’90年代のカスタムシーンでは定番ブランドとして知られた老舗マフラーメーカーのテックサーフ。そんな同社が、このほどCBX(1000)用の“エンジンガード”をリリースした。
聞けば2005年の発売から数えて、これで3度目の再販。販売を告知する度、あっという間に用意したセットは完売になったとか。今回もユーザーからの問合せに応えたカタチで、今まで外注だった製作を完全内製化。いつでもオーダーに応えられるようにしたという。
そんなエンジンガードはCBX純正オプション品に準じたデザインで、往時の雰囲気を醸すべく、変わらずのスチールめっき仕様。これなら名車の佇まいを壊すこともない。ダイヤモンドフレームから張り出した、至宝ともいうべきDOHC6気筒エンジンを守るには必須のアイテムだ。
同社はユーザーリクエストに柔軟に応える、というから他車で困れば問い合わせてみるといい。

CBX用エンジンガードは2分割式の純正タイプ。同社が広く展開するマフラー群と同様に、社内のベンダーでΦ25.4mmのスチールパイプを1本1本、丁寧に曲げこんでいる。なお、仕上げのクロームめっきは腕の立つ外注に依頼しているという。



こちらは以前に販売した際に撮られた、CBXへの車両装着写真。車体へのマウント位置は純正と同等。アッパー側はエンジンマウントに、アンダー側はクランクケースに共締めして、万一の転倒時も希少なエンジンへのダメージを軽減してくれる。なお、残念ながら写真に写りこんでいる手曲げチタンEXはすでに廃番品で、今後の再販予定はない。
SPECIFICATION
メーカー | テックサーフ |
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製品名 | エンジンガード |
対応車種 | ホンダCBX(1000) |
素材 | SS(スチール) |
パイプ | Φ25.4mm |
価格 | 3万6300円(左右セット)、 1万8150円(片側のみ) |