ヘリテイジ&レジェンズ|Heritage& Legends
  • お知らせ
  • ニュース&トピックス
  • 連載コンテンツ
    • ザ グッドルッキン バイク
    • Goods Front Line
    • GoGo!! 2ストローク
  • スペシャルコンテンツ
    • 特集記事
    • 俺のグッドルッキン
    • プレゼント応募
  • 会社概要
ブルドック Z1-R(カワサキZ1-R)

ルックスにも機能にも配慮を行き届かせたZ1-R

ブルドック Z1-R
(カワサキZ1-R)

取材協力:ブルドック TEL0284-64-9825 〒326-0012栃木県足利市大久保町957-2
URL:http://www.bulldock.jp
2021年 12月 20日

機能を犠牲にせずに全体のバランスも整えていく

すっと低く構えたカフェレーサースタイルをキープした、カワサキZ1-R。ブルドックによるコンプリートカスタム、GT-M(Genuine Tuning Machine)の近作だ。バイパスパイプも備えた輪切り構成のチタンマフラーや前後のBSTカーボンホイール等のパーツにも目が行くが、ここではむしろ車両全体から感じられる自然な雰囲気に注目したい。

「この車両ではオーナーさんの体格に合わせて、足着き性を重視しているんです」と、ブルドック・和久井さん。そう言われてもう一度車両全体、そして各部を見ても、ローダウンや足着きのためと思われる特殊な加工といったものは見当たらない。

「シートは、クラスフォーさんが出しているスリムタイプのシートベースを使って、スプリームシートでレザーとスポンジを加工しています。その上で前後サスペンションも、自由長を通常よりも短めにセッティングするなどして対応しています。バンク角は減りますけど、それ以外は犠牲にしないよう、気を遣いました。

元々、Z1-RはZ系の中で一番足着き性が良くないんですね。ですからこのように、全体バランスを崩さない限界まで、足着きを良くする工夫をしたんです。足着き優先であっても、シートが大きくへこんだような形になっていたりすると見た目のバランスは崩れますから、そうならないように」と和久井さんは続けてくれる。

そんな配慮があるから、まず立ち姿が自然。加えて、もうひとつテーマがあった。GT-Mではよく挙げられる“ぱっと見た時のカスタム感は抑えつつ、よく見るとすごい”という印象。フロントフォークインナーチューブの純正部品的なクローム処理や、抑えたトーンの各部パーツ使いはそれを裏付けている。その上で、1230cc仕様+ツインプラグヘッド+5速クロスミッションのエンジンや17インチディメンションなど、GT-Mの手法はいつも通りにきっちり構築。

見てよし、乗ってよしはここでも確実に作り込まれているのだ。

【 ザ・グッドルッキンバイク記事一覧はこちら!! 】

 

Detailed Description詳細説明

ビキニカウル内側に合わせてカーボンパネルを製作しメーターを配置。中央にスタック製エンジン回転計、左下に速度計/インジケーター類も備えるモトガジェット製多機能デジタルメーター、右下にヨシムラ・プログレスメーターを配置。左右マスターはブレンボRCSだ。

ステアリングダンパーはハイパープロをマッコイステムの上に横置きし、ハンドルバーはセパレート。ミラーはマジカルレーシング製を装着する。

ポジションを決めるステップはマッコイ。これに合わせてシートはクラスフォー製スリムシートベース+スプリームとして、足着き性に配慮した仕様に。

エンジンはφ77mmのピスタルレーシング鍛造ピストン+超々ターカロイスリーブによる[純正値:1015→]1230cc仕様。ツインプラグヘッドでミッションはマッコイ5速クロスをセット、アウトボード&オフセットスプロケットも備えるなど、GT-Mでの通常メニューで作り込まれる。

キャブレターはTMR-MJNφ36mmで、シリンダーヘッドにはオイルバイパスラインを追加、オイルクーラーも追加するなども行っている

フロントフォークはナイトロンφ43mmで、インナーチューブはクローム処理して純正のようなルックスも作り込む。ブレーキはイギリスのHEL製ラジアルマウントキャリパー+サンスターディスク。ホイールはBSTカーボン製傾斜5本スポークの“ブラックダイヤモンド”を履く。

