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ブルドックZ1000R(カワサキZ1000R)

車種ごと、オーナーごとの特徴も盛り込むコンプリート

ブルドックZ1000R
(カワサキZ1000R)

取材協力:ブルドック ℡0284-64-9825 〒326-0012栃木県足利市大久保町957-2
URL:http://www.bulldock.jp/
2020年 6月 12日

ローソンならではの特徴も生かした構成

カワサキ・ゼファー1100用6速ミッションも自社製品ラインナップに加えるなど、パーツ開発にも積極的な活動を続けるブルドック。同店カスタムコンプリート車のGT-M(Genuine Tuning Machine)もコンスタントに製作され、このローソンレプリカは最近の作。ただ、他のGT-Mとは少しだけ成り立ちが違うようだ。

「ベースはZ1000R2で、既にZ1の17インチ仕様を持っているお客さんから、どうしてもほしかったローソンレプリカで作りたいというオーダーを受けました。それで足まわりはそのZ1からできるだけ移植してほしいということで、ホイールもマルケジーニとしています」とブルドック・和久井さんは言う。

エンジンや車体をフルに自社内作業で仕立てていくという基本の仕様は高質ないつものGT-Mで、どの車両にも感じられる質感と、触ったときからの軽さがある。これについては和久井さんが常々言う、自然な作り&たたずまい。それと、乗ること自体を特別なものにせず、せっかくの車両を普通に乗ってほしいという気持ちがにじみ出ていると言える。

ところが、このローソンはいつもにも増して車両の押し引き、取り回しが軽く感じられる。かつてスポーツ指向のお客さんに合わせてエンジン位置を上げたという車両にその印象があったが、それと同じくらい。最新の750ccクラス的だ。

「ローソンの場合、少しリヤを上げてキャスターを立ててやると、そんな印象が出ると思います」と和久井さんは教えてくれるが、これは先述のようなGT-M共通の仕上がりがある上での、ベース車による特性違いと言えそうだ。

そんなベース車の特性も、お客さんの指向も取り込んだアレンジも行えるGT-M。それぞれのユーザーに向けた最適仕上がりも目指すというのは、こういうことだろう。

【 ザ・グッドルッキンバイク記事一覧はこちら!! 】

Detailed Description詳細説明

Z1000R2純正パターン/ライムグリーン塗色も美しいこの車両、ベースもZ1000R2。ビキニカウルはMccoyでウインカーは移設されている。左右マスターはゲイルスピードでハンドルはファナティック。ステムはMccoyオフセット可変式でメーターはULTRAステッピングモーター回転計/デジタル速度計/ヨシムラ・プログレス(油温等を表示)をブルドックオリジナルのカーボンガーニッシュにレイアウトした。

フロントウインカーは小型LEDをオイルクーラーサイドにマウント。リヤ側は同じく小型LEDをナンバーホルダーのサイドに、ともに縦置きでマウント。被視認性も良く、配線の自由度が高い点や整備性も良いという点において、GT-Mの近作ではよく使われるパーツなのだ。

元々J系ヘッドを持つZ1000Rゆえ、エンジンもそのベースを生かした構成となっている。この車両ではφ73mm鍛造ピストン+超々ターカロイ/外側銅めっきスリーブによる999→1135cc仕様で、GT-Mの手法に則ってブルドック自社内で内燃機加工を施している。写真は外側からもアウトプットシャフトをベアリング支持するブルドック・オリジナルのMccoyブランドによるアウトボード&オフセットスプロケット。細部も隙がない。

キャブレターはFCR-MJNのデュアルスタック仕様。エンジン仕様に合わせた適正後継の選択やセットアップもきっちり行われている。

フルチタンの排気系はWin Mccoyフルエキゾースト(内部4-2-1構造)。スイングアームはオリジナル7N01アルミ目の字断面材製のMccoyだ。

リヤショックはオーリンズ・レジェンドツイン。ステップもMccoyで、ドライブチェーンは520サイズでロスを減らせる上、高耐久というRK・X-XW520ブラックをチョイス。

WRITER

Heritage&legends編集部

バイクライフを豊かにし、愛車との時間を楽しむため、バイクカスタム&メンテナンスのアイディアや情報を掲載する月刊誌・Heritage&legendsの編集部。編集部員はバイクのカスタムやメンテナンスに長年携わり知識豊富なメンバーが揃う。

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