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CHEICHEI spl. RZV500R(ヤマハ RZV500R)

往年の2ストV4を現代化しさらに公道向きへモディファイ

CHEICHEI spl. RZV500R
(ヤマハ RZV500R)

取材協力:車両オーナー :ちぇいちぇいさん
2025年 2月 21日

数年眠っていた車両を手に入れて作業をスタート

スポーツランドSUGOで春と秋に行われるイベント、「2FUN」でHeritage&Legendsが行うカスタムコンテスト“バイクビルドオフ”(開催時には事前告知あり)。そこでは現地で自薦エントリー、来場者の皆さんに投票いただいていて、’24年10月6日のSUGO 2FUN AUTUMN/VINTAGEでの開催時には、都合9台がエントリーした。当日朝、ピットに置かれた時からそのきれいさや仕上がりに惹かれて人だかりが出来ていた、このちぇいちぇいさんのRZV500Rが2位となった。

「この車両は元々、バイク仲間でもある職場の同僚がツクバサーキットを走るために作ったものだったんです。それがもう何年か眠らせているということで、譲ってもらいました」とちぇいちぇいさん。純正フロント16/リヤ後18から前後17インチになっていたり、ブレーキまわりがアップデートされていたりするのはそのためだ。

ちぇいちぇいさんの所有になってからはナンバーも取得され、目覚ましと状態チェック、ひと通りの整備が行われている。前所有者の保管場所が屋内だった上に製作内容も整備も良かっただろう、譲渡時もこの状態という外観は実際見ても非常にきれいだったし、現場で聞かせてもらったエンジン音もとても快調のように聞こえた。

「各部の実動の大筋も確認しました。現状ではフロントフォークが少し柔らかい気がしています。あとハンドルの垂れ角がきついことや、足着きがいまひとつなのも分かっています。基本的にサーキット走行用で作られていたのでそれも当然なんですが、これからはその足着きやポジションを手始めに街乗りに合わせていこうと思います」とちぇいちぇいさんはこれからの展望を続けてくれる。

SUGO 2FUNは2ストロークミーティングとの併催回もあるが、この回の2FUNがそのときであればもっと注目が集まったかもしれない。そのことも含めて今後の仕立てに注目したくなる印象の1台だった。

【 ザ・グッドルッキンバイク記事一覧はこちら!! 】

 

Detailed Description詳細説明

フロント/サイドカウルは才谷屋製3MA用加工、FRPシートカウルはメーカー不明品。これらを国内仕様のRZV500R純正カラーにペイントしている。

ステム&フロントフォークはFZR750用でハンドルは現状でTZR250用。メーターは純正回転計の右にエースウェルACE-655S、左にヨシムラ・デジタルマルチメーターをレイアウト。

アルミダブルクレードルフレームおよび燃料タンクはRZV500Rの純正品のまま。

エンジンはφ56.4×50mmでV4レイアウトのRZV500R、その'85年式を元に2mmオーバーサイズピストンを組み535ccとした上でクランク芯出し。NSR250R用レーシングラジエーターを流用、フルパワー仕様の純正キャブレターをエアインテークボックスK&Nフィルター仕様で装着する。ステップはOVER製を使う。

当然ながら1気筒に1本配置されて4本出しの排気系はカーボンシェルサイレンサーを持ったSP忠男製JACKALチャンバーがセットしてある。

フロントフォークは純正φ36mmから5mm大径のFZR750用φ41mmでフロントブレーキはスミトモMOS・4Pキャリパー+ヤマハ純正流用ディスクの構成だ。

リヤサスは純正スイングアーム+WPショックで、リヤブレーキはヤマハ純正流用キャリパー+サンスターディスクの組み合わせ。

前後のホイールはハイポイント製アルミ鍛造6本スポークでサイズは2.75-16/3.00-18から3.50-17/5.50-17インチに変更されている。

WRITER

Heritage&legends編集部

バイクライフを豊かにし、愛車との時間を楽しむため、バイクカスタム&メンテナンスのアイディアや情報を掲載する月刊誌・Heritage&legendsの編集部。編集部員はバイクのカスタムやメンテナンスに長年携わり知識豊富なメンバーが揃う。

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