その発売から40年を経てなおファンの支持も厚いGPZ900R。ゆえにそのカスタムも千差万別。純正スタイルを維持してのライトカスタムから、前後17インチホイール化に合わせての適正ディメンションを得ようと、フレームにまで手を付けるヘビーカスタムまで、さまざまな手法が広がっているのは、H&L読者ならご存じの通り。アフターマーケットパーツへも、より仔細なニーズが高まっているのだ。
そんな背景下で生まれたのが、マジカルレーシングの“アッパーカウルTYPE2”だ。低く構えるセパレートハンドルを装着する際も、アッパーカウルに当たる箇所をうまく逃がすデザインを採用したのが特徴となっている。
既存品の定番、ノーマルハンドル用のTYPE1と2種となったことで、安心して使える老舗・マジカル製カウルの選択肢が広がったのは、ニンジャを楽しむファンには朗報だろう。
セパハン装着時にはワンオフか既存品加工で対応せざるをえなかったアッパーカウル。このTYPE2はセパハン専用品で、グッと低く構えるフォルムを誰もが簡単に入手できる。素材はFRP・黒ゲルだ。
専用のカウルインナーパネルTYPE2も合わせて新発売となった。こちらはFRP黒(2万3100円)のほか、平織りカーボン(3万8500円)、綾織りカーボン(3万9600円)から好みで素材が選べる。
スズキ油冷系750/1100/1200ccエンジンにはクラッチカバー(2枚目:1万9800円)、スターター&ジェネレーターカバー(3枚目:1万6500円)、ポイントカバー(4枚目:1万9800円)も。すべて綾織カーボン製だ。
SPECIFICATION
メーカー | マジカルレーシング |
---|---|
製品名 | アッパーカウルTYPE2 |
対応車種 | GPZ900R(1990年型〜) |
価格 | FRP黒ゲル仕上げ:4万6200円 ※アッパーカウルTYPE2に合わせて段付きスクリーン/ショートタイプも同時発売(別売)。クリア:1万9800円、スモーク:2万900円 |