ヘリテイジ&レジェンズ|Heritage& Legends
  • お知らせ
  • ニュース&トピックス
  • 連載コンテンツ
    • ザ グッドルッキン バイク
    • Goods Front Line
    • GoGo!! 2ストローク
  • スペシャルコンテンツ
    • 特集記事
    • 俺のグッドルッキン
  • プレゼント応募
  • 会社概要
ブルドックZ1000Mk.ll(カワサキZ1000Mk.ll)

純正ルックを尊重しつつ、内容も超充実のMark.ll

ブルドックZ1000Mk.ll
(カワサキZ1000Mk.ll)

取材協力:ブルドック TEL0284-64-9825 〒326-0012栃木県足利市大久保町957-2
URL:http://www.bulldock.jp
2021年 10月 01日

自由自在な作り込みでオーナーのオーダーを反映する

17インチ仕様で仕立てられた、カワサキZ1000Mk.Ⅱ。ブルドックによるコンプリートカスタム、GT-M(Genuine Tuning Machine)の近作だ。ただ、これまで紹介してきた多くの車両とは少し雰囲気が異なる気もする。そう、カラーリングを初めとして、ノーマルの雰囲気を強く醸し出している。でもよく見ていくと、各パートや、ワイヤ/ホース類の位置関係までが美しくバランスを取り、確たる手が入っていることも分かる。

そこでブルドック・和久井さんに聞くと「この車両は、あえて純正感覚で仕上げたものなんですよ」とのこと。

「ノーマル感を出したいというオーダーでしたので、そのためにフロントフォークは大径になる上で現代の純正となるXJR用を使いました。インナースプリングはハイパープロに換装し、内部もチューニングしています。フロントキャリパーもサポートなしでブレンボを装着。ここでもブラックアルマイトを選択するなど、アフターパーツ感を極力抑えるようにしています。ホイールもオーナーさんが昔からこのタイプが好きということでこの仕様。

もちろんGT-Mですから、このようにパーツに純正ベースを使っていても、かける手間は変わらないんです。フルカスタムとしてしっかり手を入れ、走りも見た目も高バランスさせるというテーマは同じです」

なるほど、いつも和久井さんがGT-Mについて言う“フルカスタムなのに自然なたたずまい”は、この車両では逆に“きりっとしたノーマルスタイルを、フルカスタムらしい作り込みによって下支えする”として投影されているというわけだ。もちろんクランクシャフトを基準に置いてすべてを配置していくGT-Mとしての作りは万全。その上に、こんな柔軟性さえも備えているということだ。

【 ザ・グッドルッキンバイク記事一覧はこちら!! 】

 

Detailed Description詳細説明

前後のウインカーを小ぶりなものにして全体のバランスをしっかり取るという具合に、純正ベースでカスタム感を加えつつ、どこかに違和感を出さないというスタイルが作れるのも、多くの車両を手がけてきたブルドックならでは。この車両はそれが良く現れているのだ。

ステアリングステムはマッコイ・ブランドで、ハンドルバーも含めてブラックでまとめることで、純正らしいたたずまいを重視。左右マスターもラジアル化されている。

ステップはマッコイのシルバー。純正プラスワンポイント的なカスタム感も好ましい。フレームも17インチ仕様として、しっかり組まれるもの。

エンジンはフルオーバーホールメニューを受けた上でφ73mmのピスタルレーシング製鍛造ピストンを使って1105cc仕様に。アウトボード&オフセットスプロケットも使い、乗りやすく耐久性も高い仕様となっている。縮み塗装仕上げの各部カバーもマッコイだ。

キャブレターはFCRφ35mmをセット。このあたりの選択や口径設定、ファンネル仕様等はオーナーそれぞれに合わせて行っているという。

排気系はフルチタンのWin Mccoy。押し出しをあえて抑えたWin Mccoyソリッドサイレンサーも全体のバランス感に貢献している。

フロントフォークはXJR1300用φ[36→]43mmで、フォークスプリングにはハイパープロ製が組み込まれる。フロントブレーキはブレンボ4ピストンキャリパーのブラックアルマイト仕様をサポートなしで純正チックに装着。ブレーキディスクもサンスターで、まとまり感を醸し出す。