マフラーはワンオフのチタン4-1で、こうしたオーダーにも応えてくれる。リヤブレーキもHELキャリパー+サンスターディスクだ。

ブラック仕上げのスイングアームは7N01アルミ目の字断面5角材によるMccoyのRXコート仕様。リヤショックはナイトロン・ステルスで、フロントフォークともに自由長の設定などを変更し、通常より車高を低めにセットしているが、作動や減衰は正しく確保されている。

WRITER

Heritage&legends編集部

バイクライフを豊かにし、愛車との時間を楽しむため、バイクカスタム&メンテナンスのアイディアや情報を掲載する月刊誌・Heritage&legendsの編集部。編集部員はバイクのカスタムやメンテナンスに長年携わり知識豊富なメンバーが揃う。

From our blog

  • 迷わずエンジンを開けられる環境を作る! 内部パーツでカタナを支える・オオノスピード10 7月 2025
  • 【CUSTOM MACHINE IMPRESSION】試乗を通して知る ヨシムラが提案する KATANAの楽しみ方!06 7月 2025
  • 月刊ヘリテイジ&レジェンズ。
    2025年8月号(Vol.74)は6月30日(月)に発売!
    24 6月 2025
  • レクチャーを通して知る最新インカム使用術! 簡単装着のB+COMで 旧車ライフにも機能と楽しみをプラス!/サイン・ハウス19 6月 2025

ザ グッドルッキン バイク

  • アメリカンドリーム Z1<br>(KAWASAKI Z1)

    アメリカンドリーム Z1<br>(KAWASAKI Z1)

  • アメリカンドリーム Z900RS<br>(KAWASAKI Z900RS)

    アメリカンドリーム Z900RS<br>(KAWASAKI Z900RS)

  • ブライトロジック GS1000S<br>(スズキ GS1000S)

    ブライトロジック GS1000S<br>(スズキ GS1000S)

  • アクティブ XSR900<br>(ヤマハ XSR900)

    アクティブ XSR900<br>(ヤマハ XSR900)

  • ヨシムラジャパン  KATANA<br>(スズキ  KATANA)

    ヨシムラジャパン KATANA<br>(スズキ KATANA)

ヘリテイジ&レジェンズ|Heritage& Legends

愛車とのバイクライフを、より豊かに楽しむためのアイデアを提供する新雑誌。 愛車をもっと知りたい、カッコよくカスタムしたい、そして上手に走らせたい…ライダーなら誰もが気になる情報をより広く、深く提供して参ります。

Content

  • お知らせ
  • ニュース&トピックス
  • 連載コンテンツ
    • ザ グッドルッキン バイク
    • Goods Front Line
    • GoGo!! 2ストローク
  • スペシャルコンテンツ
    • 特集記事
    • 俺のグッドルッキン
    • プレゼント応募
  • 会社概要

お知らせ

  • 迷わずエンジンを開けられる環境を作る! 内部パーツでカタナを支える・オオノスピード10 7月 2025
  • 【CUSTOM MACHINE IMPRESSION】試乗を通して知る ヨシムラが提案する KATANAの楽しみ方!06 7月 2025
  • 月刊ヘリテイジ&レジェンズ。
    2025年8月号(Vol.74)は6月30日(月)に発売!
    24 6月 2025
  • レクチャーを通して知る最新インカム使用術! 簡単装着のB+COMで 旧車ライフにも機能と楽しみをプラス!/サイン・ハウス19 6月 2025
  • 2025シーズン最新! 新旧Zカスタム詳報。他に類を見ない妖艶な高級感を演出する漆黒エディションパーツはZにも拡大!・PMC10 6月 2025

Contact us

  • Address: 東京都中野区鷺宮3-44-8-101
  • Phone: 03-5356-8575
  • Email: info@handl-mag.com
©2019 H&L PLANNING Co.,Ltd. All Rights Reserved.

詳しい購入方法は、各サイトにてご確認ください。 書店によって、この本を扱っていない場合があります。ご了承ください。

 
 

弊社・株式会社H&L PLANNINGでも、銀行振込・現金書留での直接のご注文も承っております。

ご希望の場合は、必要事項(お名前、ご住所、電話番号)を明記の上、メールにてご連絡ください。 追って、お支払い方法と商品ご発送の流れを返信させていただきます。 メールアドレス:info@handl-mag.com ※ご返信まで数日を要すこともございます。予めご了承ください。お急ぎの場合は上記各サイトからのご注文をお勧めいたします。