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ACサンクチュアリーZ1000Mk.II(カワサキZ1000Mk.II)

コンプリートカスタムのO/Hに外観&内容リメイクで一新

ACサンクチュアリーZ1000Mk.II
(カワサキZ1000Mk.II)

取材協力:ACサンクチュアリー(SANCTUARY本店) TEL04-7199-9712 〒277-0902千葉県柏市大井554-1
URL:http://www.ac-sanctuary.co.jp
2022年 4月 27日

10年近く乗り続けた上に新しい機能を加える

ACサンクチュアリーによるコンプリートカスタム車、RCMとして作られたマークII。シリアルナンバーは265と、’22年春現在で600番台に届こうとする同シリーズでは比較的早い方に製作された車両になる。

「この車両は10年ほど前に製作したものなんです。それで265というナンバーが付いています。今回はエンジンのオーバーホールなど経年による傷みなどを直すことから、再チューニングや各部パーツのアップグレードを行いました。オーナーさんが考えていたシングルシート化も加えたリメイクも加えています」

同店・中村さんはその背景をこう言う。今や車両の枯渇化によってベース車探しからのオーダーも正直、難しくなった。いずれはコンプリート製作も持ち込み車両を元にするということになりそうだとも、ここ何度か聞いてきた。その意味では、このリメイクはベース車があって新たに手が入れられる分、有利だったとも言える。

もちろん、こうしたリメイクには大きなメリットがある。パーツ自体にこの10年分の進化が加えられ、それらが使えること。同様に技術も進化しているから、オーバーホールするにしても今の技術でより精度を高めたりもできるから、と中村さんは続けてくれる。

そこで注目されるのが同店が新たに展開する、内燃機加工部門だ。

「エンジンの修理やオーバーホールという作業が早くなりますし、新しいパーツや仕様変更にも対応しやすくなります。これからはこのRCM-265のように、距離を重ねてリメイクやオーバーホールという車両も増えてくるでしょう。その時にも社内で対応できますし、先ほどのような新しい技術も社内で検討して準備できますから、より使いやすくなります」

一般のエンジンオーバーホールや修理作業も請けるとのことで、これによって、コンプリートも含めた旧車が延命できる。この車両は、その先例となったとも言えそうだ。

【 ザ・グッドルッキンバイク記事一覧はこちら!! 】

 

Detailed Description詳細説明

ステアリングステムはノーブレストのスカルプチャーステムキットSP TYPE-1でオフセットは60→35mmに。左右マスターシリンダーはブレンボラジアルを装着する。

今回燃料タンクをアルミ化、デザインやカラーも細部までオーナーと詰めた上でカーボンパターンも含めYFデザインでオールペイントした。

今回の入庫にともなってシートレールまわりを加工。アルミシートレールやインナーフェンダーを新作した上でTOMO FRP製シングルシートカウルをフィッティング。カウル部のフロント側にリッドがあり、内部は小物入れとして活用できる。シート本体はオリジナルで製作。

エンジンは全バラした際に各部をチェック、新たにピスタルレーシング製鍛造ピストンによって1105cc化しスリーブもPAMS ESTライナーに変更。さらに6速クロスミッション+Evoシステム(デュアルベアリングホルダー+削り出しベースでクランクケース側面剛性を高め、フラットスプロケットを使えてギヤ抜け抑止も高めた)も組み込まれた。これらが進化の部分として採り入れられているわけだ。

キャブレターはヨシムラTMR-MJNφ38mmデュアルスタックファンネル仕様を新採用、ナイトロレーシング手曲げチタンEXと組み合わせる。

フロントフォークはノーブレストエクスチェンジモードによってオーリンズφ43mmをセット、フェンダーやキャリパーサポートも同モードのパッケージに。フロントブレーキは今回、キャリパーをブレンボ.484に変更、ディスクはサンスター・RCMコンセプトφ320スリットとした。

スイングアームはスカルプチャーR.C.M専用ワイドスイングアームでショックはオーリンズ・レジェンドツイン。ドライブチェーンはEK530RCMだ。

リヤブレーキはブレンボキャリパー+サンスターφ250mmディスクの組み合わせ。前後ホイールはO・Zレーシングアルミ鍛造のPIEGAで、3.50-17/5.50-17サイズを履く。

WRITER

Heritage&legends編集部

バイクライフを豊かにし、愛車との時間を楽しむため、バイクカスタム&メンテナンスのアイディアや情報を掲載する月刊誌・Heritage&legendsの編集部。編集部員はバイクのカスタムやメンテナンスに長年携わり知識豊富なメンバーが揃う。

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