ヘリテイジ&レジェンズ|Heritage& Legends
  • お知らせ
  • ニュース&トピックス
  • 連載コンテンツ
    • ザ グッドルッキン バイク
    • Goods Front Line
    • GoGo!! 2ストローク
  • スペシャルコンテンツ
    • 特集記事
    • 俺のグッドルッキン
  • プレゼント応募
  • 会社概要
T.T.RモータースCB750F(ホンダCB750F)

Fカスタムの幅を広げるスクランブラースタイル

T.T.RモータースCB750F(ホンダCB750F)

取材協力:T.T.Rモータース TEL048-925-8655 〒340-0017埼玉県草加市吉町4-3-28
URL:http://bike-ttrm.com
2019年 12月 23日

ショップのカスタムの幅を広げるためのトライ

「元々ウチのオリジナルパーツを使ったデモ車両だったんですが、カスタムの幅を広げられたらいいなってカフェレーサー製作を始めたんです」。T.T.Rモータースの代表、林さんがこう言う車両は、’80年型CB750F(A)がベース。

基本をそのカフェレーサースタイルというルックスに置いたのも、それが理由だ。レースや一般的なストリート向けとしては性能追求や今風、当時風というスタイルはあっても、ベーシックな部分では同じ=走りをきちんとする=であって、ここに関しては今までも学び、追ってきたし、今後もそうだろうという前提がある。

対してこのクラシックスタイルというかボバースタイルというか、造形という点でのセンスが問われるジャンルにあえて踏み込むことで、センスを磨いてみたい、新しい発見をしてみたいというのが、林さんが言う「幅」とも言える。

「旧車をレストアしたり、カスタムしたりというノウハウはあったんですけど、このジャンルでは肩の力の抜き方もポイントになるようで、そこは難しかったですね」(同)というように、パーツを外していくだけでもなく、付けていくだけでもなくという部分は苦心したとのこと。ヘッドライトにバイク界であまり見ない4輪用を使ったり、ステアリングダンパーをFフォークに沿って縦置きしてみたりというのは、その現れだ。

完成したら「普段は飾って、たまに乗ってみたい」という方が買い手に付いてくれましたとも林さん。ルックス重視で、この形がピンと来たのだろう。

もう一度見直すと確かに今風のスクランブラー系カフェレーサー。その一方で、エンジンもフレームもホイールもタンクも、まごう事なきCB-F。海外では見かけるものの国内には出てこないと思っていたら、こんなスタイルのFが出てきた。しかも手がけるのは、Fをよく知るT.T.R。だからカスタムの世界は面白いし、さらに進化するのだ。

【 ザ・グッドルッキンパイク記事一覧はこちら!! 】

Detailed Description詳細説明

ヘッドライトは4輪用でメーターも小ぶりな別体式。ミラーはバーエンドタイプとして車体全体の見た目の高さも抑える構成だ。

フロントフォークとステアリングステムはφ35mmのCB750FBのノーマルのまま。右横に、そのフロントフォークと平行に付けられたステアリングダンパーで減衰補助も行っている。

ハンドルバーはT.T.Rオリジナルの人気商品、旧車用AKUOSセパレート(φ35/37/39mm各サイズあり)。ウインカーも小さいが、光量は車検適合だ。

エンジンは750FノーマルでT.T.Rイージークラッチキットや同真鍮カムカバーを組む。キャブレターはカワサキKZ1000純正を加工流用している。

シングルシート風でテールカウルを廃したテールまわりも特徴。LEDテールランプとウインカーはテールパイプに沿わせてマウントされる。

前後ホイールやスイングアームはCB750FBのノーマルで、ボバースタイルの流儀に則って、ナンバーステーをスイングアームから延長して装着。

ソリッドな地肌をそのまま生かした燃料タンクはアルミ製。ドレミコレクションのCB1100 type-R(CB1100のCB1100R外装キット)用を流用加工してセットする。

