはレブル1100でしか適応が取れていないので、他車使用時は要確認。「ドラッグバイクは重い車両が多いけれど、このスタンドは力を必要とせず、軽く掛かるね。安定感もいい。やはり高価なバイクほど、メンテナンススタンドへの信頼感は必要ですよね」とは、同店・中村圭志代表の弁だ。

※本企画はHeritage&Legends 2022年2月号に掲載された記事を再編集したものです。
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WRITER

Heritage&legends編集部

バイクライフを豊かにし、愛車との時間を楽しむため、バイクカスタム&メンテナンスのアイディアや情報を掲載する月刊誌・Heritage&legendsの編集部。編集部員はバイクのカスタムやメンテナンスに長年携わり知識豊富なメンバーが揃う。