国産メンテナンススタンドの代表ブランドとして知られるJ・TRIP。自ら愛車の整備に勤しむ向きなら、ご存じの読者も多いことだろう。このほど、そんな同ブランドの最高峰として、“メッキスタンド”シリーズがラインナップされた。
特長となる美しく深いめっき面は、こだわりの処理があってこそ。その工程は、直管研磨で素材状態のパイプを磨き油分を抜き、曲げ加工&溶接組み立て。バフ掛けを行った後にめっき施工。さらには溶接部を中心にクリア塗装まで行うという、まさにフラッグシップモデルと呼ぶにふさわしい仕様なのだ。
一方でメーカー・森製作所は、「メンテナンススタンドは工具のひとつ。使い倒してナンボ。めっき仕上げは、美しくカスタムしたバイクの雰囲気を邪魔しない仕様が作りたかったから」と。大事な愛車の整備用に、ぜひ加えてみたい。
スタンダードモデルのメッキロングローラースタンド(上)と、愛車の搬送時などに捌きのよいメッキショートローラースタンド(下)。用途に合わせて選びたい。ローラーなど消耗品も単品販売される、まさに一生モノなのだ。
曲げ加工時にはパイプ外側が荒れるものだが、バフ加工を施して美しいめっき載りを実現している。
スタンド受けは別売品。V字受け(JT-107A2・2800円)やL字受け(JT-104L2)など、こちらも豊富なバリエーションが揃う。
国産・輸入車を問わずほとんどのスポーツバイクに対応する、メッキフロントスタンド。フロントカウルが大きくせり出した車種もOKという自信作。リヤスタンドとのセット使用が原則だ。
SPECIFICATION
メーカー | 森製作所 |
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製品名 | J・TRIP メッキスタンド・シリーズ |
素材 | スチール |
価格 | メッキロングローラースタンド:1万9500円+税 メッキショートローラースタンド:1万8500円+税 メッキフロントスタンド:3万2000円+税 ※リヤスタンドは本体のみの価格。スタンド受けは別売 |