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GoGo2ストローク ヤマハTZR250編(第3回目)
レポート:中村友彦

急速にレベルアップするZERO-4。ライバルをチェック!!

2019年 9月 18日

第1回目でも触れたように、僕+ヤマハTZR250(1KT)が主戦場としているTOTのZERO-4は、近年になって全体のレベルが急上昇している。

僕が参戦する以前の2013~14年が、トップタイム:1分4~5秒前後/15位前後のラップタイム:1分8~9秒台だったのに対して、現在はトップタイム:1分2~3秒前後/15位前後のラップタイム:1分6秒台後半~7秒台前半にまで短縮してしまった。こうやって改めて数字を記してみると、何だか間の悪い時期に参戦を始めちゃった気がしてくるものの……。ま、人は人、自分は自分である。目標達成を目指して、コツコツやっていくしかないだろう。

なお参戦車両の面白さという意味では、かつてのZERO-4は相当にバラエティに富んでいたものだったけれど、ここ最近はNSR250Rがほぼ半数を占めるようになり、他メーカーの参加台数は縮小傾向。とはいえ’17年以降のTOTでは、RGV250Γを駆る今泉選手がNSR勢を抑えて驚異的な速さを発揮しているし、4スト並列4気筒のZX-4もほぼ毎回、表彰台に上る活躍を見せている。

そしてそういったライバル勢と比較すると、1KTは戦闘力的に不利……と言われているのだが、僕より速い1KT乗りはたくさんいて、近年のZERO-4では、ベストタイムが1分4秒台の小川選手が何度か表彰台に上っている。つまり、僕の当面の目標である5秒台+表彰台は、決して実現不可能ではないのだ?!

【 GoGo!! 2ストローク記事一覧はこちら!! 】

近年のZERO-4で台風の目になっている♯1今泉選手+RGV250Γは、2019年春のSATSUKI STAGEで従来のレコードタイムを0.5秒以上も短縮する1分1秒563をマーク! これ以上速くなられると、僕+1KTが決勝レース中にラップされてしまいそうで心配だ。

もとものとの戦闘力が高い上に、チューンアップの手法が確立されているからか、近年のZERO-4ではNSR250Rが圧倒的な多数派になりつつある。そんなNSR勢の代表格と言えるのが♯71八木選手で、2017年秋~’19年春のTOTでは4戦連続で2位に入賞している。

‘80年代のレーサーレプリカが主役となるZERO-4のコンセプトは、かつてのF3レースを再現することで、2スト250ccだけではなく、4スト400ccの参戦も可能となっている。ゲズンハイトレーシングの♯18滝口選手+ZX-4も、これまでに何度も優勝を飾っているのだ。

TZRの希望の星!! 僕が勝手にそう命名している♯10小川選手は、2018年のSATUKI STAGEで、1位:生井選手+ZX-4、2位:八木選手+NSR、3位:今泉選手+RGV250Γに次ぐ4位に入賞した。現在までの公式ベストタイムは、2016年秋にマークした1分4秒763だ。

クオリティーワークスのお客さんである本田選手+NSRは、少し前までは僕のよきライバルだったのだが……。最近になって、僕を置き去りにするかのような飛躍を達成。’19年のSATUKI STAGEでは11位でフィニュッシュし、練習走行では1分5秒台を記録しているという。

WRITER

中村友彦

二輪雑誌編集部員を経て独立し、現在フリーのモータージャーナリストとして活動中。クラシックバイクから最新モデルまでジャンルや新旧を問わず乗りこなし解説する。カスタムやレースにも深く興味を持ち、サンデーレースにも参戦する。

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