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サンクチュアリーコウガZ1R-Ⅱ(カワサキZ1R-Ⅱ)

あえてノーマルフレームで仕上げた激シブ・コンプリート

サンクチュアリーコウガZ1R-Ⅱ
(カワサキZ1R-Ⅱ)

取材協力:サンクチュアリーKOUGA TEL0748-72-4158 〒520-3222滋賀県湖南市吉永35-2-1F
URL:http://sanctuary-kouga.jp
2020年 5月 21日

希少なZ1R-Ⅱがベースゆえの配慮を行った

RCM=リアル・コンプリート・マシンと呼ばれるオーダーカスタムコンプリートを手がけるACサンクチュアリー。そのグループ店として15年の活動歴を持つ、サンクチュアリーKOUGAによるZ1R-Ⅱだ。ただこの車両、他のZ系RCMとは少し異なる作りとなっている。

「元々は17インチホイール、セパハン仕様のRCMを持っている方がZ1R-Ⅱの中古を手に入れていじり進めた車両でした。前後18インチ、黒でまとめてちょっとワルっぽいイメージ。それでちょっと変わってるというのは、フレームがノーマルで作った点なんですよ。

Ⅱ型のZ1-Rは少ないですし、オリジナル状態の車両もなかなか見ない。なので思い切ってノーマルフレームで行ってみようって作ったんです。フレーム№の入ったステッカーも残ってるくらいです。リヤサスはレイダウンしてますが、それにも溶接や加工でなく、初めてPMCのブラケットを使ったというくらい。ですがそれ以外の部分はきっちり作ってありますし、ノーマルに戻そうと思えば戻る。ステップアップしようと思えばそれもOK。そんな仕上がりにしています」と、代表の立入さんは話してくれる。

その他の仕様はエンジンがノーマル0.5mmオーバーサイズピストンでオーバーホール/フルリビルドしての1030ccにしてから走行3000km、キャブレターは当初のCRに換えてTMR-MJNのφ38mm。クラッチも油圧作動化した上でブレンボRCSマスターを、またノーマルのスプロケットカバー内部にはKOUGAオリジナルの強化ミッションカバーも隠されている。

さらにフロントフォークはノーマルφ36mmながら新品インナーチューブを用意した上でDLCコーティング。動きは良くなるし、ブレーキの構成も含めてかなり贅沢な仕様です、とも立入さんは言う。

じつはこの車両、乗る機会があまりないとの理由で立入さんがお店で買い取り、販売車になった(その後成約済み)。ただ、かかった手間や費用、内容。それに今後を考えても、魅力的な1台と言えそうだ。

【 ザ・グッドルッキンバイク記事一覧はこちら!! 】

Detailed Description詳細説明

メーターまわりはZ1R-Ⅱのノーマルをリフレッシュ。ステアリングステムもノーマル50mmオフセットで、前後18インチにも適合する。ちなみにZ1R-Ⅱのノーマルは1.85-19/2.15-18ホイールだが、他のZ系の60mmでなく50mmオフセットを採用していたのだ。左右マスターはラジアルポンプのブレンボRCSだ。

20ℓ容量の燃料タンクほか、外装類はZ1R-Ⅱのノーマルをリフレッシュした上でブラックアウト。シートもリフレッシュされた。

エンジンは0.5mmオーバーサイズのφ70.5mmピストンを使って、純正の1015ccから]1030ccにスープアップ。バルブも純正流用でオーバーサイズ化されているという。キャブレターは当初はCRスペシャルを装着、現在はTMRφ40mm-MJNに変更。4インチ13段のオイルクーラーを追加して、ブラックアウトしてある。

フレームはZ1R-Ⅱのノーマルのまま。もちろん、ベースの状態確認はしていて良好と確認済みで、18インチ仕様ならそのまま十分使えるという判断もされてのこと。逆に言えばここからノーマルに戻して楽しむ、あるいはさらにカスタム化を進めるにも問題はないということだ。

作動にも気を遣った足まわり。フロントフォークはφ36mmのノーマルをベースにインナーチューブは新品+DLCコーティング、アウターはパウダーコート処理して上質な作動を得た。ホイールはKZ900ハブ+ステンレススポーク+アルミリム。前後ホイールのサイズは2.50-18/4.50-18だ。

スイングアームはノーマルのスチール丸パイプで、リヤブレーキはCP2696キャリパー+サンスター・ネオクラシックφ320mmディスクの組み合わせ。4本出しの排気系も車体同様にブラックアウト。ヨシムラ×ドレミコレクションの“ストリート4”を装着した(ノーマルは左右2本出し)。

WRITER

Heritage&legends編集部

バイクライフを豊かにし、愛車との時間を楽しむため、バイクカスタム&メンテナンスのアイディアや情報を掲載する月刊誌・Heritage&legendsの編集部。編集部員はバイクのカスタムやメンテナンスに長年携わり知識豊富なメンバーが揃う。

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