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ACサンクチュアリー Z1000Mk.Ⅱ(KAWASAKI Z1000Mk.Ⅱ)

コンプリートが積み上げた要素を知り、味わい、楽しむ

ACサンクチュアリー Z1000Mk.Ⅱ
(KAWASAKI Z1000Mk.Ⅱ)

取材協力:ACサンクチュアリー(SANCTUARY本店) TEL04-7199-9712 〒277-0902千葉県柏市大井554-1
URL:https://www.ac-sanctuary.co.jp
2024年 10月 28日

5台目&通算キリ番ゆえの特徴を持たせる作り込み

ACサンクチュアリーによるZ1000Mk.Ⅱの17インチコンプリートカスタム、RCMの近作で、ビキニカウルやシングルシート、アルミタンクの各外装、そこに施されたペイントで大きめの個性を放っているのが特徴となっている。テールカウルにはRCM-600の文字もペイントされる。

「オーナーさんはもう4台のRCMを持ってらして、この車両で5台目。RCMの通算600台目という、いわゆるキリ番の車両になるからと、今までと異なる個性化、カスタム感を強く出す方向でオーダーいただいたんです」と、同店・中村さん。

過去のキリ番車両RCMもRCM-100=サンクチュアリー・Zレーサーのレプリカ、200=初のターボ仕様によるZ1-R、300=フレームマウントカウル等を備えた個性派Z1000R。400=スポーツ性とビジュアルを追求したZ1-R。500=オーナーが40年所有・保管していたGSX1000Sカタナを現代シングルシートほか自身のイメージに沿ってRCM化という具合に、どのキリ番車にもひときわ強いこだわりが見て取れた。

2000年のRCM(当初Real Complete Machine、現在はRadical Construction Manufacture)発表時点で同店が考え、カスタムで得てきた要素=Z系などの旧車に最新17ンチラジアルタイヤを履くために必要なディメンションやその加工、補強などの作業。走行や経年で劣化するエンジンに対する対策や補修、スープアップという基本仕様は確立されていた。もはやそれらの加工は量産車レベルに均質で、かつ今のカスタムらしい質の高さも内包している。途中で加わった新パーツ=Zなら6速ミッションやトロコイドオイルポンプなど。また内燃機加工部門のDiNxによる精密加工やエンジン内部パーツ追加は、ベースの旧車を大きく進化させてくれている。

そんな進化の足跡を、キリ番車両に反映させる。この車両“600”でもエンジンは最新&アップデートバージョン、かつ排気量拡大など、そうした技術やパーツが加わったからこその遊べるメニューも加えたという。これまでのRCMもよく知り、気に入っているからこその追加車両オーダーと、追加メニュー。それぞれの乗り味や使い勝手の違いも知りたくなってくる。そしてもちろんこの車両が以後のキリ番RCMが作られる時に新たなマイルストーンとして話題に上ることも、間違いがない。

【 ザ・グッドルッキンバイク記事一覧はこちら!! 】

 

Detailed Description詳細説明

スカルプチャーステムキットSP Type-1(オフセット60→35mm)にはステー、またアルミとカーボン混成でメーターパネルをワンオフした上でSTACK ST-3802スピードメーター/ST200タコメーター/ST3000油温計、また警告灯類をオリジナル配置してメーターまわりを構成する。左右マスターはブレンボCNCだ。

燃料タンクはビーター・アルミで、軽量化とともに耐サビ性にも有利。外装はYFデザインでオリジナルペイントされる。

ステップやフロントスプロケットカバーはナイトロレーシング。クラッチは油圧駆動化され、そのレリーズはニッシン。17インチ・ワイドリヤタイヤを履くためのドライブチェーン軌道変更やそれにともなうフレーム側の強度保持等の加工もRCM流できっちり行われている。エンジンマウントにはPMC製を使う。

シートカウルはTOMO FRP製をベースに着座部を延長したRCMスペシャル仕様とし、ワンオフした7N01シートレール+7N01アルミ製ベースにセットする。

エンジンはφ73mmのDiNx製鍛造ピストンによる1135cc仕様。DiNxオーバーサイズバルブガイドやPAMS HFバルブ、ヨシムラST-2カム組み込み等も行う。クランクはDiNxで芯出し修正、他の内燃機加工もDiNxで、性能をしっかり高める一方でライフも十分に確保されている。

キャブレターはヨシムラTMR-MJNφ38mmのデュアルスタックファンネル仕様だ。

フロントはノーブレスト・E×MパッケージによってオーリンズRWUフォーク/カーボンフロントフェンダーをセット、フロントブレーキはブレンボGP4-RXキャリパー+サンスター・ワークスエキスパンドディスク。キャリパーサポートもサンクチュアリーメカニックブランドの製品。

リヤブレーキはブレンボGP2-SS CNC 2Pキャリパー+サンスター・ワークスエキスパンドディスク。排気系はナイトロレーシング・4in1“ウェルド”クラフトチタン3DチタンEXマフラー+同コニカルチタン サイレンサーV-IIIヒートポリッシュを備える。

リヤサスはスカルプチャー・ワイドスイングアームを延長加工してRCM-001に準じたエキセントリックサスマウントを加えたワンオフ仕様のスイングアームにオーリンズ・ブラックラインをセット。ホイールはO・Z GASS RS-Aの3.50-17/6.00-17サイズを履く。

WRITER

Heritage&legends編集部

バイクライフを豊かにし、愛車との時間を楽しむため、バイクカスタム&メンテナンスのアイディアや情報を掲載する月刊誌・Heritage&legendsの編集部。編集部員はバイクのカスタムやメンテナンスに長年携わり知識豊富なメンバーが揃う。

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