ヘリテイジ&レジェンズ|Heritage& Legends
  • お知らせ
  • ニュース&トピックス
  • 連載コンテンツ
    • ザ グッドルッキン バイク
    • Goods Front Line
    • GoGo!! 2ストローク
  • スペシャルコンテンツ
    • 特集記事
    • 俺のグッドルッキン
  • プレゼント応募
  • 会社概要
エスパーVMAX1700(ヤマハVMAX1700)

ワンオフステーでカウルを追加し快適性&巡航性アップ

エスパーVMAX1700
(ヤマハVMAX1700)

取材協力:エスパー TEL044-422-5066 〒211-0012神奈川県川崎市中原区中丸子431
URL:http://esper.jp
2021年 8月 23日

車体側にも駆使されるワンオフテクニック

「このVMAXはオーナーさんがカウルを持ち込んできて、これを付けて、テールも好みで今風の超ショートにしたいって依頼されたものなんです」。エスパーの小宮さんがそう説明する、この1700。

「そもそもVMAXにはカウルの設定なんてないですから、ステーから溶接で作って進めたんですけど、見ての通りカウルがハーフタイプでボリュームはあるし、作ったステーでマウントして、高速でも走らせてみると振動が凄くてグラグラするんです。それを何とかしないとってステーをバランス取って修正を重ねて、解決できました。だからカウル裏に見えるステーは、ごついんですよ」

ハンドル切れ角も確保しつつ防風性も確保したという裏には、そんな苦労が隠れていた。

「テールの方はドゥカティ・モンスターの純正があって、それをあてがってみたら良さそうだったんで、シートレールをカットして付けました。VMAXの場合、ここには給油口があるんですがそれも生かせて、結構合いますね。ほかにはワンオフでチタンマフラーを作って、あとはリヤタイヤを240(ノーマル200幅)にしています」

意外にもエンジンまわりはノーマルベースだったが、今回はVMAX専門で30年という小宮さんお得意のワンオフを、車体まわりと排気系に集中させての仕立てでもあった。

「カウルステーはさっき言った通り、本当に苦労して、2度はできなさそうです(笑)。オーナーさん(カレーの有名店、「もうやんカレー」のオーナーさん)はこのバイクでレモンやタマネギ、ニンジンなんかをどんどん運ぶんです。その時にこのごついステーの間のスペースを生かしてて、実用面もあるなと(笑)」

撮影後にはそのスペースに収まるような搬送用袋をオーナーさんが選んで装着し、ベストマッチで運用しているとのこと。必要に駆られた防風性だけでない利点は、こうして煮詰められたのだ。

【 ザ・グッドルッキンバイク記事一覧はこちら!! 】

 

Detailed Description詳細説明

オーナー持ち込みのカウルはFRP製。ステーはエスパーオリジナルで、スチールベースでワンオフした。左右エンジンハンガーのフレーム側/エンジン側とそれぞれ共締めすることでバランスを取りつつ振動を防ぎ、ハンドル切れ角も確保するようにできたとのことだ。

メーターまわりはノーマルで、グリップはオーナーのこだわりで旧車の生ゴムタイプを装着。ミラーはカウルステーにマウントされる。

カウル装着によりメーターとヘッドライトの間にできた空間は、積載スペースとしても干渉なく安全に活用できているとのことだ。

テール側はシートレールをカットしてドゥカティ用カウルをセット。オープンすると給油口が出てくるのはVMAXノーマルと同様の仕組み。

65度挟角の水冷1670ccV4エンジンは後期型(1700)VMAXのノーマルで、ワンオフされた排気系への変更に合わせてパワーコマンダーVユニットによって燃料調整を行い、クイックシフターも装着。ほかにエンジンまわりではクラッチカバーをスケルトン化しているのも特徴点。

アルミダイヤモンドタイプのフレームやステップまわりはノーマルだが、エンジンのVバンク間でエンジンを吊るエンジンハンガーの取り付け部上下に注目してみると、カウルステーのベース部が自然な形で取り回されているのが分かる。さすが、と言える部分だ。

