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GoGo2ストローク ヤマハTZR250編(第13回目)
レポート:中村友彦

2ストミーティングでレベルアップを実感?!

2019年 11月 27日

雨にさいなまれた、スポーツランドSUGOでの2017年夏の全日本2ストミーティングの、僕+ヤマハTZR250(1KT)のベストタイムは2分5秒台だった。だが晴天下の今回は、なんと1分49秒413を記録。イッキに約15秒も短縮というのは我ながらちょっとどうかとも思うけれど、僕と1KTは着実な成長を遂げているようだ。


宮城県のスポーツランドSUGOで毎夏開かれる2ストミーティングに、僕が1KTで参加するのは2018年夏ので4度目。そして1年ぶりにアップダウンに富んだインターナショナルレーシングコースを走って、“おお、なるほどなあ”と思ったのは、景色の流れ方が以前とはまったく異なっていたことだった。その理由はもちろん、僕と1KTが以前より速いスピードで走れたからだろう。具体的に、どのくらい速くなったのかというと……。

まず1回目の走行では、従来のベストを約10秒短縮する1分50秒台中盤を連発。その後はナイトロンジャパンの中木さんと羽柴さんに、マシンの状況確認と前後ショックのセッティングを行ってもらい(この件は次回に詳報)、続いて臨んだ2回目の走行/模擬レースの予選では、1分52秒302を記録して4番グリッドを獲得。

そしてイベントのシメに行われた5周の模擬レースでは、序盤から♯24渡邊選手+RZ250Rとトップ争いを繰り広げ、最終的には2位でフィニッシュ。渡邊選手を追走中の4周目には、1分49秒413をマークできたのである。

う〜む。改めてこうして書いてみると、我ながら出来過ぎの展開ではあるけれど、これはクオリティーワークスや井上ボーリング、ミクニ、ASウオタニ、サンスター、岡田商事(ZCOO)、PEOなど各社の皆さんの協力を得ながら、僕と1KTが地道に進化して来た結果と言っていいだろう。もちろん今回のタイムは、ナイトロンジャパンのおふたりによるセッティング&アドバイスがかなり利いているのだが、僕としては約3年半に及んだ試行錯誤と苦労が、ようやく報われ始めた気がしている。

さて、そんな心境に至った現在の僕の心配ごとはこれまでとは異なり“マシンがあんまり速くない”という言い訳が使いづらくなりそう……なことである。何と言っても今回の僕+1KTはストレートで他車をバンバン抜けたし、コーナリングスピードも他車より高かったのだから。もっとも、筑波のTOTで上位を走るNSR勢ほどの速さは備わっていないだろうけれど、少なくとも今回参加した2ストミーティングの’89年以前クラスでは、僕の1KTの戦闘力はかなり高かったのである。

そしてその戦闘力を筑波サーキットでも発揮するべく、今の僕はファイナルの刷新を検討中。現状のスプロケットは14/46だが、さらにショートな14/48、あえてロングにして6速を使わない15/45あたりを、近日中に試す予定だ。

【 GoGo!! 2ストローク記事一覧はこちら!! 】

'89年以前の250cc以下を対象とした模擬レースでは、♯24渡邊選手+RZ250R(上段、今回のタイトル写真の右の方)とトップ争いを展開。もっとも、僕がトップを走ったのはわずか1周だけだったのだが、緊迫した接戦はムチャクチャ楽しかった。

前後ショックのセッティングに付き合ってくれたのは、ナイトロンの中木さん(中央)と羽柴さん(左)。公式記録には残っていないけれど、初めて僕の1KTに乗った中木さんはサクッと1分46秒415をマークした!

ヤマハのホームコースという事情もあるのだろうか、SUGOの2ストミーティングは昔からヤマハ車での参加が多い。今回の'89年以前/250ccクラスのエントリーは17台で、その中の6台がパラツインTZRだった。ちなみにご先祖に当たるRZ-Rも6台が参加した。

2ストミーティングのサーキットランのクラス分けは200cc以下、'89年以前/250cc以下、'90年以降/250cc以下、250ccオーバーの4種類だが、それらと別に午前と午後に設定されている特別フリー走行枠は、車種を問わずに参加できる。上はTZR50R、下はRD400だ!

WRITER

中村友彦

二輪雑誌編集部員を経て独立し、現在フリーのモータージャーナリストとして活動中。クラシックバイクから最新モデルまでジャンルや新旧を問わず乗りこなし解説する。カスタムやレースにも深く興味を持ち、サンデーレースにも参戦する。

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