創業50周年を迎えたデイトナ。同社の定番とも言えるCOZYシートの新たなラインナップふたつに注目しよう。ひとつはこの「RCMコンセプト デイトナCOZYシート（COMP）」。コンプリートカスタムのRCMを製作するACサンクチュアリーとのコラボレートによるシートで、ディンプルメッシュのレザーパターンまでこだわって、エッジを強調したフォルムによって製作している。シートベース（これもPP樹脂製オリジナル）に打たれたシリアルプレートが証明するように実際にZ900RS RCMにも装着され、同車の補修用としても使われているものでもある。製品名にCOMPとあるようにシートコンプリートで供給されるから、そのまま使うこともできる。RCMのカスタム感や操作感、座り心地を味わうにも向いたシートだ。
もうひとつはこれに先立つ2月に発売された「COZYシート（COMP）」。フロントをノーマルから15mm下げることや形状の工夫によって足着き性も確保しつつ、全体のデザインやレザーパターンにもこだわった仕様を提供する。こちらもコンプリートでの販売で、車載工具も装着できるなど、純正同様の使い勝手も嬉しい一品だ。
RCM concept DAYTONA COZYシート（COMP）ディンプルメッシュ／5万8300円。デイトナとACサンクチュアリーのコラボレーションモデルで、ACサンクチュアリーのRCMにも搭載されるRCMコンセプトCOZYシート。座り心地や疲労低減につながるウレタンの選択、ポジションを監修し、単品製作では避けられない形状や質感の個体差をなくすメリットがサンクチュアリー側に生まれ、デイトナにはRCMクオリティのシートを供給できるメリットが生まれた。
製品は専用PP製ベース付きのコンプリートシートでライダー側は約15mm高さを下げ、タンデム側は純正同等とする。取付金具、ダンパー組み込み済みで純正車載工具も取り付け可能だ。
こちらはレギュラーモデルのコージーシート（COZYシート）【COMP】／5万6100円。
ノーマル比でフロント約15mmダウン、リヤ側は純正同等。タンデムシートベルトは付属せず、デイトナ製のグラブバーまたはアシストグリップの同時装着が必要となる。
シートベース、取付金具、ダンパーは組み込み済み。もちろん、純正車載工具も取付可能だ。
SPECIFICATION
| メーカー | DAYTONA（デイトナ） |
|---|---|
| 製品名 | RCM concept DAYTONA COZYシート（COMP）ディンプルメッシュ |
| 適合車種 | KAWASAKI Z900RS/CAFE |
| 乗車位置 | ライダー側：約-15mm、タンデム側：純正同等 |
| 備考 | ・専用PP製ベース付きのコンプリートシート ・エッジを強調したフォルム ・取付金具、ダンパー組み込み済 ・純正車載工具取付可能 |
| 価格 | 5万8300円 |
