スーパーバイクブランドの各種エキゾーストシステムの開発・製造販売で知られるディグイットが、かねてから開発中だったXSR900 GP用の“XSR900GP-Hand Bend-Type-200h”をこのほど完成、リリースしたので速報しよう。
同品は’80年代ヤマハ車をオマージュしたXSR900 GPのスタイルによく似合う、スチール製の手曲げ品。段付きのΦ38.1-Φ42.7mmのエキパイや、当時のRC SUGO製マフラーを彷彿させるサイレンサーを眺めれば、当時を知るライダーならずともグッとくるはずだ。
ただし、車検非対応のレース専用品だから使えるシチュエーションは限られるが、サイレンサーをラインナップする豊富なラインナップからチョイスできたり、自車に合わせての小加工だったり、さまざまな相談に乗ってもらえるフットワークの軽さもディグイットの魅力だ。ピン! と来たなら即、同社に連絡を。
テーパースタイルを採らないΦ38.1-42.7mmのエキパイデザインは、今となってはひと回りして新鮮。純正のO2センサーには非対応で、別売のO2センサキャンセラ装着かECUの書き換え等が必要。詳しいショップとの付き合いがなければ直接相談もできる。
写真はTYPE-OW。往時のRC SUGOによる楕円アルミサイレンサーの雰囲気をよく再現している。こちらの太さはH:130mm×W:80mmの一択だが長さ(300mm/350mm)やエキパイの差し込み径や留め方(スプリング引き/バンド留め)、中に入るパンチングパイプの太さと形状(ストレート/テーパー)など、好みで細かく指定ができる。左右出しのための2本オーダーなら1本分は10%割引きとなるのも嬉しい配慮。
コレクター部は3-1レイアウトで、テールパイプのサイズはΦ50.8-60.5mmを採用している。
奥が標準サイレンサーとなる全長300mmのType-OW。手前はこちらもクラシックスタイルの真円タイプのTYPE-Y。好みでチョイスができるほか、サイレンサーサイズの相談にも乗ってくれる。
目指したのは最新素材や性能ではなく当時風の“味”だ。
SPECIFICATION
メーカー | DIG-IT(ディグイット) |
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製品名 | XSR900GP -Hand Bend- Type-200h |
ブランド名 | SUPER-BIKE(スーパバイク) |
素材 | エキゾースト+集合部+テールパイプ:スチール サイレンサー外筒:アルミ フランジ:ステンレス |
仕様 | レイアウト:3-1 エキゾーストパイプ:Φ38.1-42.7mm テールパイプ:Φ50.8-60.5mm サイレンサー:パンチングパイプ選択可能Φ45mm/Φ50mm |
価格 | 20万3500円 |