「疲れ知らずの軽く握れるクラッチレバーがほしい!」
ライダーなら誰もが思う理想。’80年代車などでは、その握りの軽さを求めて油圧クラッチ化するのも、カスタムメニューになるほどだ。そこで注目したいのがアクティブの独自ブランド、ゲイルスピードにラインナップされた“エラボレート・ワイヤークラッチホルダーキット”なのだ。
同品はワイヤ式クラッチの操作系を円滑にするために、あらゆる調整機構を盛り込んだ高機能品で、鍛造アルミ材を極限まで切削したフォルムは、カスタム心もくすぐるもの。同ブランドの油圧式ブレーキマスターキットと揃えて使えば愛車のまとまりもグッと増す。クラッチ油圧化以外の選択肢として、ぜひ一考したいアイテムが登場したわけだ。なお、本品の発売に伴い、同機能の旧来品「ワイヤークラッチホルダーキット」は販売終了となる。
ワイヤアジャスターのノブまでアルミ削り出しパーツ。カスタム感満載だ。
レバー開度調整ノブ。油圧式クラッチマスターキットに劣らない機能がここにもある。レバーピボット部にはベアリングも内蔵して、スムーズな操作性を実現する。写真にないがレバーホルダー部裏側にはレシオアジャスターも装備。取り外し式のタイコホルダーを入れ替えて、レバー比も変更できるのだ。
指かけに影響のないレバー裏側は強度を保ちながら肉抜きして軽量性を追求している。
クランプ部は冒頭メイン写真紹介のスタンダードタイプと上写真のミラーホルダータイプから、レバーもスタンダードとショートから、それぞれ用途に合わせてチョイスできる。サイドスタンドしまい忘れ防止用配線などつなぐ、スイッチも同梱されている(右)。
SPECIFICATION
メーカー | アクティブ |
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製品名 | エラボレート・ワイヤークラッチホルダーキット |
ブランド名 | ゲイルスピード |
素材・製法 | アルミ削り出し |
レバーレシオ | 32 / 34mm、28 / 30mm ※購入時に上記2タイプからレバーレシオを選択 |
価格 | 汎用品:4万8000円+税 BMW S1000RR('10-'17)用:5万5000円+税 |