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ブライトロジック GSX-R1000(スズキ GSX-R1000 K6)

良好素性をそのままにポテンシャルを高める高質販売車

ブライトロジック GSX-R1000
(スズキ GSX-R1000 K6)

取材協力:ブライトロジック TEL046-246-4488 〒243-0803神奈川県厚木市山際780-1
URL:https://www.bright-logic.com/
2025年 4月 14日

突き詰めれば自然と使うパーツは定まっていく

初代油冷GSX-R750ではまさに実戦の先頭に立ち、その進化と限界に立ち会ってきたブライトロジック・竹中さん。今同店で手を入れられる車両はユーザーカスタムも、販売車両もそのノウハウをしっかり反映したものとなっている。ライダーファーストという見方はどうGSX-Rに投影されるのかは、このGSX-R1000K6を元に仕立てられた販売車両からも分かる。主な仕様は少し前に紹介したオーナー車両のGSX-R1000K7とも近く、オーリンズ前後サスやブレンボのブレーキシステム、マルケジーニ・マグホイールなど多くのパートはブライトロジックで標準的に使われる=勧めたいものでまとめられている。これらは作動性の向上、つまりライダーが車両を思うように動かすことを助けるパーツ群。ほかのパートも同様で、アルミタンクへの変更とカウル変更による取り回しからの軽さ。

さらにこの車両ではシートカウルが純正なので、リヤシートを用意してシングルシートカバーを外し、タンデムステップを付ければふたり乗りもできるようになっている。現状のシートもスプリーム特注の段付きで、加速時に下半身をしっかり収めて腕の力が抜けるという作り。ひとり乗りでも最大限に楽しめる設定だ。ワイヤ作動式のクラッチ(純正ではGSX-R1000K1〜K6はワイヤ、K7/K8は油圧作動で、K9/L0およびL1以降はワイヤ作動)になっているクラッチも、K6まで/K9以降に同じ油圧式に置き換えて軽く握れるようにされる。

ところでこのK6のように、ブライトロジックの販売用製作GSX-RにはK5〜K9あたりのR1000と油冷が多いようにも思える。そこには何か理由があるのだろうか。

「K5/K6は乗りやすいこと、そして跨がるところがスリムで全体もコンパクトに感じられるのがいいんです。ノーマルフロントフォークの動きが普通に良い、これはK5〜K8でですけど、それで路面状態がライダーに分かりやすく伝わってくる感じがするのもプラスになっていると思います。

スリッパークラッチもK5からの標準装備です。K1〜K4ではまだ装備されてないので少し扱いが難しい。クイックシフターもアップだけなら何とでもなります。ダウン側もほしいとなると現行、L7以降のモデルを選ぶのがいいです。

でも、Zやカタナような旧車だときちんと作り直して現代化することでがらっと変わり、良くなりますけど、GSX-R1000、とくに今挙げたK5以降なら手を入れたあとでも純正と違いはある意味、少ないんですよ。ノーマルでも速過ぎるくらいに速いんですから。ですからまずは整備しておくのがいいと思います。

レースだったら新しい方を選ぶとなりますけど、街中で使うのならどうしてもという理由がなければ好きな年式を選んでいいと思います。新しいのはいろんなデバイスもあっていいですが、使わないものも多い。

それで車両を選んだ後は、軽くしたいとかコントロール性を良くしたい、もっと扱いやすくするというのなら手を入れる。そんな考えでいいでしょう」

先に述べた操作系や足まわり、制動系への同じパーツ使いは、同時に仕上がりの均質さにもつながる。ブライトロジック車の場合はそれが高レベルで揃ってくる。この車両は’25年3月時点で販売中だから、その質の高さを味わいたいなら早く同店に連絡するのがいいだろう。

【 ザ・グッドルッキンバイク記事一覧はこちら!! 】

 

Detailed Description詳細説明

カウルはクレバーウルフ'05〜'06GSX-R1000ストリートフルカウルで、マジカルレーシング・レーサーレプリカミラー(タイプ3ヘッド)はブライトロジック・バックミラーコンバージョンキットでカウル内側からステーを出すようにセットされる。超小型LEDのフロントウインカーは両エアダクトの内側下に備わり、ステアリングダンパーはオーリンズに置換。

トップブリッジはブライトロジックオリジナルの販売品でフロントマスターはブレンボ・ラジアル鍛造、クラッチ側もブレンボCNCを使う。

燃料タンクはビーター・スプリントアルミタンク24Lで、カウルとともにガンメタリックでペイントした。

シートカウルはGSX-R1000K6純正でタンデムシートも純正アクセサリー。シートはスプリーム特注で段付きタイプとなっている。

走行距離は撮影時点で1万9316kmでフレームまわりはノーマル。排気系は純正のチタンエキゾーストパイプにブライトロジックのチタンスリップオン/カーボンシェルサイレンサーを接続したものを装着。

ステップはバーを変更してバザーズ・オートシフターを追加。クラッチはGSX-R1000K7のパーツでワイヤから油圧駆動に変えていて、レバーが軽く握れるようにしてある。

フロントフォークはオーリンズ倒立で、フロントブレーキはブレンボ・レーシングCNC 4Pキャリパー+ブレンボφ310mmディスク。

リヤブレーキはブレンボCNC 2Pキャリパーをブライトロジック製サポートでマウントして、サンスター・プレミアムレーシングディスクφ220を組み合わせた。

リヤサスは純正スイングアームにオーリンズTTXショック。3.50-17/6.00-17サイズの前後ホイールはマグネシウム合金製のマルケジーニM10RでタイヤはブリヂストンS23だ。

WRITER

Heritage&legends編集部

バイクライフを豊かにし、愛車との時間を楽しむため、バイクカスタム&メンテナンスのアイディアや情報を掲載する月刊誌・Heritage&legendsの編集部。編集部員はバイクのカスタムやメンテナンスに長年携わり知識豊富なメンバーが揃う。

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