昨年、遂に純正廃番となった“GPZ900R用アッパーカウルステー”を、同車のカスタム&チューニングで知られる、あのトリニティガレージナカガワが復刻、発売をアナウンスした。
本体は純正同等のスチール製。これまで数多くのニンジャを手がけてきたナカガワだけあって、例えば振動で折損が危ぶまれる箇所の強度を上げて対策したり、純正ではウレタン塗装で仕上げる本体塗装をパウダーコートに切り替えたり、とその弱点も対策済み。何より目指したのは本品の使用でこの先、カウルステーに関わる悩みを解消することだ。
すでに愛車のカウルステーのサビに悩まされているニンジャ・オーナーなら本品の意味は分かるはず。迷うことなく入手したい逸品の登場というわけだ。発売時期・価格などの最新情報は、トリニティガレージナカガワに確認を。同社のほか、ドレミコレクション、ブルドッカータゴスの2店でも購入できる予定だ。
センターステー、メーターパネルマウント部など主要部は純正同等の設計だから、純正対応品ならアフターマーケット製カウルも難なく装着可能。
ミラーマウント部の裏側には、受けナットが溶接してある。純正は通常ナットだから脱着作業が面倒な箇所だ。こうした配慮もニンジャを知るナカガワならではだ。
アンダー側のフレームマウント部は素材厚を増やした溶接、折り加工を工夫して強度を向上。大きなヘッドライト部全面で風を受けての振動が悩みとなる、ニンジャのアッパーカウルをしっかりとフレームにマウントする。ラジエーターステーやライトの光軸調整用のスライダー穴(下写真)も純正と同デザインを採る。
SPECIFICATION
| メーカー | トリニティガレージナカガワ |
|---|---|
| 製品名 | GPZ900R用アッパーカウルステー |
| 対応車種 | KAWASAKI GPZ900R(全年式) |
| 本体素材 | スチール |
| 塗装 | パウダーコート(ブラック) |
| 価格 | 6万4900円(現在予約受付中) |







