進化するカワサキZRXシリーズのパーツ・ウイリー編

進化するカワサキZRXシリーズのパーツ
ウイリー編

カワサキZRX1100/1200/DAEGをいじる上で知っておきたいパーツや作業がある。ここではウイリーの進化し続けるカスタム手法やパーツを改めて紹介していく。

ZRX用はフレーム補強キットとステムキットは要注目

目の字断面7N01アルミ材によるハンドメイドスイングアームやエンジンカバー類/ステムキットなどのAP2000材製NCビレットパーツで知られるウイリー。ZRX用ではそれらに加えてフレーム補強キットが定番だ。

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▲ウイリー代表の富永保光さん。写真は削り出されたZRX用ビレットステムキットをフレームに仮組みしステアリングロックが効くかを確認中。この後拭き上げ/梱包して出荷する。

ノーマルでアルミ材の着脱式ダウンチューブをクロモリ材に置き換えた上で前側エンジンマウント近くで左右ダウンチューブを連結する。このことでフレーム全体の強度を上げるとして人気のパーツだ。 1100時代に発売され、DAEG登場時に左右連結パイプ(ブリヂングパイプ)を丸から楕円に変更しさらに効果を高めている。

ステムは一体アルミブロックから削り出すモノブロックを軸に、28/30㎜オフセットを用意。DAEG用にはZX-14R用オーリンズ倒立フォークを使えるステム(オフセット28㎜)も用意する。 熱ひずみを抑えつつオイルラインを外出ししたクラッチカバーなど、ビレットなだけでなく性能にも気を遣ったパーツ群は、ZRXオーナーなら一度は試してみてほしいと言えるものばかりだ。

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▲定番の7N01アルミ目の字断面押し出し材製スイングアーム。

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▲クロモリ鋼製のZRXフレーム補強キット。

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▲DAEG専用のクロモリアクスルで、オーリンズフォーク+社外DAEGホイール対応。

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▲ZRX用ステムキットは発注時に28㎜(1100/DAEG標準)と30㎜(1200標準)のフォークオフセット量選択が可能。左はモノブロック、右はストリート。上写真のようにハンドルロック可。

■取材協力・ウイリー(WHEELIE.co.LTD)

※本企画はHeritage&Legends 2019年11月号に掲載されたものです。