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ケイファクトリーZ900RS(カワサキZ900RS)

迫力があって静か。二律背反を覆す最新スチールショート管

ケイファクトリーZ900RS
(カワサキZ900RS)

取材協力:ケイファクトリー TEL072-924-3967 〒581-0815大阪府八尾市宮町5-7-3
URL:https://www.k-factory.com/
2021年 7月 07日

直管をイメージさせる音質はライダーにだけ響く

カワサキZ900RSパーツの開発に積極的なK-FACTORYは、既にラインナップしているチタン・フルエキゾーストなどに加えて、2020年秋には車検対応・スチール製ショートマフラーを完成させた。Z1をオマージュしたZ900RSには当然と言っていいほど似合うスタイルのショート管は今どきとあって、しっかり音量規制・騒音規制をクリアさせている。そこはさすがにケイファクトリーといった感じで、このデモ車を見てもそれはストレートに分かる。

他の部分ではライディングステップや左右にレバーといった操作系はタッチの良い丁寧な削り出し加工品となり、他にも各部にケイファクトリー製パーツが備わる。リヤショックはターコイズブルーのスプリングで分かるようにナイトロン製が装着され、全体をイメージづけるタンクカラーはZ900RS初代となる’18-’19年型純正の火の玉だ。

そしてこの車両で中心となる、空冷Zの雰囲気にぴったりなオールスチールのショートフルエキは車検対応品で、クランクケース下にあるO2センサーがその証。4-1集合で、集合部後ろパイプはφ72mmと、よく見るショートマフラーよりわずかに大径。ここに触媒をふたつ置き、さらに角度が変わる部分には膨張室も備わる。エンドバッフルもしっかり装着されて、これらによって排出ガスも音量も規制値をクリア。それでいてサウンドは惚れぼれするほどの昭和感がある。

スロットルを開ければそんな音が響くが、その後には排気バルブでも付いているかのように、すっと音は収束していく。パーシャル時も同様で、往年のスチール管然とした猛々しさはスロットルを開けた時のみ、放たれる。その音はかなり接近してからようやく分かる程度という感じで、じつは乗っているライダーにのみが味わえるように、しっかりと調教されていた。つまり、外に対しては静かで、今の時代に適った昭和サウンドというまとめがされている。

テールパイプをかつてのショート管より太めにデザインしたという点も、Z900RS純正の180/55サイズ・リヤタイヤと絶妙なバランスが取れていて、現代のZ! という雰囲気を作り出している。そして先のマフラーがそんな全体の雰囲気も作り出す……。そこもさすがと思わせてくれるわけだ。

【 ザ・グッドルッキンバイク記事一覧はこちら!! 】

 

Detailed Description詳細説明

ケイファクトリーの製品ラインナップでは、スチールショート管でクローズドコース用の製品(CSR)は既存ラインナップされていたが、この車両で装着される車検対応型「CSR+ フルエキゾーストマフラー スタンダードタイプ(JMCA認証)」はストリートユーザーに大きな魅力となった。別売ステー(アップ用/ダウン用がある)を交換することで、クラシック路線ならダウンタイプ、レーサー志向ならアップタイプという具合にマフラーのエンドアングルをカスタム路線に合わせて3段階変更可能というのも、カスタムファンには嬉しい設定だろう。

カーボンハンドルバーはマジカルレーシング製。ハンドルクランプはブリッジ形状で、レバーガードとともにケイファクトリー製。

リヤにはテールカウルのシルエットをロングに見せるアイデアパーツ、ケイファクトリー・アルミテールカバーを装着。シートはZ900RSノーマルのままだ。

リヤショックはナイトロン製で、リモートアジャスターと別体リザーバーも備えてレースユースまでカバーする「NTR R3」が奢られている。

ケイファクトリーオリジナルキャリパーサポートでブレンボキャリパーを装着。フルビレットによるケイファクトリー製ライディングステップキットと相まって、柔らかくコントロールしやすいタッチを得ている。スタンドフックもケイファクトリー製だ。

ジェネレーターカバーはブラスト処理して往年に寄せた遊び心を作る。右側のパルサーカバーもポイントカバー風に仕上げられている。

ラジエーターは本体前面にハニカムメッシュのコアガードを、サイドにケイファクトリー・アルミサイドカバーをそれぞれ装着する。

WRITER

Heritage&legends編集部

バイクライフを豊かにし、愛車との時間を楽しむため、バイクカスタム&メンテナンスのアイディアや情報を掲載する月刊誌・Heritage&legendsの編集部。編集部員はバイクのカスタムやメンテナンスに長年携わり知識豊富なメンバーが揃う。

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