ヘリテイジ&レジェンズ|Heritage& Legends
  • お知らせ
  • ニュース&トピックス
  • 連載コンテンツ
    • ザ グッドルッキン バイク
    • Goods Front Line
    • GoGo!! 2ストローク
  • スペシャルコンテンツ
    • 特集記事
    • 俺のグッドルッキン
    • プレゼント応募
  • 会社概要
CL SURFER CL500(ホンダ CL500)

ビーチという会場の雰囲気に合わせたサーフィンモチーフ

CL SURFER CL500
(ホンダ CL500)

取材協力:Special Thanks:Honda Customs
URL:https://www.hondacustoms.com/en
2025年 5月 19日
気楽さをさらに進めたCLサーファー

フランス、ビアリッツの美しいビーチの隣で行われるヨーロッパ-最大級のバイクイベント、「Wheel and Waves」(ホイール&ウエーブス)。その’24年開催時にホンダはCL500(一部250)をベース車に指定してのカスタムコンテストを実施した。参加者はヨーロッパ各国のホンダディーラーがセレクトしたカスタムビルダーで、ある種の国代表として各ビルダーは車両を製作して参加する。過去の例と優勝車を列記しておけば、’20年、CB1000Rをベースにした時はスイスのBrivemo Motos(ブリヴェモ モトス)がCB1000R“Africa Four”で優勝。’21年のCB650Rではポルトガル、Mototorfa Motorfa dealer(モトトルファ モトールファ ディーラー)のFenix CB650R。’22年のCMX500RebelではイタリアのMotocicli Audaci(モトチクリ アウダチ)によるcreators of the Maanboard CMX500 Rebel。’23年はDAX125で、ポルトガルのArt on Wheels(アートオンウィールズ)がTamara Alves(タマラ アルヴス)とコラボレートして“Furiosa”Dax(怒りの戦士的な映画のキャラクターを表現)を製作といった流れだった。

ベースや流行、取り上げるモチーフによって表現はさまざまで、この’24年の優勝車はオールドカフェレーサー的なイメージを投影してきた。2位はフラットトラックスタイル。そして3位となったのが、この“CLサーファー”だった。ビアリッツの会場付近にはゆったりとしたサーフィンの雰囲気が漂うとして、それを名称や造形に反映させたという作り。手がけたのはドイツの旗艦ホンダディーラー、ホンダモトラッドだ。スクランブラーとして腰高のCLをクリップオンハンドルやローダウンしてカットしたエキゾーストなどえ全体的に低く仕立て直し、メタリックシルバーの燃料タンクやブルーストライプを入れた前後のマッドガードでサーフィンムードを醸し出しているというわけだ。

入賞者もさることながら、9カ国16台の参加者からは、CL500/250のスクランブラースタイルを生かしたものやスクランブラーが内包するオンロード/オフロードの性格をどちらに振るか、振った上でどのジャンル(オフならフラットトラックやラリー、もしくは元々のスクランブラー等)に行くかという選択があって、CLにこんなバリエーションがあると見ても乗っても面白いかもと思えるほどにユニークで特徴的だった。中でもこのCLサーファーは、CLの気楽さをさらに進めた感じ(クルーザーにはベースとなったレブルがあるが、それも絶妙に避けた様子だ)でもある。カスタムのバリエーションを知るという意味でも、面白い1台だ。

【 ザ・グッドルッキンバイク記事一覧はこちら!! 】

 

Detailed Description詳細説明

シルバーをベースにブルーのラインを入れた燃料タンク。そのサイドにはステッチを入れたレザーパッドが置かれ、ベンチスタイルのシートも同様のデザインでまとめる。

いわゆるスカチューンの仕立てでシート下をまとめ、シート後部にはシンプルな造型のリヤフェンダーをセットした。

排気系はステンレス製の2-2ダウンタイプで、リヤタイヤ直前までで終わっているのも特徴。

エンジンやフレームには手が入らない(塗装や造型以外を制限している)。エキパイにはO2センサもマウントされている。

Wheel and Wavesの会場で。実際の展示では各国の国旗などをあしらったサーフボードを用意してその上に各車両を置き、見せる要素も深めていた。

WRITER

Heritage&legends編集部

バイクライフを豊かにし、愛車との時間を楽しむため、バイクカスタム&メンテナンスのアイディアや情報を掲載する月刊誌・Heritage&legendsの編集部。編集部員はバイクのカスタムやメンテナンスに長年携わり知識豊富なメンバーが揃う。

