定番のブラスターⅡビキニカウルもカーボン登場予定
Z900RSをベースとして、ナップス モトテラス東名川崎店が作り上げたコンプリートカスタム、“YOKOHAMA STYLE”(ナップスが本社を置く横浜市に由来するネーミングだ)。“ナップスが理想とする究極の『走る』、『止まる』、『曲がる』、『魅せる』を最高の組み合わせ(BEST OF BREED)”で実現する唯一無二のカスタム車両という概要は少し前にも紹介しているが、今回はまた別の表情を見せてくれる。
何が違うのかと言えば、ズバリ外観だ。ナップスのオリジナルブランド、Naps Sports(https://n-sports.naps-jp.com)の「KAWASAKI Z900RS ドライカーボンパーツ」が、「キャンディ塗装(ブラウン)」になっていること。
具体的にはテールカウル、サイドカバー(インジェクションカバー付き)、フロントフェンダーがいわゆる火の玉カラーのブラウンに合わせて塗装されている。燃料タンクは50周年記念仕様車純正品がマウントされるが、その深みのあるカラーにフィットしていることもよく分かる。写真でも分かるが、太陽光の下では12K綾織りカーボンのパターンもキャンディブラウンカラーを通した上でよりきれいに見えてくる。
既存の「キャンディ塗装(タイガー)」車両とは、そうしたボディパーツのカラーと、タイガーの時に装着されていたブラスターⅡビキニカウルの有無だけの違い。それでもこのようにそれぞれのカラーが個性を発揮している。どちらを選ぶかは好みだが、どちらを選んでもドライカーボンが醸し出す独特の表情と軽さ・強さは共通だ。
ところでそのブラスターⅡビキニカウル、ドライカーボン製の単品での商品化も決まったという。クリア塗装品が’24年秋をめどに。またグリーンと、火の玉塗装をそれぞれ施したものも限定での登場を予定しているという。ナップスと言えばブラスターⅡと言えるほどネイキッドバイクの定番パーツとして親しまれたビキニカウル。そのドライカーボン仕様はZ900RSには当然似合うから、これも発売を心待ちにしたい。
Detailed Description詳細説明
Naps Sportsの「KAWASAKI Z900RS ドライカーボンパーツ」に加わった「キャンディ塗装(ブラウン)」。3アイテムが用意される。これはサイドカバー(左右セット)インジェクション カバー付き(12万1000円)。
「KAWASAKI Z900RS ドライカーボンパーツ」の「キャンディ塗装(ブラウン)」のうち、テールカウル(10万7800円)を装着。もう1点は大写真で分かるようにフロントフェンダー(6万3800円)で、いずれも12K綾織りカーボン製の各パーツにブラウンのキャンディ塗装が施され、深みのあるブラウンの下に上質なカーボン地が見える楽しみがある。
「KAWASAKI Z900RS ドライカーボンパーツ」での商品化が決まった「ブラスターⅡ」(ビキニカウル)。写真はクリア塗装の装着例で、秋頃をめどに発売予定。ほか、グリーン塗装と火の玉塗装が限定で登場予定(時期未定)という。精悍なルックス、心待ちにしたい。
メーターカバーもNaps Sports Z900RS用ドライカーボンパーツでクリア塗装(2万3100円)。
フレームサイドカバー(左右セット3万5200円)/ヒールプレート(同1万6500円)、ほかにラジエーターカバー(同じく左右セット1万9800円)もクリア塗装が施される。
フロントフレームカバー(同3万800円)/インジェクションカバー(同2万4200円、ここでは別写真のようにキャンディ塗装サイドカバーとセット)/フレームサイドカバー(同3万5200円)/ラジエーターカバー(同1万9800円)/ヒールプレート(同1万6500円)もNaps Sportsのクリア塗装ドライカーボンパーツだ。なお、Naps Sportsではこれらカーボンパーツをセットにしたものも用意し、「クリア塗装セット」は31万6800円(ブラスターIIビキニカウルは含まれない)、「キャンディ塗装+クリア塗装セット」は63万8000円(タイガーパターン塗装=ブラスターII/サイドカバー/フロントフェンダー、他はクリア塗装)で用意している。
この車両ではリヤショックにナイトロンR3を選択した。
ホイールはアルミ鍛造のゲイルスピードType-N、フロント(3.50-17)はゴールド、リヤ(5.50-17)はグロスブラックと、あえて色違いを装着するが、このカラーリングでも以前紹介のタイガー同様にマッチングしている。リヤフェンダーはNaps Sportsドライカーボンパーツ・リアフェンダーのクリア塗装(4万1800円)。