リヤブレーキはブレンボ2ピストンキャリパーのブラック仕様+サンスターディスクで、ブラックのスイングアームとマッチング。

スイングアームは7N01アルミ目の字断面材製のMccoyで、ブラックをチョイス。リヤショックはオーリンズ。前後ホイールはアルミ鍛造のゲイルスピードで6本スポークデザインのType-Nでマッチング、サイズは[純正値:1.85-19/2.15-18→]3.50-17/6.00-17インチへとワイド化した。

WRITER

Heritage&legends編集部

バイクライフを豊かにし、愛車との時間を楽しむため、バイクカスタム&メンテナンスのアイディアや情報を掲載する月刊誌・Heritage&legendsの編集部。編集部員はバイクのカスタムやメンテナンスに長年携わり知識豊富なメンバーが揃う。

From our blog

  • 月刊ヘリテイジ&レジェンズ。
    2022年8月号(Vol.38)は6月27日(月)に発売!
    23 6月 2022
  • KATANA&GSX1100Sカタナ NEWEST INFOS. Part2/アグラス & ブルドック & アールケー・ジャパン & ウエストパワー23 6月 2022
  • KATANA&GSX1100Sカタナ NEWEST INFOS. Part1/キジマ & マジカルレーシング16 6月 2022
  • 空冷カタナや油冷搭載車に多くのノウハウを持つ・カスタムファクトリー 刀鍛治09 6月 2022

ザ グッドルッキン バイク

  • モトレガシー SB5<br>(BIMOTA SB5)

    モトレガシー SB5<br>(BIMOTA SB5)

  • ブルドックZ1<br>(カワサキZ1)

    ブルドックZ1<br>(カワサキZ1)

  • クラスフォーエンジニアリングZ1000LTD<br>(カワサキZ1000LTD)

    クラスフォーエンジニアリングZ1000LTD<br>(カワサキZ1000LTD)

  • HIRATA SPL. HB2<br>(BIMOTA HB2)

    HIRATA SPL. HB2<br>(BIMOTA HB2)

  • ファナティックハートZ1000LTD<br>(カワサキZ1000LTD)

    ファナティックハートZ1000LTD<br>(カワサキZ1000LTD)

ヘリテイジ&レジェンズ|Heritage& Legends

愛車とのバイクライフを、より豊かに楽しむためのアイデアを提供する新雑誌。 愛車をもっと知りたい、カッコよくカスタムしたい、そして上手に走らせたい…ライダーなら誰もが気になる情報をより広く、深く提供して参ります。

Content

  • お知らせ
  • ニュース&トピックス
  • 連載コンテンツ
    • ザ グッドルッキン バイク
    • Goods Front Line
    • GoGo!! 2ストローク
  • スペシャルコンテンツ
    • 特集記事
    • 俺のグッドルッキン
  • プレゼント応募
  • 会社概要

お知らせ

  • 月刊ヘリテイジ&レジェンズ。
    2022年8月号(Vol.38)は6月27日(月)に発売!
    23 6月 2022
  • KATANA&GSX1100Sカタナ NEWEST INFOS. Part2/アグラス & ブルドック & アールケー・ジャパン & ウエストパワー23 6月 2022
  • KATANA&GSX1100Sカタナ NEWEST INFOS. Part1/キジマ & マジカルレーシング16 6月 2022
  • 空冷カタナや油冷搭載車に多くのノウハウを持つ・カスタムファクトリー 刀鍛治09 6月 2022
  • 軽く、動かしやすくをパーツ選択時点から作り込んでいく空冷カタナ。KATANAにはオールラウンド性を高める提案を・ブライトロジック【後編】03 6月 2022

Contact us

  • Address: 東京都中野区鷺宮3-44-8-101
  • Phone: 03-5356-8575
  • Email: info@handl-mag.com
©2019 H&L PLANNING Co.,Ltd. All Rights Reserved.

詳しい購入方法は、各サイトにてご確認ください。 書店によって、この本を扱っていない場合があります。ご了承ください。

 
 

弊社・株式会社H&L PLANNINGでも、銀行振込・現金書留での直接のご注文も承っております。

ご希望の場合は、必要事項(お名前、ご住所、電話番号)を明記の上、メールにてご連絡ください。 追って、お支払い方法と商品ご発送の流れを返信させていただきます。 メールアドレス:info@handl-mag.com ※ご返信まで数日を要すこともございます。予めご了承ください。お急ぎの場合は上記各サイトからのご注文をお勧めいたします。