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シゲテックZ750FX(カワサキZ750FX)

TOTマシンがモチーフの18インチストリートZ

シゲテックZ750FX
(カワサキZ750FX)

取材協力:シゲテック(※問い合わせはメールにて) rz350r-shigeki@ezweb.ne.jp
2022年 3月 23日

昔ながらのTOTモンスターのイメージで作り込む

1973年の初代Z1から’77年のZ1000まで続いた丸タンクのカワサキZ。続く進化型として’79年に登場したZ1000Mk.IIでは角タンク仕様となった。その750cc版がZ750FXだ。この車両はそれを元に、シゲテック・小山さんが手を入れたもの。

「これは兄貴のバイクなんですよ(笑)。5~6年前の、まだ買いやすい値段の頃に買って、足まわり中心に手を入れたものです。モチーフはTOT(テイスト・オブ・ツクバ)モンスタークラスのマシン。今時の前後17インチホイール、これもいいんですけど、17インチ車で履いているようなタイヤの太さではなくて、昔ながらのカスタムZの18インチスタイル。それで普段は街乗りして、ゼッケンを付けたらTOTに出られるようなイメージ。兄貴も同じ考えで、それで行きました。

TOTの前身、TOF(テイスト・オブ・フリーランス)。その時代から同レースの中心にあったモンスタークラスのレギュレーションは、前後18インチホイール、フロントフォークもφ39mmまで。それに倣いつつ普段は街乗り。そのままツクバサーキットにやってきて、保安部品を外してレースに出るというスタイル。この車両には確かにTOTモンスターのグリッドにいても自然と言える雰囲気がある。

「モンスターエヴォリューションクラスでZに乗ってて速かった佐伯さんの車両にあやかって」(小山さん)と、ペイントも佐伯さん本人=ロッズデザインに依頼。ステムは18インチ化に合わせてオフセットを適正化するためにZ650に置換したり、ホイール自体も18インチに合う3本スポークのPMCソードを履くなど、形や雰囲気だけでなく、機能も押さえる点はさすがだ。電気系もPMCハーネスやウオタニコイル、PAMSパーツで一新されている。エンジンはノーマルで撮影時以降に手を入れると言うが、現状でも十分。

元々、「遠くにツーリングに行くのが好きな兄貴が、出先で何らかのトラブルで止まってしまって困らないように」という気持ちも入ってのこの手の入れ方。参考にしていいのではないだろうか。

【 ザ・グッドルッキンバイク記事一覧はこちら!! 】

 

Detailed Description詳細説明

メーターまわりはノーマルで、ステアリングステムはかつてZ18インチ化の定番だったZ650用への換装により、オフセットを60→50mmに適正化してある。

エッジとフレア(KAWASAKIロゴ部にも施される)、キャンディカラーを駆使したペイントはロッズデザイン・佐伯さんによるものだ。

キャブレターはTOTモンスタークラスのレギュレーション(FCR/TMR除外)に合わせたCRスペシャルでφ31mm、マフラーはザッパー製を装着。

エンジンは現状でノーマルだが、#1/#2気筒の圧縮が落ち気味なので、そろそろ手を入れるとのこと。本文の通り、電装まわりはきっちり一新されている。

フロントフォークはノーマルのφ36mmで、インナースプリングや内部の変更を行う。フロントブレーキはブレンボ4ピストンキャリパー(ブラック化)+サンスターディスクの組み合わせ。前後ホイールはPMCソードで、2.75-18/4.75-18サイズを選択した。

スイングアームはノーマル鋼管丸パイプの下にもう1本細身のパイプを入れたAMAスーパーバイクスタイルで、リヤショックのフレームレイダウン加工と合わせて小山さんこだわりの部分。ショックはナイトロン。タイヤはコンチネンタル・コンチロードアタック2 CRを履く。

WRITER

Heritage&legends編集部

バイクライフを豊かにし、愛車との時間を楽しむため、バイクカスタム&メンテナンスのアイディアや情報を掲載する月刊誌・Heritage&legendsの編集部。編集部員はバイクのカスタムやメンテナンスに長年携わり知識豊富なメンバーが揃う。

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