エスパーのVMAXと聞けば1200でも1700でもターボ化されていると考えがちだが、この車両はNA(自然吸気)のままカスタムが進められている。

排気系は右1本出しサイレンサーの4-1チタンエキゾーストをワンオフ製作。オーナーはエスパーとカスタムVMAXとの付き合いも長いという。

φ52mmインナーチューブのフロントフォークや3.50-18サイズのフロントホイール、6ピストンのブレーキキャリパーはVMAXノーマルのまま。

リヤホイールはUS仕様オプションのワイドタイプで、6.00-18→8.00-18インチ。タイヤも200/50→240/40サイズへワイド化された。リヤアームは純正のままで使える。

 

From our blog

  • タイヤ交換のプロも絶賛! 整備サポートアイテム『お助けリフターA』31 1月 2023
  • まずは元の状態に戻すメンテナンスを行って自分仕様を作るという提案を形に・飯田レーシングファクトリー26 1月 2023
  • ストライカーが2023年型Z900RS用パーツのラインナップを完了!24 1月 2023
  • 月刊ヘリテイジ&レジェンズ。
    2023年3月号(Vol.45)は
    今週末、1月27日(金)に発売!
    23 1月 2023

ザ グッドルッキン バイク

  • しゃぼん玉 ZRX1200DAEG<br>(KASAWAKI ZRX1200DAEG)

    しゃぼん玉 ZRX1200DAEG<br>(KASAWAKI ZRX1200DAEG)

  • KIUCHI Spl.  GSX-R1000<br>(SUZUKI GSX-R1000)

    KIUCHI Spl. GSX-R1000<br>(SUZUKI GSX-R1000)

  • ブルドック Z1000Mk.II<br>(KAWASAKI Z1000Mk.II)

    ブルドック Z1000Mk.II<br>(KAWASAKI Z1000Mk.II)

  • バイクプラザ・メカドック CBX<br>(HONDA CBX)

    バイクプラザ・メカドック CBX<br>(HONDA CBX)

  • ACサンクチュアリー Z1<br>(KASAWAKI Z1)

    ACサンクチュアリー Z1<br>(KASAWAKI Z1)

ヘリテイジ&レジェンズ|Heritage& Legends

愛車とのバイクライフを、より豊かに楽しむためのアイデアを提供する新雑誌。 愛車をもっと知りたい、カッコよくカスタムしたい、そして上手に走らせたい…ライダーなら誰もが気になる情報をより広く、深く提供して参ります。

Content

  • お知らせ
  • ニュース&トピックス
  • 連載コンテンツ
    • ザ グッドルッキン バイク
    • Goods Front Line
    • GoGo!! 2ストローク
  • スペシャルコンテンツ
    • 特集記事
    • 俺のグッドルッキン
  • プレゼント応募
  • 会社概要

お知らせ

  • タイヤ交換のプロも絶賛! 整備サポートアイテム『お助けリフターA』31 1月 2023
  • まずは元の状態に戻すメンテナンスを行って自分仕様を作るという提案を形に・飯田レーシングファクトリー26 1月 2023
  • ストライカーが2023年型Z900RS用パーツのラインナップを完了!24 1月 2023
  • 月刊ヘリテイジ&レジェンズ。
    2023年3月号(Vol.45)は
    今週末、1月27日(金)に発売!
    23 1月 2023
  • 既成概念を超える魅力を放ち続ける名機を楽しむ・OIL COOLED MODELS HISTORY Part219 1月 2023

Contact us

  • Address: 東京都中野区鷺宮3-44-8-101
  • Phone: 03-5356-8575
  • Email: info@handl-mag.com
©2019 H&L PLANNING Co.,Ltd. All Rights Reserved.

詳しい購入方法は、各サイトにてご確認ください。 書店によって、この本を扱っていない場合があります。ご了承ください。

 
 

弊社・株式会社H&L PLANNINGでも、銀行振込・現金書留での直接のご注文も承っております。

ご希望の場合は、必要事項(お名前、ご住所、電話番号)を明記の上、メールにてご連絡ください。 追って、お支払い方法と商品ご発送の流れを返信させていただきます。 メールアドレス:info@handl-mag.com ※ご返信まで数日を要すこともございます。予めご了承ください。お急ぎの場合は上記各サイトからのご注文をお勧めいたします。