ヘリテイジ&レジェンズ|Heritage& Legends
  • お知らせ
  • ニュース&トピックス
  • 連載コンテンツ
    • ザ グッドルッキン バイク
    • Goods Front Line
    • GoGo!! 2ストローク
  • スペシャルコンテンツ
    • 特集記事
    • 俺のグッドルッキン
  • プレゼント応募
  • 会社概要
エスパー VMAX(ヤマハVMAX)

'80~'90年代の雰囲気をそのままに気軽さを高めたVMAX

エスパー VMAX
(ヤマハVMAX)

取材協力:エスパー TEL044-422-5066 〒211-0012神奈川県川崎市中原区中丸子431
URL:http://esper.jp
2021年 12月 10日

ロングボディも自然になじませて好印象を作る

燃料がキャブレターから送り込まれ、エンジンで燃やされて後軸に伝わり、仕事をしている。そんな感触が回転上昇やスロットルフィーリングから感じられる……。現代車と異なる’80~’90年代モデルの魅力としてよく挙げられる点だ。このVMAXのオーナー・吉田さんも、そうした魅力を感じてきたひとりだ。

「ZZR1100などカワサキ車にずっと乗ってて、しばらくバイクから離れていたんです。改めてバイク乗るようになって、輸入車やFIモデルにも乗りましたけど、何だか物足りない。そのうちに私の仕事のお客さんとしていらっしゃった方がカスタムショップをやっているということだったのでお話して、これに行き着いたんです」

そのショップとは、VMAX(1200)という車両から分かる通りに、エスパー。お客さんとはその代表、小宮さんだった。

車両を見つけたら持ってきてくださいという小宮さんの話に従って吉田さんは車両を手に入れた後にエスパーに持ち込み、小宮さんがまずフレームとエンジンをチェック。今となってはなかなかまともなものがないというフレームも、独自のノウハウで足まわりと合わせてセットアップ。前後17インチホイール化も行い、今風の乗り味も取り込んでいる。

その上で注目したいのは、すっとスマートなスタイル。こだわりのニッサンGT-R用パープル(夜はブラックに見える)で仕立てられたボディもこれを引き立てる。実はスイングアームが120mmほど伸ばされているとのことで、それも効いているのだろう。

「今は峠をガンガン攻めるというのでもないですけど、この車両はスリムで取り回しもいいし、普通に走って使うにはとても良く仕上がっていると思います。実際に気持ち良く走らせられてますし」

吉田さんのこの言葉からは、冒頭のような’80~’90年代フィールを感じつつ楽しんでいる様子がよく分かる。長年VMAX扱ってきたからこその勘所を、しっかりと作り込む。お互いにいいお客さんとショップであるという関係は、今後も続くはずだ。

【 ザ・グッドルッキンバイク記事一覧はこちら!! 】

 

Detailed Description詳細説明

外装はビキニカウルを追加した上でニッサンGT-R用純正のパープルでオールペイントされる。日が当たるとこのタンクカバーのように深みのある紫、暗いところではブラックにと表情を変える塗装だ。左右マスターシリンダーはニッシン・ラジアルポンプに換装した。

中央配置のエンジン回転計はPivotステッピングメーターに換装、アクティブデジタルモニター×2やデイトナ・アクアプローバを追加している。

ステップはESPER製で、ノーマルではやや前のステップバー位置は、通常のスポーツバイクと同様な位置まで後退させて操作性を高めている。

アクティブ・アルミニーグリッププレート/サブフレームや、ラジエーターカバー/ダクトカバー等のアルミパーツで外観の統一感も出す。

DOHC4バルブの1199cc・70度V4エンジンやBDS35×4のキャブレターなどは状態が良く、ノーマルそのままで使ったもの。ダイナモカバーはOVER製だ。

フロントフォークはSOQI倒立、フロントブレーキキャリパーはヤマハ系のスミトモ対向4ピストン。ペータルディスクはブレーキング製をチョイスする。

ホイールはアルミ鍛造のゲイルスピードTYPE-Cでサイズは[純正値:2.50-18/3.50-15→]3.50-17/5.50-17に。リヤショックはオーリンズだ。

