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rain meister SPL. RVF/RC45(HONDA RVF/RC45)

'90年代スーパーバイクの雰囲気を活かした垂涎の1台

rain meister SPL. RVF/RC45
(HONDA RVF/RC45)

取材協力:rain meisterさん 取材協力:m-tech TEL075-932-6677 〒612-8486京都市伏見区羽束師古川町174-3
URL:https://mc-m-tech.com/
2024年 4月 05日
「RVFの完成形」をテーマに、往時を知れば刮目の車両

「実はこのバイク、前オーナーがいまして。m-techさんで製作中から憧れて、譲ってもらったものです」とは、このRVF/RC45を’08年に入手以来、乗り続けている現オーナーのレイン・マイスターさん。この車両は’23年10月22日、神奈川県・箱根で行われた「モトライダーズフェスタ」でのH&Lカスタムコンテスト=バイク・ビルドオフでGPZ900R・A10とともに同得票で1位を得た。

RVF/RC45と言えば、1994年に市販車ベースのレースレギュレーションがTTF-1からスーパーバイク(750cc。後に現在の1000ccへ)に移行する際、そのホモロゲーションモデルとして現れたもの。ホンダ・ワークスのHRCも同車で参戦を続けたが、その最終型の両持ちスイングアーム仕様こそがRVFの最終形とレイン・マイスターさんは考え、この車両にはそれが再現されていた。これがひとつ。もうひとつ、ワークスNR(NR750。市販車でなく、1987年のル・マン24時間耐久レースに参戦した車両)をオマージュしたカラーリングに惹かれた。それが入手の経緯だったという。経年劣化した外観塗装は、前述のコンテスト直前に再塗装して仕立て直した。

先の両持ちスイングアームなど、各部には眺めるほどに今では入手困難なパーツが散りばめられていて、それらをフィッティングしたのは冒頭のように、京都のm-tech。「(RVF/RC45は)レースの現場でイジリ倒しましたから」と笑う代表・松本さんのノウハウが活かされている。

「同じモノを……と言われても、もうパーツも揃えられない」(松本さん)という、希少なバイクをさらに希少パーツでカスタムした、このRC45。会場では往時のレースシーンを知るギャラリーの質問攻めに遭ったのは言うまでもない。

【 ザ・グッドルッキンバイク記事一覧はこちら!! 】

 

Detailed Description詳細説明

フロントカウルはSPOT FRP製のカーボンケブラー品をベースに、m-techで2眼仕様にモディファイ。ヘッドライトはRC30純正を流用。

タコ/スピードメーターはSTACK ST700SR。パネルにはヨシムラPRO-GRESS2メーターも追加する。写真では見えにくいが、トップブリッジはm-techによるワンオフ品に置換されている。

クラッチマスター、およびフロントブレーキのマスターシリンダーはブレンボ レーシングラジアルCNC。車体左側に備わるステアリングダンパーはオーリンズだ。

シングルシートカウルを装着。1987年にル・マン24H耐久を走ったワークスNR(オーバルピストンV4でプロトタイプクラスに出走)風カラーリングは再塗装でリフレッシュ済み。

ボア×ストローク:φ72×46mm、749ccの90度V型4気筒エンジンとPGM-FI(インジェクション)は純正。アルミツインスパーフレームも同様だ。

アップタイプ左右出しのカーボンシェルサイレンサーを持ったワークスRVFの“お約束”、アクラポヴィッチのマフラーを装着する。

オーリンズ正倒立フロントフォークはHRC向け仕様がベース。フロントブレーキはブレンボ削り出し4Pキャリパー+ブレンボφ320mmディスクの組み合わせ。

オーリンズリヤショックもHRC向け仕様がベースとなっている。

リヤブレーキはNISSIN NL5キャリパー+HRCディスク。そんなスペシャルパーツ群をフィッティングする細かなパーツもm-techがワンオフで対応。なお注目の両持ちスイングアームはm-techのワンオフで耐久レース用クイックリリース仕様(自社で整備しやすいためとm-tech松本さんは笑う)。前後ホイールはHRC製マグを履く。

WRITER

Heritage&legends編集部

バイクライフを豊かにし、愛車との時間を楽しむため、バイクカスタム&メンテナンスのアイディアや情報を掲載する月刊誌・Heritage&legendsの編集部。編集部員はバイクのカスタムやメンテナンスに長年携わり知識豊富なメンバーが揃う。

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