チタン4-1のマフラーは、撮影時はジェイズ製フルチタンを装着していた。FBノーマルのホイールは裏コムスタータイプをブラック仕上げしているのだ。

フロントはブレーキラインをステンレスメッシュ化した。ブレーキキャリパーをFAとする以外はCB750FBノーマルだが、ブラックで統一することでこうも印象が変わる。

ステップまわりもノーマルだが、ベースプレートがマットブラック化されることでラバー部分がボバーの標準的なルックスとなった。

WRITER

Heritage&legends編集部

バイクライフを豊かにし、愛車との時間を楽しむため、バイクカスタム&メンテナンスのアイディアや情報を掲載する月刊誌・Heritage&legendsの編集部。編集部員はバイクのカスタムやメンテナンスに長年携わり知識豊富なメンバーが揃う。

From our blog

  • オイルフィルターがパワー&トルクアップに貢献?! 『K&Pハイパフォーマンスフィルター』に注目!03 2月 2023
  • ゼファーバックアップ態勢をトータルで強化する・バグースモーターサイクル02 2月 2023
  • タイヤ交換のプロも絶賛! 整備サポートアイテム『お助けリフターA』31 1月 2023
  • まずは元の状態に戻すメンテナンスを行って自分仕様を作るという提案を形に・飯田レーシングファクトリー26 1月 2023

ザ グッドルッキン バイク

  • テクニカルガレージRUN HAYABUSA<br>(SUZUKI HAYABUSA)

    テクニカルガレージRUN HAYABUSA<br>(SUZUKI HAYABUSA)

  • しゃぼん玉 ZRX1200DAEG<br>(KASAWAKI ZRX1200DAEG)

    しゃぼん玉 ZRX1200DAEG<br>(KASAWAKI ZRX1200DAEG)

  • KIUCHI Spl.  GSX-R1000<br>(SUZUKI GSX-R1000)

    KIUCHI Spl. GSX-R1000<br>(SUZUKI GSX-R1000)

  • ブルドック Z1000Mk.II<br>(KAWASAKI Z1000Mk.II)

    ブルドック Z1000Mk.II<br>(KAWASAKI Z1000Mk.II)

  • バイクプラザ・メカドック CBX<br>(HONDA CBX)

    バイクプラザ・メカドック CBX<br>(HONDA CBX)

ヘリテイジ&レジェンズ|Heritage& Legends

愛車とのバイクライフを、より豊かに楽しむためのアイデアを提供する新雑誌。 愛車をもっと知りたい、カッコよくカスタムしたい、そして上手に走らせたい…ライダーなら誰もが気になる情報をより広く、深く提供して参ります。

Content

  • お知らせ
  • ニュース&トピックス
  • 連載コンテンツ
    • ザ グッドルッキン バイク
    • Goods Front Line
    • GoGo!! 2ストローク
  • スペシャルコンテンツ
    • 特集記事
    • 俺のグッドルッキン
  • プレゼント応募
  • 会社概要

お知らせ

  • オイルフィルターがパワー&トルクアップに貢献?! 『K&Pハイパフォーマンスフィルター』に注目!03 2月 2023
  • ゼファーバックアップ態勢をトータルで強化する・バグースモーターサイクル02 2月 2023
  • タイヤ交換のプロも絶賛! 整備サポートアイテム『お助けリフターA』31 1月 2023
  • まずは元の状態に戻すメンテナンスを行って自分仕様を作るという提案を形に・飯田レーシングファクトリー26 1月 2023
  • ストライカーが2023年型Z900RS用パーツのラインナップを完了!24 1月 2023

Contact us

  • Address: 東京都中野区鷺宮3-44-8-101
  • Phone: 03-5356-8575
  • Email: info@handl-mag.com
©2019 H&L PLANNING Co.,Ltd. All Rights Reserved.

詳しい購入方法は、各サイトにてご確認ください。 書店によって、この本を扱っていない場合があります。ご了承ください。

 
 

弊社・株式会社H&L PLANNINGでも、銀行振込・現金書留での直接のご注文も承っております。

ご希望の場合は、必要事項(お名前、ご住所、電話番号)を明記の上、メールにてご連絡ください。 追って、お支払い方法と商品ご発送の流れを返信させていただきます。 メールアドレス:info@handl-mag.com ※ご返信まで数日を要すこともございます。予めご了承ください。お急ぎの場合は上記各サイトからのご注文をお勧めいたします。