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K-2プロジェクト ZX-14R(KAWASAKI ZX-14R)

メガスポーツのポテンシャルを十分引き出す作り

K-2プロジェクト ZX-14R
(KAWASAKI ZX-14R)

取材協力:K-2 PROJECT TEL0297-47-8187 〒302-0125茨城県守谷市高野611-7
URL:https://www.k-2project2.com
2023年 6月 05日
本質的な重さや大きさを感じさせずに上質にする

2012年にカワサキのフラッグシップとして登場し、国内でも’19年まで輸入販売されたカワサキNinja ZX-14R。誕生から10年以上が経ったのかと思えるほどに今見ても古さはまったく感じない。それはこの車両を見ているからだろうか。

「ローダウンがしてあるんです」。こうK-2プロジェクト・北村さんに聞くまで気が付かなかった。そのくらいよくまとまった車両だ。

「オーナーさんは一般的なライダーで、小柄ですので14Rは大きく感じる。それで取り回しを軽くしたいというところから手が入りました。ローダウンキットを組んで、体格に合わせてライディングポジションを作り替えていくという作業を進めました。

それで“大きさがかなり軽減されたから、今度は重さを軽減したい”と、だんだんとパーツを変更。皆さんも知っているように純正で重いマフラーを変更し、サスペンションも車重の変化に対して細かく調整できるものにグレードアップ。こうして取り回しが軽くなる要素が入って、このようなパッケージとして仕上がってます」

ほかにも手の大きさに合わせられてきちんと握り込めるフロントブレーキやクラッチのマスター変更(ここではゲイルスピードを選択)も行い、コントロール性の高さや操作感の良さも採り入れる。

「大きさも重さもかなり緩和されて、操作性も良くなったのでと、オーナーさんはかねてから気になっていたパーツの装着に進まれたんです。リヤのラジアルマウントキャリパーやウイリースイングアームはそうしたパーツですね。最初は“カスタムしないで大丈夫派”だったオーナーさんがこうしてカスタムパーツの効果を知って、“普段よく行くツーリングでも取り回しがよくて怖くなく走れる”と楽しくなったようなので、製作したこちらとしても嬉しいですよね」とも北村さん。

きっかけは小さな、でもオーナーにとっては大きな問題。そこに真摯に向き合い、解決したことで安心して次の依頼ができるし、車両がよくなることで次の好奇心も生まれる。北村さんが常に考えるのは車両それぞれのオーナーの満足感。そこがきちんと満たされた1台として、参考にしたい。

【 ザ・グッドルッキンバイク記事一覧はこちら!! 】

 

Detailed Description詳細説明

ハンドル幅を広げ、少し上げた'16年以降のアジア仕様のうち、この車両は'17年型ハイグレードがベースとなっている。左右マスターシリンダーはゲイルスピード・エラボレートVREとしてオーナーに合わせた調整を行いコントロール性も向上。アルミ削り出しの本体とクリアのタンクを組み合わせた左右のリザーバータンクは、使うならいいものを使いたいということでrizoma製を選択している。

フロントカウルやスクリーン、シートなど、外装はZX-14Rの純正そのままとしている。ステップはバーをローレットタイプに変更した。

1441ccの直4エンジンやFIはノーマルで、ノジマエンジニアリング製ラジエーターコアガード、オーヴァーレーシング製スライダーを追加する。

φ43mm倒立フォークは純正でアクスルクランプボルトを変更。フロントブレーキはゲイルスピード・ラジアルマウントキャリパーにブレンボディスクの組み合わせだ。

左右出しのマフラーはノジマ・ヒートチタン・ツインTYPE-SCのK-2プロジェクトコラボ品で、軽量化にも特性的にも好印象だった。スイングアームはウイリー・目の字断面アルミでリヤショックはオーリンズ。ホイールはマルケジーニM7RSの3.50-17/6.00-17サイズを履く。

リヤブレーキもゲイルスピード・ラジアルマウントキャリパーに換装。前後ともブレーキラインはアレーグリ・ショルトシリーズだ。

センタースタンドは'16年型アジア仕様の標準装備品。リヤサスのリンクはEFFEX車高調整キットの対策品に換装され、自然にローダウンしている。

WRITER

Heritage&legends編集部

バイクライフを豊かにし、愛車との時間を楽しむため、バイクカスタム&メンテナンスのアイディアや情報を掲載する月刊誌・Heritage&legendsの編集部。編集部員はバイクのカスタムやメンテナンスに長年携わり知識豊富なメンバーが揃う。

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