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OGASAWARA SPL. ZEPHYRχ(KAWASAKI ZEPHYRχ)

かつての憧れFXの姿を投影する400cc版ローソン

OGASAWARA SPL. ZEPHYRχ
(KAWASAKI ZEPHYRχ)

取材協力:小笠原“エッセ”マサトさん
2024年 4月 29日
自ら立てたコンセプトを弟さんが具体化する

現地で自薦エントリー、来場者の皆さんに投票いただくというH&Lのカスタムコンテスト“バイクビルドオフ”。2023年10月22日、宮城県・スポーツランドSUGOでの「SUGO 2FUN AUTUMN STAGE」で行われたこのコンテストで1位を得たのは小笠原「エッセ」マサトさんのこのゼファーχ。ドレミコレクションのFX Style外装キットを使ってZ400FXの角型デザイン外観にした上で、オリジナルペイントしたのが一番の特徴だ。

「私が17歳の頃、中免(当時。現・普通二輪免許)で乗れる最大排気量でほしかったカワサキZ400FXはバイト3つ掛け持ちしても買えなかったんです。その後、やっとその後継のZ400GPに乗りました。

今はZZR1100Cも持っているのですが、縁あって手許にゼファーχが来たので、あの頃の記念に“FX仕様に”と即断しました。『Z400にZ1000R(ローソンレプリカ)のような“R”があれば』をコンセプトに、このカラーリングを考えました。ドレミコレクションの社長さんがFX Styleをライムグリーンにしていたことからひらめきました」と小笠原さん。

入手後に車両は全バラされ、エンジンも再組み立て。ホイールやステムほか、ブラックのパートや赤いカムカバーもこの時に再塗装している。スイッチ類など、新品で手に入るパーツもそれ以降長く乗るためにと換装した。

小笠原さんが走りのステージのメインと据える蔵王エコーライン(宮城県〜山形県)に合わせたキャブセッティングは、ちょうど撮影した時期に抜群の扱いやすさを見せるそうだ。

各部の仕様は小笠原さんがコンセプトを立てて弟さん(アラヤモータース)が具体化するとのことで、コンセプトが明快で的確な点、そしてそれを生かす兄弟のコンビネーションも効いての得票=共感で、1位になったのだとも思える。まさにコンセプト通りの1台だ。

【 ザ・グッドルッキンバイク記事一覧はこちら!! 】

 

Detailed Description詳細説明

外装はドレミコレクションFX StyleでタンクサイドのKawasakiエンブレムをゴールド仕上げする。“Z400R”イメージのラインも入り、その下のSPEED JUNKIESは小笠原さんのレース時のチーム名。別カットで見えるサイドカバーのLOUISEは同じく所属クラブだ。

シートもドレミコレクションのゼファー/ゼファーχ用外装キット、FX Style(E4タイプ)を使う。サイドカバーの400Rエンブレムは車両コンセプトに合わせたものを製作して装着。

空冷4バルブのエンジンはゼファーχノーマルを全バラ再組み立てし、カムカバーも赤仕上げに。Z400FX、そしてコンセプトの“R”らしい雰囲気も感じられる。

キャブレターもゼファーχ純正、スロットル変位検知のK-TRIC付きCVK30を直キャブ仕様とし、蔵王エコーライン「ぼうだいら」の標高で合わせてこの時期の平地から御釜まで抜群に扱いやすく仕上げたとのことだ。

ベースはマイナーチェンジ後の前後17インチ/3本スポークホイール仕様。全バラ時にアウターチューブをブラック塗装したφ41mmフロントフォークはKYB、TOKICO4ピストンキャリパーほかブレーキまわりは前後ともノーマル。

あえてリザーバーなしで色味を抑えたリヤショックはKYB製、スイングアームは純正のままで、フレームホールプラグはモリワキを使う。

マフラーはショート管。リヤブレーキまわりは純正。外装変更=コスプレをベースに、低予算でもカッコ良いバイクが作れるし、まわりの皆にも感謝したいとも小笠原さんは言う。

WRITER

Heritage&legends編集部

バイクライフを豊かにし、愛車との時間を楽しむため、バイクカスタム&メンテナンスのアイディアや情報を掲載する月刊誌・Heritage&legendsの編集部。編集部員はバイクのカスタムやメンテナンスに長年携わり知識豊富なメンバーが揃う。

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