ショップのカスタムの幅を広げるためのトライ
「元々ウチのオリジナルパーツを使ったデモ車両だったんですが、
基本をそのカフェレーサースタイルというルックスに置いたのも、
対してこのクラシックスタイルというかボバースタイルというか、
「旧車をレストアしたり、
完成したら「普段は飾って、たまに乗ってみたい」
もう一度見直すと確かに今風のスクランブラー系カフェレーサー。
Detailed Description詳細説明
ヘッドライトは4輪用でメーターも小ぶりな別体式。ミラーはバーエンドタイプとして車体全体の見た目の高さも抑える構成だ。
フロントフォークとステアリングステムはφ35mmのCB750FBのノーマルのまま。右横に、そのフロントフォークと平行に付けられたステアリングダンパーで減衰補助も行っている。
ハンドルバーはT.T.Rオリジナルの人気商品、旧車用AKUOSセパレート(φ35/37/39mm各サイズあり)。ウインカーも小さいが、光量は車検適合だ。
エンジンは750FノーマルでT.T.Rイージークラッチキットや同真鍮カムカバーを組む。キャブレターはカワサキKZ1000純正を加工流用している。
シングルシート風でテールカウルを廃したテールまわりも特徴。LEDテールランプとウインカーはテールパイプに沿わせてマウントされる。
前後ホイールやスイングアームはCB750FBのノーマルで、ボバースタイルの流儀に則って、ナンバーステーをスイングアームから延長して装着。
ソリッドな地肌をそのまま生かした燃料タンクはアルミ製。ドレミコレクションのCB1100 type-R(CB1100のCB1100R外装キット)用を流用加工してセットする。
チタン4-1のマフラーは、撮影時はジェイズ製フルチタンを装着していた。FBノーマルのホイールは裏コムスタータイプをブラック仕上げしているのだ。
フロントはブレーキラインをステンレスメッシュ化した。ブレーキキャリパーをFAとする以外はCB750FBノーマルだが、ブラックで統一することでこうも印象が変わる。
ステップまわりもノーマルだが、ベースプレートがマットブラック化されることでラバー部分がボバーの標準的なルックスとなった。