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テクニカルガレージRUN GSX-S1000S(スズキGSX-S1000S)

ツーリングでも上質な機能が味わえるコンプリート

テクニカルガレージRUN GSX-S1000S
(スズキGSX-S1000S)

取材協力:テクニカルガレージRUN TEL043-309-5189 〒260-0001千葉県千葉市中央区都町2-2-7
URL:http://www.tg-run.com
2021年 9月 06日

バージョンアップ・コンプリート化に共通した要素を持つ

スズキGSX-R1000K5~8のエンジンと車体をベースとして2015年に登場したスズキネイキッド、GSX-S1000(L5~)。これはそのフルカウルバージョン、GSX-S1000Fの’19年型L9を元に、テクニカルガレージRUNが各部に手を入れた車両だ。

「ここまで約1年をかけて作業を進めてきて、現状で“GSX-Sのツアースペシャル”、ツアラー版バージョンアップコンプリート(TG-RUNが手がける、上質な機能や性能を持たせたコンプリートカスタム車)と呼んでいい状態にまとまっています」と、TG-RUN杉本さん。

各部に目を移せば、前後ホイールをマルケジーニ・アルミ鍛造に換えたりフロントブレーキをブレンボマスター&キャリパー+サンスターディスクにしたり。排気系のフルチタン化や、今TG-RUNで注力する、シートの変更などが行われる。そこにはGSX-SをルーツとしたKATANAを元に、同店が作ったコンプリートカスタム車“シン・ハガネ”の方法論も生かされているようだ。

「それは確かにあるでしょうね。ただこのマシンのオーナー様は、これが初の大型モデルということ、また少し小柄な方ということもありましたので、そうしたオーナーさん個々の使い方や特性に合わせ、安心・快適を中心に作り込んでいます。

その上、年間走行距離もかなりの距離を乗りこなす方でもありますから、今後もさらなる快適性を求めて、フロントフォークをリヤに合わせてオーリンズにするなども予定しています」とも杉本さん。

それでも今この車両に使われている高質パーツは、実は普段乗りでこそ生きてくるものばかり。軽さや疲れにくさ、操作の的確さと反応力。実際にユーザーに合わせてセットアップされた車両に乗ってみて、その元の状態を思い出すと、はっきり違いが分かるものだ。そんな利点をツーリングに生かしているからの、冒頭の“ツアースペシャル”。これなら、走ることが楽しいのは間違いない。

【 ザ・グッドルッキンバイク記事一覧はこちら!! 】

 

Detailed Description詳細説明

ベースは2019年型L9で、外装はノーマルのブルー。全体のシルエットをすっきりさせるようにフロントウインカーを小型化している。

レンサル・ファットバー(アルミテーパーハンドル)や多機能デジタルメーター、スクリーンはノーマルのまま。フロントマスターシリンダーはブレンボ・ラジアルで、クラッチホルダーはゲイルスピード、ミラーはマジカルレーシング。左右グリップラバーにはdominoをチョイスした。

シートはフロント側がTG-RUNスポーツ&コンフォートシートとなり、快適性やホールド性をアップ。リヤ側も表皮をブルーに張り替えた。

リヤ側ウインカーはフロント用の小型化に合わせて、アクティブのナンバーホルダー一体型に換装、フェンダーレス化も行われている。

エンジンはノーマルで148psを発揮するので十分と考え、ラジエーターにエッチングファクトリー製コアガードを追加して安心感を向上した。

動力系では効率化と軽量化を狙い、マフラーをフルチタンでJMCA適合品のケイファクトリー CLR-RG+フルエキ ヘキサゴンサイレンサーに換装。

ステップはTG-RUNオリジナルのライディングステップキット。マフラーでエンジンの、そしてこのステップで車体の動きのレスポンスが向上したという。

フロントフォークは現状でノーマル(KYB製φ43mm倒立タイプ)をセットアップ、この後オーリンズへの換装予定がある。フロントブレーキはブレンボCNCレーシングP4キャリパー+サンスターディスク。前後フェンダーはマジカルレーシング製カーボン品に置換。

前後ホイールはマルケジーニ・アルミ鍛造のM7RS(3.50-17/6.00-17サイズ)で、そのカラーもエキゾーストやオーリンズS46DR1Bリヤショックに合わせたゴールドを選択。スイングアームはノーマルのアルミ。リヤブレーキはノーマルのNISSIN2Pキャリパーにサンスターディスクを組み合わせた。

WRITER

Heritage&legends編集部

バイクライフを豊かにし、愛車との時間を楽しむため、バイクカスタム&メンテナンスのアイディアや情報を掲載する月刊誌・Heritage&legendsの編集部。編集部員はバイクのカスタムやメンテナンスに長年携わり知識豊富なメンバーが揃う。

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