From our blog

  • ツーリングアイテムに止まらない! Bluetoothバイクインカムの定番=B+COMのモータースポーツでの活用法を鈴鹿8耐の現場で知る!07 8月 2025
  • 創業67年の老舗キジマが魅せるからよりリアル?! 旧くて新しい! 昭和感漂う2台のカスタム例を見る!31 7月 2025
  • 単なるドレスアップにとどまらないその高品質を知る。マジカルレーシング製カーボンパーツの魅力!29 7月 2025
  • 月刊ヘリテイジ&レジェンズ。
    2025年9月号(Vol.75)は7月30日(水)に発売!
    26 7月 2025

ザ グッドルッキン バイク

  • ブライトロジック HAYABUSA<br>(スズキ HAYABUSA)

    ブライトロジック HAYABUSA<br>(スズキ HAYABUSA)

  • プロト Z900RS<br>(カワサキ Z900RS)

    プロト Z900RS<br>(カワサキ Z900RS)

  • PMC Z900RS<br>(カワサキ Z900RS)

    PMC Z900RS<br>(カワサキ Z900RS)

  • 安田商会 CB750F INTEGRA<br>(HONDA CB750F INTEGRA)

    安田商会 CB750F INTEGRA<br>(HONDA CB750F INTEGRA)

  • K-2プロジェクト ZZR1100<br>(KAWASAKI ZZR1100)

    K-2プロジェクト ZZR1100<br>(KAWASAKI ZZR1100)

ヘリテイジ&レジェンズ|Heritage& Legends

愛車とのバイクライフを、より豊かに楽しむためのアイデアを提供する新雑誌。 愛車をもっと知りたい、カッコよくカスタムしたい、そして上手に走らせたい…ライダーなら誰もが気になる情報をより広く、深く提供して参ります。

Content

  • お知らせ
  • ニュース&トピックス
  • 連載コンテンツ
    • ザ グッドルッキン バイク
    • Goods Front Line
    • GoGo!! 2ストローク
  • スペシャルコンテンツ
    • 特集記事
    • 俺のグッドルッキン
    • プレゼント応募
  • 会社概要

お知らせ

  • ツーリングアイテムに止まらない! Bluetoothバイクインカムの定番=B+COMのモータースポーツでの活用法を鈴鹿8耐の現場で知る!07 8月 2025
  • 創業67年の老舗キジマが魅せるからよりリアル?! 旧くて新しい! 昭和感漂う2台のカスタム例を見る!31 7月 2025
  • 単なるドレスアップにとどまらないその高品質を知る。マジカルレーシング製カーボンパーツの魅力!29 7月 2025
  • 月刊ヘリテイジ&レジェンズ。
    2025年9月号(Vol.75)は7月30日(水)に発売!
    26 7月 2025
  • カラーズインターナショナル・高橋社長に聞いた。ストライカーが描く2025シーズン後半!25 7月 2025

Contact us

  • Address: 東京都中野区鷺宮3-44-8-101
  • Phone: 03-5356-8575
  • Email: info@handl-mag.com
©2019 H&L PLANNING Co.,Ltd. All Rights Reserved.

詳しい購入方法は、各サイトにてご確認ください。 書店によって、この本を扱っていない場合があります。ご了承ください。

 
 

弊社・株式会社H&L PLANNINGでも、銀行振込・現金書留での直接のご注文も承っております。

ご希望の場合は、必要事項(お名前、ご住所、電話番号)を明記の上、メールにてご連絡ください。 追って、お支払い方法と商品ご発送の流れを返信させていただきます。 メールアドレス:info@handl-mag.com ※ご返信まで数日を要すこともございます。予めご了承ください。お急ぎの場合は上記各サイトからのご注文をお勧めいたします。