Z900RS向けパーツは溢れんばかりの製品が市場に流通するけれど、「人とは違うものがほしい」「レトロテイストをより強調したい」という向きにぜひ注目してほしいのが、新興・ダイスパフォーマンスパーツ社がリリースした、“Z900RS用ビレットパーツシリーズ”だ。
DPP社はベトナムに本拠を置き、製品をプロデュースするのはかつて北海道札幌市内でカスタムショップ・レッドラムを営んだ、池田さん。道内でドラッグレースの主催もしたから、彼の名を覚えている向きもいるだろう。
「お勧めはフィン付きエンジンハンガーセットと、エンジンスライダー。かつては鋳造で行ったような深く美しいフィン造形をブランク材から削り出しています。結果、ちょっとプライスは高めですが(笑)、ネオレトロのZ900RSを、より’70〜’80年代のノスタルジックな雰囲気に仕立てられます」と、池田さん。
道内・江別市にあるバイクショップ、ブルースモービルが国内販売窓口。ピンと来たZ900RSオーナーは問い合わせを。
フィン付きエンジンハンガーセット。掘りが深く美しいフィンデザインを実現するため、通常製品比で約3倍の材料費と加工費をかけているとか。
シンプル&シックな、アルミ削り出しフレームキャップセット。巷のブランドマーク入り製品を見慣れた目には逆に新鮮にも映るはずだ。
転倒時のエンジン保護は現代では当たり前だが、さらにレトロイメージを主張する左右エンジンスライダー。
昔のカワサキを懐かしむ向きに使ってほしいアッパーハンドルクランプ。Kawasaki純正エンブレム付きセット。前面にはスマホホルダーなどの取り付けに使えるサービスホール付きだ。
SPECIFICATION
メーカー | ダイスパフォーマンスパーツ(ベトナム) |
---|---|
製品名 | DPPアルミビレットパーツシリーズ |
輸入発売元 | ブルースモービル |
対応車種 | カワサキZ900RS |
製法 | アルミ削り出し |
価格 | フィン付きエンジンハンガーセット:7万6780円 フレームキャップセット:1万8480円 エンジンスライダー:左右とも2万7280円(片側) ハンドルクランプ:1万2980円 |