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K-2プロジェクト ZZR1100(KAWASAKI ZZR1100)

カスタムの効果を大きく生かす車両構築時の全面整備

K-2プロジェクト ZZR1100
(KAWASAKI ZZR1100)

取材協力:K-2 PROJECT TEL0297-47-8187 〒302-0125茨城県守谷市高野611-7
URL:https://www.k-2project2.com/
2025年 8月 13日

構成変更の際に徹底したメンテナンスを行うという手法

ワインレッドで改めてフルペイントされたボディに、ブラックでまとめたハードとメタリックグレーのフレームが落ち着いた印象を見せつつ、何かありそうな雰囲気を見せるZZR1100D。

「オーナーさんは当店のお客さんの紹介でいらしたのですが、“仲間と楽しくワインディングやツーリングしたいのでカスタムをしたい”というご希望がありました」。車両に手を入れたK-2プロジェクト・北村さんは言う。これまでにも紹介してきたようにK-2 PROJECTはカワサキフラッグシップを多く扱ってきたから、押さえどころは熟知している。今回はどうだろう。

「フロントフォークはオーリンズRWUで、当店オリジナルのトリプルツリーでセットしています。アッパーブラケットが逆オフセットタイプで、ノーマルと車体姿勢を大きく変えないようになります。リヤはウイリーのハイトコントロールスイングアーム・RXコート仕上げに、ハイパープロのK-2オリジナル別注ショックを組み合わせました。ステムはベアリングを交換してグリスアップ、リヤも同じく清掃やメンテナンスをしながら組んでいます。ホイール(Type-GP1S)や左右マスターはゲイルスピードで、ハード部分をブラックでまとめることでシブさも出してます。

エンジンはノーマルですが、ウォーターポンプにホース/パイプ、サーモスタットは全交換。キャブレターも純正ですがオーバーホールしています。ZZR1100で今交換しておきたいところは換えて、パーツの装着時にはメンテナンスを併用した形でカスタム化しています。かなり軽く、精度良く動く感じで乗れる仕様になっています」

なるほど、冒頭の何かありそうなは、精度良く動くことだったようだ。カスタムはただ高性能パーツを使うから良くなるのでなく、ベース車の状態をまず底上げした上でパーツを効果的に使う(プラス、給脂なども含めて正しく装着する)ことでその性能がより引き出せて、車両としての性能もより高められる。北村さんはそこに十分配慮しているから、この車両も当初の目的を想像以上に味わえているはずなのだ。

【 ザ・グッドルッキンバイク記事一覧はこちら!! 】

 

Detailed Description詳細説明

メーターは純正で左右マスターはゲイルスピードVRC、バーハンドルは逆オフセット仕様のK-2オリジナルトリプルツリーにセットした。

シートもホールド性や足着きを考慮した加工/表皮変更がされる。

4ポジションのステップはWR'Sでリヤマスターはゲイルスピードだ。

クラッチシリンダーはウイリー。ドライブチェーンはEK・530ZVMX2でこれもブラックを選択して全体の統一感を高める。

アルミペリメターフレームや1052ccの直4エンジンは純正で、同じく純正のCVKD40キャブレターはフルオーバーホールされる。排気系はエキパイ~テールパイプがワイバン、サイレンサーがナイトロレーシングの組み合わせ。

冷却系はウォーターポンプ/ホース/パイプ/サーモスタットを全交換。エンジンマウントのラバーも交換して振動の悪影響を予防。今、ZZRでやっておきたい整備のひとつ、と北村さん。エンジンスライダーはアグラス。純正アンダーカウルを外してエーテック・アンダーカウルをJOKERでフィッティング、オーナー持ち込みのサイドカウルを装着。外装はオーナー主導でフルペイントされた。

フロントフォークはφ43mmのオーリンズRWU(ブラック)で、ウイリー・キャリパーサポートでブレンボ・アキシャル4Pキャリパー(ブラック)をマウントしてサンスター・プレミアムレーシングディスクを組み合わせる。

リヤブレーキはブレンボ2Pキャリパー(ブラック)をウイリーサポートでセミリジッドマウント。ディスクはサンスター・プレミアムレーシングディスク。ホイールはアルミ鍛造のゲイルスピードType-GP1Sで3.50-17/5.50-17サイズを履く。

リヤショックはハイパープロのK-2オリジナル別注品でRXコート仕上げのウイリー・ハイトコントロールスイングアームにセットした。

WRITER

Heritage&legends編集部

バイクライフを豊かにし、愛車との時間を楽しむため、バイクカスタム&メンテナンスのアイディアや情報を掲載する月刊誌・Heritage&legendsの編集部。編集部員はバイクのカスタムやメンテナンスに長年携わり知識豊富なメンバーが揃う。

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