ヘリテイジ&レジェンズ|Heritage& Legends
  • お知らせ
  • ニュース&トピックス
  • 連載コンテンツ
    • ザ グッドルッキン バイク
    • Goods Front Line
    • GoGo!! 2ストローク
  • スペシャルコンテンツ
    • 特集記事
    • 俺のグッドルッキン
    • プレゼント応募
  • 会社概要
市本ホンダCB1100F(ホンダCB1100F)

派手さを抑えてブラック×ガンメタでシブ格好良く!

市本ホンダCB1100F
(ホンダCB1100F)

取材協力:市本ホンダ(Team CB's) TEL0288-22-0594 〒321-1273栃木県日光市吉沢252
URL:http://www.nolimitjapan.com/
2021年 2月 05日

全バラの保管車を改めてイチから組み上げる

長年CB-Fを扱ってきた市本ホンダ(チームCB’sの方がなじむというファンもいるだろう)による1台。1983年型CB1100Fの北米仕様がベースだが、同店製車両の特徴のひとつとも言える、キラキラした派手感が抑えられている。

「それが今回のメインコンセプトだったんですよ(笑)。車両のオーナーは私のかつての仕事の後輩で、『CB-Fで渋いの作ってほしい』って言われたんでじゃあ、って作ったんです。渋カッコ良くブラック&ガンメタで、50歳代でも乗れるように派手さを抑える。それがそのままコンセプトですよ」と同店・市本さんは言う。

なるほど、そう聞くと納得がいく。よく見ればたたずまいやちょっと上がったマフラー&テールなど、これまでのCB’s車両のテイストはきちんと込められながら、全身の配色が徹底してモノトーン化されているというわけだ。

車両は元々同店にあったものが、全バラされてそのまま15年近く保管されていた。これをベースとした。

「それが部分ごとに箱に分けて保管されてたから、洗浄から始めて、塗って、組み上げていったんです。だからゼロというか、バラしからやるよりは楽だったかな。フレームも不要パーツを外して補強(8カ所)とレイダウン加工をしてパウダーコート仕上げ。

エンジンはφ71mmピストンをJEに特注してますが、これはもう1回、φ72mmにできる(はなから上限のφ72mmにしてしまうと、次はシリンダー交換など手間もかかる)ように考えての処置です」。今も楽しめた上で先も考える。さすがにCBをよく知る市本ホンダならでは、という明快な作りだ。

ところで今のCB-F事情は? も尋ねると、市本さんはこう言う。

「純正代替品を作るショップさんもいたりで、安定はしましたよね。エンジンまわりも750Fはあまり心配ない。でも1100Fは純正個体/部品自体が少ないから、カムチェーンテンショナーなど、海外製も探して対応する感じですね」

排気量別の情報にも強いのはまたもやさすが。こうして構えてくれるなら、しばらくは不安はなさそうだ。

【 ザ・グッドルッキンバイク記事一覧はこちら!! 】

 

Detailed Description詳細説明

メーターはノーマルのメーターケース内にスタック製のステップモータータイプ速度計/回転計をセット。アクティブ・ハイスロットルやブレンボRCSマスター(ともに右側)、KOH-KENメカニカルホルダー(クラッチ側)も組まれる。ステムはウイリーのCB1300SF用を加工装着する。

外装はドローズ、フレームやエンジンはBPナカヤマがそれぞれ塗装。カーボンパターン+アルカンターラのシートはネオファクトリーによる。

車両のベースとなったのは'83年型CB1100Fの北米仕様。エンジンは1mmオーバーサイズのφ71mm鍛造ピストンをJE特注で製作しての[1062→]1092cc仕様。これは将来的にもう1回、さらに1mm拡大する余裕を残しての選択だ。カムはCB1100R/1100F混成。

キャブレターはFCRφ35mmブラックボディ、オイルラインはCB'sオリジナルでオイルクーラーはアクティブ・ラウンドの11インチ16段。

渋めの車体に動きを与えてくれるような形状のマフラーは、CB's鉄管(ベラスコタイプスチール管)のラストワンがセットされる。

インナーチューブもボトムケースもブラックのフロントフォークはφ43mmのナイトロンで、ブラック×ガンメタの全体のカラーの中に差し色的にゴールド×シルバーとなるフロントブレーキはブレンボ4Pキャリパー+サンスターディスク(インナーはブラック)だ。

