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アルファインダストリーズ×オートバイ GPZ900R(KAWASAKI GPZ900R)

ウエアブランドとコラボで作る“らしい”Ninja

アルファインダストリーズ×オートバイ GPZ900R
(KAWASAKI GPZ900R)

取材協力:アルファインダストリーズ/webオートバイ
URL:https://alpha-usa.jp/ https://www.autoby.jp/
2023年 10月 30日

カスタムの今も反映するべく多くの協力も得て作業進行

’23年の東京モーターサイクルショー、2輪専門誌の老舗・オートバイ誌ブースに展示されたGPZ900Rカスタム。じつはこの車両、フライトジャケットのMA-1など、ミリタリー系&ストリートウエアを展開するアルファインダストリーズと、そのオートバイ誌のコラボレートによって作られたものだ。GPZ-R登場の1984年からほどなくの1986年に公開されたアメリカ映画「トップガン」。そこに主演のトム・クルーズがフライトジャケット(G-1またはCWU-36/P)を羽織る姿に映画ファン、バイクファン、そして一般の人々までが刺激され、フライトジャケットが普通に街中で見られるようになった。MA-1はその最たるものだった。

’22年には続編の「トップガン・マーベリック」が公開され、GPZ900Rへの、そしてフライトジャケットへの印象を新たにした人も多かったはずだ。

これをきっかけに、アルファインダストリーズ公式のカスタムデモ車両を作ろうと話が進み、オートバイ誌とともに選んだ車両がまさに“らしい”GPZ900R。車両の状態が良かったため、当初は純正をベースに、ペイントを軸にして仕立てる方針だった。ただ、アルファ社が伝統的なものに新しいものを採り入れる姿勢のブランドということで“カスタムの今”を感じる車両を作ろうと方針を変えた。

そこにGPZ900R=Ninja系パーツで知られるパーツメーカーやカスタムショップなど各社が協力し、製作が進んでいった。何を使うか? 採り入れるパーツを検討し、ではホイールを換えようと決まったところから、各部パーツも選定していく。

マフラーはチタン製でありながらあえてブラックアウトし、サイレンサーにもアルマイトでブラックを施したケイファクトリーのワンオフ。フロントスプリングやリヤショックはYSS製を。ダウンチューブやこれにつながる構造のステップはナイトロレーシングと、なるほどと思える選択が各部に見える。

こうしていったんのステップでの完成を見た上で冒頭のようにショー展示に至った。だが、まだブレーキ系など、手を入れる余地が残ったとのことで、これらは追加の予定を立てている。さらに進化して、各地のイベントにも登場予定というから、その姿も追ってみたい。

なお、協力ブランドはここにまとめて記しておこう。
●ブルドッカータゴス https://www.bd-tagos.net/ ●ヒロキックスデザイン https://www.hirokix-design.jp/ ●ノーブレスト https://noblest.co.jp/ ●サンクチュアリ—本店 https://www.ac-sanctuary.co.jp/ ●ピーエムシー https://www.win-pmc.com/●ケイファクトリー https://www.k-factory.com/ ●ポッシュフェイス http://www.posh-faith.co.jp/ ●アクティブ http://www.acv.co.jp/ ●しゃぼん玉本店 https://shabondama.co.jp/ ●マジカルレーシング https://www.magicalracing.co.jp/ ●丸直シート事業部 http://www.marunao.co.jp/bike/ ●ブリヂストン https://www.bridgestone.co.jp/(順不同)

【 ザ・グッドルッキンバイク記事一覧はこちら!! 】

 

Detailed Description詳細説明

角型ボディのミラーはマジカルレーシング製レーサーレプリカミラー・タイプ5ヘッドでスクリーンはアクティブ扱いのゼログラビティ・タイプSR。フロントのKawasakiロゴ、ふたつめの「a」はあえて大文字の「A」、アルファインダストリーズのロゴにアレンジされている。

ゴールドラインの太さや各部ロゴ配置から、A16=ファイナルエディションのパターンをベースにしたペイント。ヒロキックスデザインが担当し、ベースのレッドやブラックにもフレークを入れたり、ロゴ類にもオリジナルを重視しながら絶妙なアレンジを加えている。

ラインだけでなくロゴ類もフルペイント。サイドカバーのGPZロゴの下はA16純正は「TWINCAM 16-VALVE」と入るが、これを「ALPHA INDUSTRIES」文字に変えた。

前後ウィンカーおよびストップランプはPOSH製で内部ライトはバルブでなく、今らしいLEDに換わっている。シートは丸直でリメイクした。

エンジン&キャブレターは手を入れていないが、ダウンチューブKITとこれにステップKITを強固に締結してダブルクレードルスタイルを作るナイトロレーシング・NinjaコンビネーションKITを追加。オイルクーラーHIGHマウントKIT、ワイドラジエーターKITもナイトロレーシング。アンダーカウルは外した状態となり、その際にアッパーカウル下端をスマートに見せるカーボンアッパーカウルエンドは、しゃぼん玉製を装着する。

排気系はケイファクトリーのCLR系チタンエキパイに黒耐熱塗装を施し、ブラックアルマイト加工されたサイレンサー(タゴスマークやブラッシュパターンをホワイトでレーザーマーキングしている)を接続したスペシャルワンオフ品だ。

ナイトロレーシングのバックステップKITはこのように下部にT/Tアダプターを介して前側のダウンチューブKITと強固に締結される。

サイドスタンドは、GPZ900R用サイドスタンドTAGOS+Kに変更。純正+30mmと長くされ、駐車時の車両傾斜角を最適化する。取り付け部も強くなり、経年での開きを抑えてくれる。

前後サスはPMCが扱うYSS製を使う。φ41mmフロントフォーク内には専用セッティングのYSS製スプリングが入る。ブレーキはGPZ900R純正を使っている。

前後ホイールはアルミ鍛造のO・ZレーシングGASS RS-A。純正スイングアームにも入る設定の3.50/5.50幅が適合し、前後17インチ化した。リヤブレーキもGPZ900R純正を使う。

リヤサスにはYSS製最高峰のフルアジャスタブルMG456・リヤ17インチ用ショックを装着する。アルミスイングアームやリンクは純正のままだ。

タイヤはストリートからサーキット走行会レベルまで楽しめるブリヂストンS22でサイズは120/70ZR17・180/55ZR17を選択。ドライブチェーンはEK530RKを装着している。

WRITER

Heritage&legends編集部

バイクライフを豊かにし、愛車との時間を楽しむため、バイクカスタム&メンテナンスのアイディアや情報を掲載する月刊誌・Heritage&legendsの編集部。編集部員はバイクのカスタムやメンテナンスに長年携わり知識豊富なメンバーが揃う。

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