マフラーはSP忠男スーパーコンバット・ツーテール。延長スイングアームに合わせてロングテールカウルも装着され、自然な印象だ。

シャフトドライブはそのままにスイングアームは120mm延長加工され、直進安定性も高めつつスムーズなハンドリングも得ている。

WRITER

Heritage&legends編集部

バイクライフを豊かにし、愛車との時間を楽しむため、バイクカスタム&メンテナンスのアイディアや情報を掲載する月刊誌・Heritage&legendsの編集部。編集部員はバイクのカスタムやメンテナンスに長年携わり知識豊富なメンバーが揃う。

From our blog

  • 月刊ヘリテイジ&レジェンズ。
    2022年8月号(Vol.38)は6月27日(月)に発売!
    23 6月 2022
  • KATANA&GSX1100Sカタナ NEWEST INFOS. Part2/アグラス & ブルドック & アールケー・ジャパン & ウエストパワー23 6月 2022
  • KATANA&GSX1100Sカタナ NEWEST INFOS. Part1/キジマ & マジカルレーシング16 6月 2022
  • 空冷カタナや油冷搭載車に多くのノウハウを持つ・カスタムファクトリー 刀鍛治09 6月 2022

ザ グッドルッキン バイク

  • ブルドックZ1<br>(カワサキZ1)

    ブルドックZ1<br>(カワサキZ1)

  • クラスフォーエンジニアリングZ1000LTD<br>(カワサキZ1000LTD)

    クラスフォーエンジニアリングZ1000LTD<br>(カワサキZ1000LTD)

  • HIRATA SPL. HB2<br>(BIMOTA HB2)

    HIRATA SPL. HB2<br>(BIMOTA HB2)

  • ファナティックハートZ1000LTD<br>(カワサキZ1000LTD)

    ファナティックハートZ1000LTD<br>(カワサキZ1000LTD)

  • パワービルダーKZ900LTD<br>(カワサキ KZ900LTD)

    パワービルダーKZ900LTD<br>(カワサキ KZ900LTD)

ヘリテイジ&レジェンズ|Heritage& Legends

愛車とのバイクライフを、より豊かに楽しむためのアイデアを提供する新雑誌。 愛車をもっと知りたい、カッコよくカスタムしたい、そして上手に走らせたい…ライダーなら誰もが気になる情報をより広く、深く提供して参ります。

Content

  • お知らせ
  • ニュース&トピックス
  • 連載コンテンツ
    • ザ グッドルッキン バイク
    • Goods Front Line
    • GoGo!! 2ストローク
  • スペシャルコンテンツ
    • 特集記事
    • 俺のグッドルッキン
  • プレゼント応募
  • 会社概要

お知らせ

  • 月刊ヘリテイジ&レジェンズ。
    2022年8月号(Vol.38)は6月27日(月)に発売!
    23 6月 2022
  • KATANA&GSX1100Sカタナ NEWEST INFOS. Part2/アグラス & ブルドック & アールケー・ジャパン & ウエストパワー23 6月 2022
  • KATANA&GSX1100Sカタナ NEWEST INFOS. Part1/キジマ & マジカルレーシング16 6月 2022
  • 空冷カタナや油冷搭載車に多くのノウハウを持つ・カスタムファクトリー 刀鍛治09 6月 2022
  • 軽く、動かしやすくをパーツ選択時点から作り込んでいく空冷カタナ。KATANAにはオールラウンド性を高める提案を・ブライトロジック【後編】03 6月 2022

Contact us

  • Address: 東京都中野区鷺宮3-44-8-101
  • Phone: 03-5356-8575
  • Email: info@handl-mag.com
©2019 H&L PLANNING Co.,Ltd. All Rights Reserved.

詳しい購入方法は、各サイトにてご確認ください。 書店によって、この本を扱っていない場合があります。ご了承ください。

 
 

弊社・株式会社H&L PLANNINGでも、銀行振込・現金書留での直接のご注文も承っております。

ご希望の場合は、必要事項(お名前、ご住所、電話番号)を明記の上、メールにてご連絡ください。 追って、お支払い方法と商品ご発送の流れを返信させていただきます。 メールアドレス:info@handl-mag.com ※ご返信まで数日を要すこともございます。予めご了承ください。お急ぎの場合は上記各サイトからのご注文をお勧めいたします。