ヘリテイジ&レジェンズ|Heritage& Legends
  • お知らせ
  • ニュース&トピックス
  • 連載コンテンツ
    • ザ グッドルッキン バイク
    • Goods Front Line
    • GoGo!! 2ストローク
  • スペシャルコンテンツ
    • 特集記事
    • 俺のグッドルッキン
    • プレゼント応募
  • 会社概要
ステージワン CB750(ホンダ CB750)

元々17インチのRC42にCB-F外装を載せるという意欲作

ステージワン CB750
(ホンダ CB750)

取材協力:STAGE-1 TEL055-263-5446 〒406-0027山梨県笛吹市石和町下平井25
2025年 8月 11日

極力CB-F純正に寄せることで整備や修理にも困らない

はっと見れば誰もがきれいなスペンサーカラーのCB750F、そう思う1台。実は同じCB750でもCBX750F由来のエンジンを持つRC42がベース。そう聞けばどんな成り立ちか気になる。

「CB-Fは価格が高くなったし、もう古くなって故障も心配。じゃあ750同士だからCB-Fの外装が載るかなっていうのが元です」と言うのは、この車両製作者、風間さん。ステージ1を主宰し、4輪のカスタムも手がけている。このRC42は、仲間内でのそんな話から作業がスタートした。

CB-Fの外装を揃えて、まず燃料タンクを載せて全体の位置決めをする。

「タンクそのものを加工するのはいろいろと難しいですから、RC42フレーム側でマウント部、マウントブッシュの位置を決めて、CB750Fタンクが載るように加工しました。タンクの次はサイドカバー、そしてシートと進めていきました。元々RC42側にあったグロメット(サイドカバーなどにある取り付けボスを差すラバーパーツ)は再利用して、シートもCB-F純正が付くように内部の高さを合わせ、CB-Fではシートは両横からボルトで留めるのでそのネジ止め部をフレーム側に作って載るように合わせました。

全体のバランスを見ながら進めて、テールカウルはちょっと分かりにくかったので、CB-Fの写真を見ながら位置合わせしてテールライト等も無理のない形で付いています」

直線的でスマートなCB-Fの外装を、どちらかと言えば丸みを帯びた造型のRC42に違和感なくマウントするのは難しそうだが、このようにきちんと、バランス良く付いている。しかも、RC42側に元々あったマウント用パーツを生かしながらなのだ。

「元々のステーなども切って捨てるのでなくて、うまく使えるようにして使いました。それでこの車両はCB-F純正と同じように外装が脱着できますが、それは、ツーリング先などどこかで何かあってもすぐ対応できるようにです。

純正と同じように付け外しできれば誰でも修理や整備ができますし、外装が割れたりとか壊れたりしても特別なことなしに交換できます。カスタムカーを手がける時にも同じように配慮しているんです」

何とも頼もしい配慮。なお車両自体は友人の風間さん(同姓)のもので、外装以外のパートもステージ1風間さんにお任せでカスタム化したという。趣味で作ったんですけどとはいうが、この仕上がりと発想は上々。参考にしてみたい。

【 ザ・グッドルッキンバイク記事一覧はこちら!! 】

 

Detailed Description詳細説明

燃料タンクやサイドカバー、シートにシートカウルといった外装はすべてCB750F純正でこれらは無加工、CB-F純正同様に着脱できるようにRC42の車体側を加工している。CB-Fそのままの燃料タンクは、この下にあるRC42のフレーム側のマウントをうまくCB-Fに合わせている。

シートもCB750F純正。リヤショック上に見えるボルトがシートを留めるボルトで、これはCB-F純正の留め方(位置はCB-Fではリヤショック前で、この車両では取り付け金具を逆向きにして合わせている)だ。

シートから後ろは全体のルックスバランスが取れるように調整して位置決めした。

シートの内側=シートレール部。後ろ(写真右側)の四角い橋渡しパーツ部にシート裏の丸ゴムが載るが、この高さを調整してCB-Fシートがきれいに付くようにした。サイドのボルト留め部もRC42フレーム側に溶接で作り、フロント側も調整している。

エンジンや車体はCB750F(RC04)でなくCB750(RC42)。空冷DOHC4バルブ直4エンジンはCB750Fでなくその後継であるCBX750F由来だが、'90~'00年代の空冷CBはこのRC42が継いできたからCB750F外装がよく似合うのも無理はない。モリワキのエンジンスライダーも装着した。

φ41mmフロントフォークはRC42純正でフロントブレーキはブレンボ・アキシャル4Pキャリパーを使い、ホースもアクティブ・ACパフォーマンスラインとしている。フロントマスターもこの後ニッシンの新しいものに変わるが、これもどこでも修理・整備しやすいようにという配慮で選択したものだ。

