AELLAの製作したZ900RSデモバイクに装着されていることでも話題を集めた“アルミ削り出し可変ハンドル”について、ここでは詳しく見ていこう。
まず、の特徴はハンドルバーでありながら、すべてがアルミ削り出し品だということ。けれどそこはビレットパーツ製作に長けたAELLAブランド、剛性を保ちながら各部軽量化で純正バーに遜色ない重量で仕上げてある。さらに注目はハンドルポストに固定したまま、絞り角を19/21/23度(純正は21度)の3つから選べ、ハンドルを手前に倒して垂れ角を作れるフルアジャスタブル機構も有すること。細かな高さ調整用に2/7/9/12mmのスペーサーも用意するほか、+1万3000円〜で特色カラーオーダーも可能だ。
目指したのは『ライダーに合わせたポジショニングが可能なこと』、その1点。既存品に満足行かなければ、試す価値は大いにある。
アルミ削り出し可変ハンドルは7ピース構造。写真はそのセンター部で、美しさの中に剛性と軽量化を両立する肉抜きがなされていることに気づかされる。
絞り角のアジャスト部。バーをポストに固定したままアクセスできるから、気軽に調整可能だ。
高さ調整用オプションスペーサーは別売品。2/7/9/12mmがあり、価格は3575円/1セット。
バーエンド部。通常では難しい円筒切削も、加工設備の整ったAELLAならすべて自社で行っている。極限まで薄肉化して軽量性を達成しているのが分かる。
AELLAの人気アイテム、ライディングステップキットにももちろん、Z900RS用がラインナップされる(ポリッシュ:7万6890円/ブラック:8万300円)。純正比で後10mm/20mm、上10mm/20mmの4ポジションタイプ。ハンドルバーと組み合わせて使えば、Z900RSのポジションがより扱いやすく変身。街乗りはもちろん、スポーツライディングも思いのままだ。
SPECIFICATION
メーカー | カスノモーターサイクル |
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製品名 | アルミ削り出し可変ハンドル(AE-27048) |
ブランド名 | AELLA(アエラ) |
対応車種 | Z900RS/CAFE |
カラー | ポリッシュ/ホワイト/ブラック/特色オーダー(+1万3000円〜) |
価格 | 7万9750円 |