ウィリーが製造販売するオリジナルビレットパーツに、新たに“カワサキGPZ系エンジン用ジェネレーターカバー タイプll”が加わった。
前作とはまったく異なる新デザインのタイプllは、同社の3D切削技術が存分にフィードバックされたもの。ひと目でウィリー製と分かる意匠の上、その美しい切削面はビレットパーツファンなら息をのむ美しさ。同梱される装着用ボルトも削り出し品で無電解ニッケル処理が施される。
その装着対応はGPZ900RのエンジンならA7以降、純正ジェネカバーがスチール製でカバー上面の番号が21001-1104、21001-1105のもの。またはZRX1100/1200のジェネレーターを装着するGPZ900R系エンジンに限られるので、ここは注意が要る。
すでに同社のビレットパーツは多くがバックオーダー品となっているから、愛車への装着を希望するならすぐのアクションがお勧めだ。

6本フィンによる新しいデザインが印象的な本体上面(当然だが装着時は側面となる)の表情。ビレットパーツファンにならその削り目の細かさ、美しさは垂涎ものと映るはずだ。一品豪華主義でこのカバーを使うのも、愛車への親しみが湧くアイデアかもしれない。同品は塗装を前提とした削り出したままでの納品のほか、別料金でバフ、銀/黒アルマイト仕上げもオーダーできるのが嬉しい。

サイドに開く冷却孔もレーシーな雰囲気を醸す。


裏面を見て初めてセンターボルトによる2ピース構造と分かる人もいるだろう仕上がりだ。各部の肉抜きも強度と軽量性をバランスしたもの。
SPECIFICATION
メーカー | ウィリー(Wheelie Co.,ltd) |
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製品名 | カワサキGPZ系エンジン用ジェネレーターカバー(タイプII) |
素材 | 高耐熱アルミ AP2000材 |
対応車種 | GPZ900R/ZRX1100/1200 ※GPZ900RエンジンはA7以降、純正ジェネカバーがスチール製でカバー上面の番号が21001-1104、21001-1105のものに限る。 |
価格 | 4万6200円(塗装用の削りだしまま仕様) ※バフ仕上げ:+4400円、シルバーアルマイト:+7150円、ブラックアルマイト:+7700円 |