リヤブレーキもライン以外はRC42純正。マフラーはウペンサーカラーに似合うメガホンタイプを使う。

角型スチールスイングアーム+2本ショック(ここではオーリンズHO141ショックに換装)の前後サスは純正ベースで3.50-17/4.00-17サイズの6本スポークホイールもRC42の純正。ステップはモリワキ製だ。

WRITER

Heritage&legends編集部

バイクライフを豊かにし、愛車との時間を楽しむため、バイクカスタム&メンテナンスのアイディアや情報を掲載する月刊誌・Heritage&legendsの編集部。編集部員はバイクのカスタムやメンテナンスに長年携わり知識豊富なメンバーが揃う。

From our blog

  • 【10月5日開催】
    CBファンは 第3回 CB事変 に集まれ!
    26 9月 2025
  • 【10月13日開催】
    『ザ・グッドルッキンバイク撮影会』
    2025 SUGO 2FUN Autumn Stageのお知らせ
    25 9月 2025
  • 【10月13日開催】当日参加型カスタムコンテスト
    『BIKE BUILD OFF』開催のお知らせ【SUGO】
    25 9月 2025
  • 【SPECIAL MODEL IMPRESSION】クラシックカフェレーサーに見えるヤマハ・XSRが本来の姿を取り戻した!・アクティブ25 9月 2025

ザ グッドルッキン バイク

  • ACサンクチュアリー  Z1000Mk.II<br>(カワサキ Z1000Mk.II)

    ACサンクチュアリー Z1000Mk.II<br>(カワサキ Z1000Mk.II)

  • YAMAZAKI’s BUSA<br>(スズキ HAYABUSA)

    YAMAZAKI’s BUSA<br>(スズキ HAYABUSA)

  • 飯田レーシングファクトリー GSX-R1100<br>(SUZUKI GSX-R1100)

    飯田レーシングファクトリー GSX-R1100<br>(SUZUKI GSX-R1100)

  • アエラ HAYABUSA KYO-SUI<br>(スズキ HAYABUSA)

    アエラ HAYABUSA KYO-SUI<br>(スズキ HAYABUSA)

  • TITAN-NIKI SPL. Z900RS CAFE<br>(カワサキ Z900RS CAFE)

    TITAN-NIKI SPL. Z900RS CAFE<br>(カワサキ Z900RS CAFE)

ヘリテイジ&レジェンズ|Heritage& Legends

愛車とのバイクライフを、より豊かに楽しむためのアイデアを提供する新雑誌。 愛車をもっと知りたい、カッコよくカスタムしたい、そして上手に走らせたい…ライダーなら誰もが気になる情報をより広く、深く提供して参ります。

Content

  • お知らせ
  • ニュース&トピックス
  • 連載コンテンツ
    • ザ グッドルッキン バイク
    • Goods Front Line
    • GoGo!! 2ストローク
  • スペシャルコンテンツ
    • 特集記事
    • 俺のグッドルッキン
    • プレゼント応募
  • 会社概要

お知らせ

  • 【10月5日開催】
    CBファンは 第3回 CB事変 に集まれ!
    26 9月 2025
  • 【10月13日開催】
    『ザ・グッドルッキンバイク撮影会』
    2025 SUGO 2FUN Autumn Stageのお知らせ
    25 9月 2025
  • 【10月13日開催】当日参加型カスタムコンテスト
    『BIKE BUILD OFF』開催のお知らせ【SUGO】
    25 9月 2025
  • 【SPECIAL MODEL IMPRESSION】クラシックカフェレーサーに見えるヤマハ・XSRが本来の姿を取り戻した!・アクティブ25 9月 2025
  • 月刊ヘリテイジ&レジェンズ。
    2025年11月号(Vol.77)は9月29日(月)に発売!
    24 9月 2025

Contact us

  • Address: 東京都中野区鷺宮3-44-8-101
  • Phone: 03-5356-8575
  • Email: info@handl-mag.com
©2019 H&L PLANNING Co.,Ltd. All Rights Reserved.

詳しい購入方法は、各サイトにてご確認ください。 書店によって、この本を扱っていない場合があります。ご了承ください。

 
 

弊社・株式会社H&L PLANNINGでも、銀行振込・現金書留での直接のご注文も承っております。

ご希望の場合は、必要事項(お名前、ご住所、電話番号)を明記の上、メールにてご連絡ください。 追って、お支払い方法と商品ご発送の流れを返信させていただきます。 メールアドレス:info@handl-mag.com ※ご返信まで数日を要すこともございます。予めご了承ください。お急ぎの場合は上記各サイトからのご注文をお勧めいたします。