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ブルドックZ1-R(カワサキZ1-R)

将来を眺めるパーツ群と自社加工を形にしたデモ車

ブルドックZ1-R
(カワサキZ1-R)

取材協力:ブルドック TEL0284-64-9825 〒326-0012栃木県足利市大久保町957-2
URL:http://www.bulldock.jp/
2021年 6月 30日

カスタム完成度をさらに追求するGT-Mの代表車

製作されるごとにその時点時点での最新仕様が反映されていくGT-Mだが、その1号機にしてデモ車の、カワサキZ1-R(今回紹介する仕様では“GT-M1230R”)も同様だ。ブルドック・和久井さん自身が車両オーナーであり、GT-Mのこれからを反映する車両でもある。

ベースは見ての通りZ1-Rだが、今回はここに注目してみたい。丸タンクのZ1~Z1000も、角タンクのZ1000Mk.ⅡやZ750FXも、もちろん後期Z1000J/R系もと、Zシリーズを全網羅する中でのZ1-Rという選択。そこにも理由があった。和久井さんは言う。

「私がZ1-Rが好きだから(笑)なんです。Zはどれも好きなんですけど、Z1-Rは、カスタムした時の難易度が高く、同時に、それをクリアした時の達成感が高いんです。

Z1-Rをカスタムするとしましょう。そこでさらっと手を入れても、ノーマルに見えてしまう。Z1-R自体に元々メーカー製カスタムという背景もあって、そのまとまり感を超えるのは案外難しいんです。それがZやMk.Ⅱだと、ショート管にキャブレター、オイルクーラー。あとホイールも換えてあれば、相当なカスタムに見えます。

Z1-Rの場合はそれだけでは無理で、個別に何か換えるだけでなく、しっかり車両全体のまとまりまで考えて手を入れないと、カスタムらしさが出ないし、美しくないんです。乗り味にしてもそうで、しっかりと手を入れてやらないと、よくは走らない。そこをクリアしていく点にやりがいを感じるんです。それで、カスタム化で外装のポイントになるシングルシートも、格好良く見えるものをZ1-R用に作ったのが最初で、そこからZ各車用を作っていきました」

Z1-Rをカスタムとして美しく成立させる。GT-Mで意識される「このままメーカーの車両として売っていてもいいほど」という完成度=凄いカスタムとしての作り込みの中にある乗りやすさや使い勝手、自然なたたずまいは、ここからもにじみ出ていた。
今だからこそ生み出される、そして今だからこそ作れるZコンプリートのGT-M。これを支えるパーツ群も、新しいものが控えている。つまり、Zをこれから楽しむ時の問題は、さらに減らせるというわけだ。

【 ザ・グッドルッキンバイク記事一覧はこちら!! 】

 

Detailed Description詳細説明

低く、美しく身構えるスタイルのベースになるビキニカウル/スクリーンやシングルシート(シート本体はマッコイ・スプリームで、このサイズでもコンフォート感をキープし上質さも作り出す)、アルミタンクはマッコイ。ミラーはマジカルレーシングのカーボン製を装着。

メーターは3D造形されたオリジナルカーボンパネルに指針式エンジン回転計+多機能デジタルメーターと燃料計の組み合わせでSTACKメーターを配置。フロントマスターシリンダーおよび油圧駆動化したクラッチのマスターはともにゲイルスピード・エラボレート。ステムは17インチに必要なトレール量を確保するマッコイ。ステアリングヘッド部にコンパクトなハイパープロ・ステダンもマウントする。

キャブレターはTMR-MJNφ40mmのヨシムラ・デュアルスタックファンネル仕様。シリンダーヘッドへのオイルバイパスライン等もこの写真で分かるだろう。

エンジンはピスタルレーシング鍛造ピストン+超々ターカロイスリーブによる1230cc仕様(この時点で154ps/8000rpmのスペック。現在はφ78mmボアによる1260cc仕様になっている)で、シリンダーヘッドはZ1000J系を使った上でツインプラグ化。マッコイ6速クロスミッションを組み込み発電/点火系もオリジナル化し、これで乾燥184kgと大幅に軽量化された車体を軽快に引っ張る。外観もスマートに仕上がる。

ステップキットもZ系に最適化したデザインのマッコイ。アウトボード&オフセットスプロケットによりチェーンラインも適正化。

フルチタンのエキゾーストはZに最適化したWin Mccoy Neo。前後ホイールはこの時点ではBSTカーボンの3.50-17/6.00-17サイズ、フロントフォーク&リヤショックはマッコイ・ナイトロンでスイングアームはオリジナル5角目の字断面のMccoy等、フルメニューで組み上げられる。

WRITER

Heritage&legends編集部

バイクライフを豊かにし、愛車との時間を楽しむため、バイクカスタム&メンテナンスのアイディアや情報を掲載する月刊誌・Heritage&legendsの編集部。編集部員はバイクのカスタムやメンテナンスに長年携わり知識豊富なメンバーが揃う。

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