スイングアームはウイリー製アルミ目の字断面でリヤショックはナイトロン。EKチェーンやスプロケットまでガンメタ×ブラックで統一する。

15本スポークのホイールはアルミ鍛造のゲイルスピードでTYPE-S、3.50-17/6.00-17サイズ。ステップはナイトロレーシングをチョイスした。

WRITER

Heritage&legends編集部

バイクライフを豊かにし、愛車との時間を楽しむため、バイクカスタム&メンテナンスのアイディアや情報を掲載する月刊誌・Heritage&legendsの編集部。編集部員はバイクのカスタムやメンテナンスに長年携わり知識豊富なメンバーが揃う。

From our blog

  • 1200系めっきシリンダーの弱点を補い長寿&スムーズ化も考えたハイパフォーマンスシリンダー登場・トリニティガレージ ナカガワ08 5月 2025
  • 月刊ヘリテイジ&レジェンズ。
    2025年6月号(Vol.72)は4月28日(月)に発売!
    25 4月 2025
  • 身近な整備に役立てる新登場 &アップデートアイテムを紹介!/KIJIMA&SPICERR24 4月 2025
  • 【2025年4月29日(祝)】
    SUGO 2FUN SPRING STAGE
    ザ・グッドルッキンバイク撮影会のお知らせ
    18 4月 2025

ザ グッドルッキン バイク

  • CL SURFER  CL500<br>(ホンダ CL500)

    CL SURFER CL500<br>(ホンダ CL500)

  • ヨシムラジャパン Z900RS<br>(カワサキ Z900RS)

    ヨシムラジャパン Z900RS<br>(カワサキ Z900RS)

  • ACサンクチュアリー Z1000Mk.II<br>(カワサキ  Z1000Mk.II)

    ACサンクチュアリー Z1000Mk.II<br>(カワサキ Z1000Mk.II)

  • OCEAN’S TRACK CL500<br>(ホンダ CL500)

    OCEAN’S TRACK CL500<br>(ホンダ CL500)

  • Ninja-ga-ichiban GPZ900R<br>(カワサキ GPZ900R)

    Ninja-ga-ichiban GPZ900R<br>(カワサキ GPZ900R)

ヘリテイジ&レジェンズ|Heritage& Legends

愛車とのバイクライフを、より豊かに楽しむためのアイデアを提供する新雑誌。 愛車をもっと知りたい、カッコよくカスタムしたい、そして上手に走らせたい…ライダーなら誰もが気になる情報をより広く、深く提供して参ります。

Content

  • お知らせ
  • ニュース&トピックス
  • 連載コンテンツ
    • ザ グッドルッキン バイク
    • Goods Front Line
    • GoGo!! 2ストローク
  • スペシャルコンテンツ
    • 特集記事
    • 俺のグッドルッキン
    • プレゼント応募
  • 会社概要

お知らせ

  • 1200系めっきシリンダーの弱点を補い長寿&スムーズ化も考えたハイパフォーマンスシリンダー登場・トリニティガレージ ナカガワ08 5月 2025
  • 月刊ヘリテイジ&レジェンズ。
    2025年6月号(Vol.72)は4月28日(月)に発売!
    25 4月 2025
  • 身近な整備に役立てる新登場 &アップデートアイテムを紹介!/KIJIMA&SPICERR24 4月 2025
  • 【2025年4月29日(祝)】
    SUGO 2FUN SPRING STAGE
    ザ・グッドルッキンバイク撮影会のお知らせ
    18 4月 2025
  • 【CUSTOM MACHINE IMPRESSION】ヨシムラが繰り出したZ900RSカスタムの最新究極形を味わう!17 4月 2025

Contact us

  • Address: 東京都中野区鷺宮3-44-8-101
  • Phone: 03-5356-8575
  • Email: info@handl-mag.com
©2019 H&L PLANNING Co.,Ltd. All Rights Reserved.

詳しい購入方法は、各サイトにてご確認ください。 書店によって、この本を扱っていない場合があります。ご了承ください。

 
 

弊社・株式会社H&L PLANNINGでも、銀行振込・現金書留での直接のご注文も承っております。

ご希望の場合は、必要事項(お名前、ご住所、電話番号)を明記の上、メールにてご連絡ください。 追って、お支払い方法と商品ご発送の流れを返信させていただきます。 メールアドレス:info@handl-mag.com ※ご返信まで数日を要すこともございます。予めご了承ください。お急ぎの場合は上記各サイトからのご注文をお勧めいたします。