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しゃぼん玉ZRX1200R(カワサキZRX1200R)

カスタムで引き出せる良さを知り距離を重ねる2台目のZRX

しゃぼん玉ZRX1200R
(カワサキZRX1200R)

取材協力:しゃぼん玉 TEL0561-72-7050 〒470-0117愛知県日進市藤塚7-55
URL:https://www.shabondama.co.jp
2022年 2月 23日

定番的作り込みを進化させていくお勧めパッケージ

「カワサキZRXというシリーズとして各モデルは共通、だいたい同じと見えてしまうんですけど、やっぱり1100/1200/DAEGにはそれぞれの特徴がある。まずそれを掴むこと。その上で、どんな使い方をするのか、オーナーさん自身が自覚していること。これがZRXを楽しむ上で大きな要素になるんですよ」。

しゃぼん玉・本店でマネージャーを務める滝川さんに、ZRXカスタムのお勧めを聞いたところ、まずこう切り出してくれた。滝川さん自身もZRX1100に登場当初からもう25年近く乗り続け、文字通りにあらゆるカスタムを試し、同じく文字通りにストリートからサーキットまで走らせ、楽しみ続けている。だから今に至るまでのその時々の流行や、どの時代にも通用する内容を理解している。その流れで、このZRX1200Rカスタムの内容を説明してくれた。

「この車両は元々は私が(しゃぼん玉)一宮店にいた当時から手を入れていて、今は一宮店でスタッフの熊木が担当しているものです。それで全体感を言うならこれは“今ZRX1200Rに手を入れるならこうしたい”というパッケージの見本的な仕様ですね。

吸排気系を換えてホイールを鍛造品にして、前後サスペンションも換える。ブレーキもブレンボマスター/キャリパーにサンスターディスクの組み合わせで強化する。そのほかはポジション系をしっかりオーナーさんに合わせて、外装フルペイントでまとめる。

じつはこの車両は、オーナーにとっては2台目のZRX。サーキット走行会も走りますし、1台目でZRXというバイクをよく知ってきた。その上で製作された車両なんです。ZRX1200Rの場合もDAEGと同じくめっきシリンダーで、エンジンをいじるケースは少なめ。その分が吸排気系や足まわりに向くわけですが、フロントフォークオフセットは1100/DAEGの30mmと異なる28mm。スイングアーム長やショック長は、それぞれ1100ともDAEGとも異なります。

悪く捉えるのではないんですけど、1200はZRXシリーズの中では中途半端な立ち位置のようになっているんです。進化の途中だったと言った方がいいでしょうか」とも滝川さんは1200の特徴も含めて言う。

だからこそ、冒頭のように車両の使い方を明確にすることが大事となる。中途半端と思われる分は、使い方に合わせてきっちり方向を決める。そのことでより自分に合った車両になる。この車両はそこも決めたからこそ、さらに距離を重ね続けているのだ。

【 ザ・グッドルッキンバイク記事一覧はこちら!! 】

 

Detailed Description詳細説明

ハンドルバーはストレートタイプを低めにセット。現在の走行距離は2万6000km超だ。左右ラジアルマスターはゲイルスピード・エラボレートを使う。

燃料タンクやフロントカウル等の外装類には、Z1000Mk.Ⅱを思わせるエンジ+ゴールド/ホワイトの子持ちピンストライプでオールペンを施している。

テールまわりはフェンダーレスキットを組んで小型ウインカーとでルックスをすっきりさせる。グラブバーもボディ同色でペイント。

クラッチレリーズのフルード漏れも注意したいポイント。フロントスプロケットカバーはポッシュ製でステップはストライカーだ。

エンジンは左右のカバー類も含めてZRX1200Rノーマルのまま。「ZRX1200R/DAEGはエンジン内部に手を入れるケースは少なめです」とも滝川さん。フレームスライダーはモリワキエンジニアリング製、右側エンジンスライダーはアグラス製(ブラック)をセットしている。

キャブレターはFCR-MJNで、原田消音器製チタンフルエキゾーストとの組み合わせ/セッティングにより軽量化とパワー感向上を図る。

フロントフォークはオーリンズ正立を純正ステムでクランプする。フロントブレーキはブレンボCNCキャリパー+サンスターディスクの組み合わせだ。

リヤブレーキはキャリパー/ディスクともに純正。リヤショックはオーリンズでスイングアームはノーマルだが、撮影後には換装予定となっていた。

前後ホイールはアルミ鍛造のゲイルスピードType-Rで、ノーマルと同サイズの3.50-17/5.50-17インチ。ドライブチェーンはRKだ。

WRITER

Heritage&legends編集部

バイクライフを豊かにし、愛車との時間を楽しむため、バイクカスタム&メンテナンスのアイディアや情報を掲載する月刊誌・Heritage&legendsの編集部。編集部員はバイクのカスタムやメンテナンスに長年携わり知識豊富なメンバーが揃う。

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