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ブルドックZ1(カワサキZ1)

自然なルックスに作り込まれるハイレベルな内容

ブルドックZ1
(カワサキZ1)

取材協力:ブルドック TEL0284-64-9825 〒326-0012栃木県足利市大久保町957-2
URL:http://www.bulldock.jp
2022年 3月 02日

常にその時の最新仕様として作られていくGT-M

1度ぱっと見るだけに終わらず、思わず2度見して、細部をよく知りたくなってしまう……。そんな印象を共通して持つ、ブルドックのコンプリートカスタムマシン、GT-M(Genuine Tuning Machine)。

生産から40~50年が経つ空冷のカワサキZシリーズに現代的なディメンションやスペック、現代の精度や素材、技術で加工されたパーツ群を持ち込むことで、性能や機能はもちろん、Z本来のオールラウンド性も高めている。細部までしっかりと手を入れて作り込まれ、高いまとまりも得るというようにだ。使用パーツや手法には確立された定番というものもあるが、その上でそれらは常に進化を続けている。その進化という部分にも注目したいのが、このZ1だ。

「この車両は18インチで仕立てているんです。フロントフォークにφ43mmを使っていて、各部の作りも通常のGT-Mとほぼ同じですから、17インチ仕様のように見えますけど、前後ホイールは18インチ。言い換えれば、フルスペックの18インチカスタムです」と、ブルドック・和久井さん。

「リヤフェンダーは18インチに合うようにナロータイプを製作、今どきですからETC車載器もドラレコも備えています。エンジンはピスタルレーシング製鍛造ピストンで1135ccにしていて、オリジナルの6速クロスミッション、マッコイ・ギヤ式オイルポンプ、TSSスリッパークラッチも入っています」(和久井さん)

そう言われて改めて車両を見直してみると、どこを見ても(見えない部分もだ)フルカスタムなのに、それを前面に押し出さない、自然なたたずまいがより深みを増してくる。クロスミッションもスリッパークラッチも、ここまでに説明された内容はZの機能を底上げするべくテストされ使われ、誰にも勧められるというように、定番化したものでもある。かつてはなかったものが使えて“こうだったら良かったのに”という部分を満足させる。ギヤ式オイルポンプは、純正廃番化/劣化しているものを改めて新品化できることになり、純正新品時のオイル供給を復活させ、今後長く使えることになる。そこは、間違いなく進化だ。それがZというバイクに投影され続けているわけだ。このほど新たに加わったオリジナル超軽量アルミ鍛造ホイール“ラヴォランテ・スフィダーレ”も、新しい定番として浸透していくはずだ。

Z1~Z1000丸タンクでも、Z1-RやZ1000Mk.Ⅱなどの角タンクでも、Z1000J/Rでも。そしてこの車両のように、17インチでも18インチでも自由自在。これまで何となくあった、18インチカスタムにはφ41mmやφ38mmなどの細身フロントフォークという意識も打ち破ってくれた感もある。そうした、感覚の新しさも見逃せない部分だ。オーナーそれぞれに合わせたアレンジこそあれ、既に最先端で完成域と言えるGT-M。だからこそ、それぞれの車両がどれも魅力的なのだ。

【 ザ・グッドルッキンバイク記事一覧はこちら!! 】

 

Detailed Description詳細説明

Z1のノーマルルックで新品フィニッシュのメーター部には、ヨシムラ・プログレスメーターを追加。オイルチェックランプ部に組み込まれたETCインジケーターやハンドル左のドラレコスイッチもごく自然に見える。ミラーはマジカルレーシングのNK-1ミラー・タイプ6ヘッドを使う。

ブラック火の玉の燃料タンクはマッコイ・アルミ製で軽く、サビの心配もない。18インチ化に合わせたマッコイ・ステムとも好バランスだ。

シートは乗り心地や足つき性に配慮した上で疲労感も抑えてくれるマッコイ・スプリーム。テールカウルでも火の玉パターンが分かるだろう。

横開きのシートを開けると、フレームのきれいさだけでなく配線類も自然に整えられている。ETC車載器の本体もここに搭載。

エンジンはピスタルレーシング製鍛造ピストンによって[純正値:903→]1135cc化し、ヨシムラST-1カムやブルドック・オリジナル6速クロスミッション、マッコイ・ギヤ式オイルポンプやTSSスリッパークラッチも組み込んだ最新フルメニュー仕様。内燃機加工もブルドックで行われるものだ。

キャブレターはヨシムラTMR-MJNφ36mmのデュアルスタックファンネル仕様。シリンダーヘッドにバイパスオイルラインが組まれているのも見える。

フロントフォークはナイトロンφ43mmで、18インチ車に新しい印象を作るサイドマウントフェンダーを使うが、これはGT-M共通の仕様。フロントブレーキキャリパーはイギリスHEL製でディスクはサンスターとのコラボレーションモデルだ。前後ホイールはアルミ鍛造のラヴォランテ・レジェンダ(新作・スフィダーレ登場によって、従来のラヴォランテがこの名称となった)で2.75-18/4.50-18サイズ。

スイングアームは7N01アルミで18インチ専用設計の日の字断面材を使ったマッコイ・ブランドで、リヤフェンダーは18インチ用ナロータイプをカーボンで新作してルックスも合わせている。リヤショックはマッコイ・ナイトロン。タイヤはダンロップα-14で110/80ZR18・160/60ZR18を履く。

リヤブレーキもフロント同様にHEL製2ピストンキャリパーにサンスターディスクの組み合わせ。フルチタンの4-1マフラーはウイン・マッコイだ。

WRITER

Heritage&legends編集部

バイクライフを豊かにし、愛車との時間を楽しむため、バイクカスタム&メンテナンスのアイディアや情報を掲載する月刊誌・Heritage&legendsの編集部。編集部員はバイクのカスタムやメンテナンスに長年携わり知識豊富なメンバーが揃う。

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