「いち、バイクディーラーのオリジナルシートに、こんなに引き合いをいただけるなんて」。代表の杉本卓弥さんが驚く売れ行きというのが、テクニカルガレージRUNがプロデュースする“TG-RUNスポーツ&コンフォートシート”。自身の愛車用に製作したものを、お客さんに勧めたところクチコミやSNSでその評判が広がったという。
一番にこだわるのは、操作性と足着き性だ。スポーツ走行時の確実な操作のため、身体がグラグラと動かないシートを目指したら、結果、ロングツーリング時にも疲れないモノとなったといい、足着きは「若い頃は気にしなかったけれど、ベッタリと足が着く安心感は愛車を身近に感じるために何より重要」と気づいたから。
今回紹介するのは新型KATANA、GSX1100S、GSX-R1000(2017年.)だが、シートベースさえしっかりしていれば対応可能車種は広い。特に同店でカスタム例が多いHAYABUSAや各年式のGSX-R、GPZ900R、バンディットなどはノウハウ豊富という。ポジショニングパーツでは後回しになりがちなシートだが、その重要性を知るライダーにこそ、試してほしいのがRUNのシートなのだ。
KATANA用(4万円+税)の施工例。ライダー側表皮は滑りにくく通気性のよいパンチング加工済み。内蔵フォームは硬さの違う素材を適所配置するハイブリッドタイブで、表面側に低反発フォームをレイアウトする。
車種ごとの最適着座位置へのこだわりもRUN製ポジショニングパーツの特長。KATANA用TG-RUNライディングステップキット(6万5000円+税)を併用すれば足元も5ポジションが選べ、ライダーに合わせた細かなアジャストが可能となる。
GSX1100S用(4万円+税、上写真)とGSX-R1000('17年.:2万8000円+税、下 )の施工例だ。表皮デザインやカラー、デザインのリクエストにも応じてもらえる。
SPECIFICATION
メーカー | テクニカルガレージRUN |
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製品名 | TG-RUNスポーツ&コンフォートシート |
素材 | 表皮:人工皮革 フォーム:ウレタンフォーム |
カラー&仕様 | オーダー可能 |
価格 | 対応可能車種 : 2万8000円+税 ※シートベース持ち込み。紹介以外の車種も応相談 |