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ブライトロジック GSX-R1000R(SUZUKI GSX-R1000R)

最新モデルをアップグレードしグラフィックでも締める

ブライトロジック GSX-R1000R
(SUZUKI GSX-R1000R)

取材協力:ブライトロジック TEL046-246-4488 〒243-0803神奈川県厚木市山際780-1
URL:https://www.bright-logic.com/
2024年 6月 17日

オーダーでの車両製作時にも凝らされる各部への配慮

スズキGSにカタナを含むGSX各車。続くGSX-Rも油冷、水冷、もちろん750/1100に1000と、多くの販売車両、そしてオーナーオーダーによるカスタムを作ってきたブライトロジック。歴代のヨシムラGSX-Rレーサーのレプリカも多数製作し、GSX-Rはむしろここに自然に集まってくると言った方がいいだろうか。いずれの車両でも変わらないのは、同店・竹中さんがいつも考える“正しい機能を引き出すというベースをきっちり作り込む”ということだ。

そこでこの車両だ。トリトンブルーメタリックの車体色にサイドの大きなSUZUKIロゴでそれと分かる最新型GSX-R、R1000RのM2(’22年型)。オーナーが依頼した車両で、耐久レーサースタイルで多くの部分をアップグレード化したというカスタムだ。いわゆるフル装備だが、これもただパーツを付けていくだけでない配慮があちこちになされる。

前後のMAGTAN JB4ホイールやオーリンズフロントフォーク/TTXリヤショックは、換装する際に清掃と給脂が行われる。ブライトロジックでは対象が新車、新品パーツであっても変わらない点だ。言われれば、あるいは実際を見れば当然と思えるが、意外に十分に施されていないことも多い部分でもある。高性能だから、新車だからでなく、きちんと確認した上で、その性能を正しく引き出す。そんな作業だ。GSX-Rシリーズならなおさらと言える箇所かもしれない。リヤホイールに入るダンパーラバーも、いったん外してラバーグリスを塗布した上で組み直す。変速や加減速の際にリヤホイールに起こる衝撃を正しく緩和させる。そんな、エンジンに影響を与える(場合によっては壊れる)大事な部分だから、施すのだという。

フロントマスターシリンダーはブライトロジックの当然と言えるブレンボに。タッチの良さ、リニアな作動を崩さないようにホース長さ(長くなると緩和されてしまう)にも配慮し、リヤはロックさせないようにセッティングされる。

細かい部分では、これも同店のGSX-R1000では定番だが、ミラーを純正のカウル表側から、裏側マウントに換えてスマート化を図っている。また、車両が仕上がった後にオーナーが乗った上で車高も調整キットを作って改めて調整するなど、フィッティングも詰めている。これも当然と言えば当然なのだろうが、いい車両作りには重要。全体のまとまりもさることながら、こうした点にも注目だ。なおこの車両、この後にアップデートが施されるのだが、それは別のテーマを持っているので、改めて紹介したい。

【 ザ・グッドルッキンバイク記事一覧はこちら!! 】

 

Detailed Description詳細説明

フロントカウルはヘッドライトも含めてクレバーウルフの'17~ストリートフルカウル換装して純正カラーでペイント。ミラーはマジカルレーシング・レーサーレプリカミラーのタイプ4ヘッドを、純正のようなカウル表でなくカウル内側のステーでマウントし、マス軽減と見やすさ向上を図る。これで空いたカウル側のマウント穴はSPEEDRAミラーホールカバーで塞いでいる。

テアリングステムはノーマルでフロントマスターはブライトロジックでは交換必須と考えるブレンボ製に換装。RCSコルサコルタが使われる。ワイヤ駆動式のクラッチはレバーをブレンボ・メカニカルクラッチレバーに換装。ハンドルグリップはヨシムラ製だ。

ウインカーは超小型LEDの製品を左右のサイドカウル前端とナンバーホルダーサイドに装着している。インナーフェンダーの着脱もスムーズに行えるようにし、ナンバーホルダーとここにつながるリヤの配線、ミラーを外せばすぐサーキット走行もできるように工夫される。

シートカウルもクレバーウルフの耐久シートカウルに換装し、純正スタイルのグラフィックを施した。

水冷DOHC4バルブ直4の999ccエンジンやアルミツインスパーフレームはノーマルでエンジンサイドにGB RacingのFIM公認エンジンカバーを装着。カウルの分割部に使われるクイックファスナーからも外装を変更していることが分かる。

ステップキットはヨシムラX-TREADを使う。ドライブチェーンは純正に同じ525サイズで、RKの525XXWをチョイス。

フロントフォークはオーリンズFGRT224(FG R/T NIX)でフロントブレーキはブレンボCNC 4Pレーシングラジアルキャリパーにブレンボ・スーパースポーツディスク。ベビーフェイス・アクスルスライダーも備える。

リヤショックはオーリンズTTX 2018GP(SU468)をセットした。

リヤブレーキはブレンボGP2-SS 2Pキャリパーにサンスター・ワークスエキスパンドディスクの組み合わせ。サイレンサーはヨシムラR-11SqサイクロンのSTチタンカバー。

ホイールはMAGTAN JB4で純正に同じ3.50-17/6.00-17サイズを履く。綾織りカーボン製のチェーンガードおよびリヤフェンダーはマジカルレーシング。キジマ製ヘルメットロックにドライブレコーダー用リヤカメラをセット、ベビーフェイス製レーシングフックも備える。

WRITER

Heritage&legends編集部

バイクライフを豊かにし、愛車との時間を楽しむため、バイクカスタム&メンテナンスのアイディアや情報を掲載する月刊誌・Heritage&legendsの編集部。編集部員はバイクのカスタムやメンテナンスに長年携わり知識豊富なメンバーが揃う。

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