機能からもルックスからも選んで楽しんでいける
スズキ・クロスバランサーを備えた水冷DOHC4バルブ776cc並列2気筒エンジンを鋼管ダイヤモンドフレームに積み、フルカウルを備えたミドルスポーツのGSX-8R。ちょうど良いサイズ感や軽さ、余裕を持ったパワー感で密かに注目されているモデルだ。
そんなGSX-8Rにマジカルレーシングが各種外装品“ストリートボディワーク”を展開。これはそのデモ車両だ。
フロントフェイスを引き締めつつ高質にしてくれるカーボントリムスクリーン(スクリーンは写真のスーパーコート、ほかにスモーク、クリアが選べる)に、高質なカスタム車でよく使われるNK-1ミラーともども装着率の高いレーサーレプリカミラー。
フォークガード一体形状によってフロントフォークのインナーチューブを飛び石による傷付きから保護できるフロントフェンダーにリヤまわりの整流効果を高めつつ泥跳ねをより効果的に抑えるリアフェンダー。走行風によってフロントブレーキキャリパーを冷却し、安定したブレーキ性能を維持するキャリパークーリングダクト。
オイルキャッチ構造のアンダーカウルトレイに、中空モノコック構造によってコーナリング時にもライダーの下半身のホールド性を高めるタンクエンド、またカーボンを立体成型して他にないシャープ感を持たせるフェンダーレスキットと、パーツ群はほぼ全身に用意される。その全部入りでもゴテゴテ感や違和感を感じさせないのもひとつの特徴かもしれない。
また各パーツは平織りカーボン製か綾織りカーボン製(デモ車ではこちらを装着)、一部FRP製も含めて選ぶことができる。さらに製品オーダー時に、マジベル・セラミックコーティングを追加できるようになっている。つまりこれをオーダーすればコーティング済みの製品を装着できるということで、せっかくのマジカルレーシング製パーツを極力きれいに使いたいと思う向きには好適。
このようにGSX-8Rをワンステップ以上も高質なイメージにしてくれるストリートボディワーク、それぞれの機能やルックスをひとつひとつ楽しむもよし、この車両のように組み合わせていくのもよしなのだ。
Detailed Description詳細説明

高いエアプロテクション効果を持つカーボントリムスクリーン(4万1800円~6万3800円)。スクリーンはここではスーパーコートを選択している。マジベル・セラミックコーティングは各製品の注文時に合わせてオーダーする(料金別途)。

レーサーレプリカミラーはここではタイプ2ヘッド/スーパーロングエルボステム・ブラック/Bタイプフィッティングプレートの構成で4万9500円~5万1700円。

レーサーレプリカミラーにはクリアで後方視界に優れた高品質の「ブルーミラー」が採用されている。純正ミラーよりも上下左右の視界が広く、歪みも最小限に抑えられている。

中空モノコック構造によってコーナリング時のグリップを高めて下半身ホールドを容易にし、ブレーキング時もフォームが安定するタンクエンドは2万2000円~3万4100円。

ステー部からカーボンで造型しシャープなテールまわりを作るフェンダーレスキット(6万4900円~6万6000円)は純正ウインカー/テールランプ/ナンバープレート灯を使う。

写真ではカーボン製ダミーナンバープレートを装着するが、その下には逆台形形状のナンバーベースとその下に付くリフレクターによる汎用リフレクターキットを備える。6380~6600円。これらにもセラミックコーティングが依頼できる。

フォークガード一体形状にすることにより、飛び石などからフロントフォークのインナーチューブを守るフロントフェンダーは3万7400円~5万1700円。

フロントフォーク下から導風してフロントキャリパーに新気を送り込むキャリパークーリングダクトは3万7400円~5万1700円。

リヤまわりの整流性を高め、泥はねの抑止効果を高めるチェーンガード一体式のリアフェンダーは2万8600円~4万6200円。

こちらはリアフェンダーのチェーンガイド部。カーボン製ならこのように高質感も高まる。このリアフェンダーについては写真の綾織りカーボン製、平織りカーボン製、FRP製・黒の設定がある。ほかにアンダーカウルトレイは5万3900円~9万6800円。なお、マジベル・セラミックコーティングについてはパーツごとにオーダー価格が異なっているのでそちらも合わせて同社HPを見ておくといい。