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ヨシムラジャパン Z900RS(カワサキ Z900RS)

ヨシムラZ900RSカスタム最新仕様にして究極形

ヨシムラジャパン Z900RS
(カワサキ Z900RS)

取材協力:ヨシムラジャパン 〒243-0303神奈川県愛甲郡愛川町中津6748
URL:https://www.yoshimura-jp.com/
2025年 5月 16日

パーツ開発に使われ忠実な反応と分かりやすい挙動を獲得

’24年に創業70周年を迎えたヨシムラ。世界のレース界を牽引するひとつの軸だっただけでなく、そのレースチューニングノウハウから生まれたパーツやコンプリート車両の開発・販売を行ってきたことなど、カスタム界でも先駆であり、重要な位置にある。今のストリートモデルにもさまざまなパーツを送り出すが、Z900RS/CAFEはその主要ターゲットだ。’17年末の同車登場以来のパーツ展開に加え、’21年7月には’76年AMAスーパーバイク選手権でのヨシムラZ1をオマージュした外装を載せた、『Z900RS/CAFE YOSHIMURA Heritage KIT AMA Edition』を受注スタート。そのSPEC1は外装のキット(50万7100円〜66万円/予約可)が軸。限定50セットを用意したSPEC2はこれに特別仕様のマフラー、ステップ、ラジエーターコアガードを加えた上位版(91万3000円〜104万5000円、完売)だった。

そこでこの車両だが、そのSPEC2を元に前後サスやブレーキディスクにホイール、タイヤなどを変更し、排気系変更とともに吸気側の変更と燃料供給マップのセッティングを行ったというもの。つまり先述のヨシムラ ヘリテイジキット AMAエディション SPEC2の発展型とでも言うべき仕様だ。

パーツに関してはいずれもボルトオンで、吸気を含む各部をきっちりセットアップ。これらによって車体側、前後タイヤから乗り手に伝わる情報量が増す。具体的には、ひとつはスロットル操作に対する出力のリニアさ。ただリニアなだけでなく滑らかで、スロットルが開けやすくなる。その上でスロットルやブレーキの操作で発生するピッチングが多めになっていて、乗り手が次の操作と動きを準備し組み立てる余裕ができるという具合だ。反応と挙動が明確になる分、ノーマルが備えるいい意味でのあいまいさは薄まるが、これはどこを取るかという、カスタムの特徴。セッティングによっても変わるし、その余裕もあると取れる。

AMAスーパーバイクで大活躍し、日本製4気筒モデルここにありを築いたレジェンドモデル、ヨシムラZ1。そのエッセンスはこのヨシムラ・ヘリテイジキットSPEC1でZ900RS/CAFEに反映できる。まずは外観を楽しむもよし、この車両を見本に各部パーツを揃えて乗り味を近づけていくのもよし。さらに今後の発展性に期待するのも、いいのかもしれない。

【 ザ・グッドルッキンバイク記事一覧はこちら!! 】

 

Detailed Description詳細説明

1976年のヨシムラ空冷Zレーサーを再現した塗装を施した燃料タンク+シートカウル、カーボン製サイドカバー+フロントフェンダー、クランクケースエンブレムセット、リザーバータンクバンドなどで構成される「Z900RS/CAFE YOSHIMURA Heritage KIT AMA Edition SPEC1」(Z900RS用50万7100円、Z900RS CAFE用66万円)。限定50セットのSPEC2は完売/生産終了している。

ステムはZ900RS純正でハンドルクランプやバーエンド、ブレーキレバーガード、グリップラバー、PRO-GRESS2マルチテンプメーター等のヨシムラ製品を装着。可倒式のブレーキ/クラッチレバーはZETAパイロットレバーだ。

バー位置を①45×40 ②45×55 ③57.5×40 ④57.5×55(いずれも後ろ×上、mm)の4ポジションに選択・設定できるステップキットはヨシムラ ステップKIT X-TREAD。ペダル位置はブレーキ側2、シフト側3つのポジションが選べる。この車両ではBAZZAZクイックシフターも備える。

エンジン本体はノーマルで、ヨシムラ レーシングスライダーKIT「PRO SHIELD」やアルミ削り出しの「フレームキャップ」、「ラジエターコアプロテクター」を備える。エアクリーナーボックス内にはTMSファンネルキットを装着。

排気系は4-2-1でマットブラック仕上げの「ヨシムラ ストレートサイクロン・デュプレックスシューター」を備える。写真の「手曲ストレートサイクロン Duplex Shooter 政府認証」(28万6000円)はスチール手曲げで集合部以降がステンレス製。「機械曲ストレートサイクロン Duplex Shooter 政府認証」(24万2000円)はオールステンレス製だ。

ストレートサイクロン・デュプレックスシューターは往年のショート管のような姿と現代的な性能を両立するべく、スイングアームピボット下部にサブサイレンサーを持たせた。写真は車体左側やや後ろから見たもので、違和感はない。

フロントフォークはφ41mmの純正倒立で、内部にオーリンズFKS511カートリッジキット(左側に圧側、右側に伸び側と減衰力担当を独立させたNIX30 Street)を組む。フロントブレーキはディスクをサンスター・プレミアムレーシングディスクとしている。

リヤショックはオーリンズKA739に変更。カーボンサイドカバーはヘリテイジキットのものだ。

スイングアームやリヤブレーキキャリパーはZ900RS純正。ブレーキディスクをサンスター・プレミアムレーシングディスクに変更する。前後ホイールはティッセンクルップ製ドライカーボンでタイヤはブリヂストンS23の120/70ZR17・180/55ZR17サイズを履く。

WRITER

Heritage&legends編集部

バイクライフを豊かにし、愛車との時間を楽しむため、バイクカスタム&メンテナンスのアイディアや情報を掲載する月刊誌・Heritage&legendsの編集部。編集部員はバイクのカスタムやメンテナンスに長年携わり知識豊富なメンバーが揃う。

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